ダクト付きボンネット装着でオールペン計画が発動!【デュランゴの挑戦 Vol.74】
2017年秋にガレージジョーカーで注文したダクト付きボンネットが到着し、その後の進展状況をお伝えしていなかったけど、実はコツコツ進展しているのだ。そして、ボンネット装着に合わせて、オールペン計画も正式決定!
DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】
DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】
世界で一台のマッスルSUV への道Vol.74
2017年秋にガレージジョーカーで注文したダクト付きボンネットが到着し、その後の進展状況をお伝えしていなかったけど、実はコツコツ進展しているのだ。そして、ボンネット装着に合わせて、オールペン計画も正式決定!
ダッジ純正ゴーマンゴーこれでオールペン?
2017年12月号で初公開した、デュランゴ用ダクト付きボンネット。初代デュランゴ用に新しいデザインのボンネットが出ることにマジ感動し、パーツを紹介してくれたガレージジョーカーで即決購入させていただきました。ダクト形状的に、ダッジ・バイパーのように中央に一つ、両サイドに5枚のダクトが備わる。
裏側を見るとダクトはダミーではなく、しっかりインテーク部分に空気が流れる仕組み。つまり、本気仕様。加えて、素材がグラスファイバーということで、一人で持ち上げられるほど重量は軽い。純正は絶対に一人では持ち上げられない。ということで軽量化。
これまで様々な社外ボンネットをアメリカから仕入れてきたガレージジョーカーの小川氏によれば「全体的に歪んでいたり、細かく見ると修正が必要なものが多いが、このボンネットはかなり精度が高い」と言う。そんな素晴らしいボンネットを、年を越してもなぜ装着していないのか。ま、見ての通り素材のままなので、色を入れる必要がありますわね。
そのまま黒に塗れば話が早いんだけど、せっかくなら「違う色でオールペンを…」という、今までにないぐらいオールペンに気持ちが傾いてます。でもそれを本当にやるのか、中々決断に至らず。それで、数ヶ月経ったいまでも進展せず…。そんな優柔不断な僕に痺れを切らしたガレージジョーカーさん、下地処理の磨きとサフェーサー処理まで終わらせて、プレッシャーを掛けてきます(笑)。
そして今回お店にお邪魔すると、なんと、ボンネットの裏側をダッジ特別カラーのゴーマンゴーでペイント済み! 確かに、黒以外だったらゴーマンゴーに近い色が希望と思ってたけど…。なんかもう、黒という選択肢はないですね(笑) こうなったらオールペンします!
以前、覇王と契約したボンネット、実は少しずつ動きがあった
オイ、旦那、そろそろ腹を決めて決断しようや オールペンしてぶっ飛べよ。
ガレージジョーカー 覇王こと小川氏
AMERIHOOD デュランゴ用ダクトボンネット ダッジ・バイパータイプ
こちらが、2017年秋に注文したダクト付きボンネット。中央1つ、両サイドにそれぞれ5個のダクトが備わる。ダクトはダミーではなく、中央のダクトはインテーク部分に空気が流れる仕組み。メーカーはAMERIHOOD。同メーカーでは、このバイパータイプの他に、ヘルキャットタイプのダクト付きボンネットも販売中。
下地のサフェーサーが定着しやすいように、表面をバフで傷をつける。
ペイントの基本である下地処理。サフェーサーで全体を塗付。
サフェーサーが終わり、しばらくこの状態で放置されていたが…。
数ヶ月後
ちょっとよ、 見せたいものがあるんだ。 ヨッコラショ…。以前と同じ状態のボンネットに見えたけど、小川氏が何やら…。
裏をゴーマンゴーで塗ったぜ
まさかの展開! 小川氏がボンネットの裏をゴーマンゴーで塗装してる! 「これで少しはイメージ湧くだろ?」。確かにワクワクする色ですな。ま、コレを見て「やっぱ黒で」とは、死んでも絶対に言えませんけども…。
ゴーマンゴーをベースに明るくする?暗くする?
細かい色合いを決めきれず、またも作業は持ち越し
もはやボンネットを黒にするという選択肢は消えて、ダッジの特別カラー・ゴーマンゴーでオールペンすることに決めました! 様々なメーカーのカラー見本見ても種類がありすぎて決められません(笑)。
ただ、ベースがゴーマンゴーで、微妙な色合いを変えたオリジナルカラーにします。当初はベースより暗い色合いが良かったけど、実際に調合してもらうと明るいのも良く見えてくる。いや~どっちもイイね。そして、散々悩んで決めきれず…。もう少し、もう少しだけ悩ませてください…。仮付した姿、いかがです?
1999y DODGE DURANGO デュランゴの軌跡
埼玉県所沢市にある解体屋「T&Kインターナショナル」に持ち込まれたデュランゴを、当時所有していたアメマガ号アストロと強引に交換トレード。エンジンこそ調子が良かったデュランゴだが、外装にキズも多く、内装もパーツが外されていたりと、一般に売られている車両と比べると程度は中の下。
引き取り手がいなければ、今頃はスクラップになってたかも…。そんな状態だったデュランゴを日本一のスタイルにすべく、復活&カスタムをしていくのである。
GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
千葉県銚子市四日市場町238
https://www.garage-joker.com/
TEL:0479-25-7740
FAX:0479-25-7743
営業:10~19時
定休日:火曜日
90年代モデルを中心に、高品質な車両を扱うガレージジョーカー。品質重視なので、人気車ではないレアモデルが並ぶことも多い。すべての車両は基本的な消耗品を交換し、時には塗装も塗り直してからの販売も行なっている。パーツは本国とのルートがあり、毎週発送されている。ショールーム内には専門店顔負けのUS 雑貨が豊富に並び、マニアからは絶大な人気を誇る。
■写真&文:相馬一丈
アメ車マガジン 2018年 5月号掲載
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