C1コルベットの「ホンキのフルレストア」を慣行!【C1 コルベット・リバース・プロジェクト】
AMSのレストモッド企画。前回からやや時間が過ぎたが、今回は、いよいよアメリカからパーツが到着。具体的にどのようなパーツを装着&交換するのかを紹介しよう。
C1 CORVETTE Rebirth Project 3nd Episode
AMSのレストモッド企画。前回 からやや時間が過ぎたが、今回は、いよいよアメリカからパーツが到着。具体的にどのようなパーツを装着&交換するのかを紹介しよう。
アメリカからの取材オファーがあるほどの壮大なプロジェクト!!
1958年型のC1コルベットをレストアしつつ、現代のクルマと比べても遜色なく、普通にクルージングできるようにモディファイを施すこのプロジェクト。ポイントとなるのは極力オリジナルテイストを残しつつも、安全性や快適性を向上させ、真夏でも快適に乗れるC1を目指すのが基本的なコンセプトとなる。
今回アメリカから届いたパーツは、インテリアが中心。カーペットやダイノマット、エアコンに加え、フロントブレーキをディスク化するので、ローターやキャリパーも含まれており、ブレーキのマスターシリンダーストッパーも交換。
ボルト1本にまでオリジナルにこだわる人もいるが、何せ60年前のクルマ…当時と今では交通量が全く異なるため、安心して走るにはブレーキの強化は必須だ。今回届いたパーツの合計金額は約180万円で、最終的なパーツ総額は300万円程度になるとか。
さて、エンジン&ミッションも外され、いよいよ作業に取り掛かるわけだが、まずはパワステの装着から実施。キットには取り付け用のマウントも含まれるが、何せアメリカのパーツ。取り付け位置を探り出し、最終的には溶接になるので、言葉は悪いが結構アバウトな感じは否めない。
今回使用したパーツのほとんどが、エックラーズのアイテムでAMSが1台分注文したのでアメリカから取材の申し込みがあったとか。アメマガだけでなく、世界にデビューする、壮大なプロジェクトになりつつあるのだ。
パワステ化の核となるのは、ラック&ピニオンの位置決め。もちろん各部のリンク類も新調するが、ここがどれだけスムーズにできるかで作業時間が大きく変わるのだ。
ビンテージカーのオーナーにとってバイブルとも言える、いわゆるリプロパーツメーカーのECKLER'Sのカタログ。車種別に冊子が分かれているので、見ているだけでロマンと妄想が膨らむ。
今回届いたパーツの総額は、約180万円。それなりにかさばる物も多いので、自宅でコツコツレストア…なんて考えない方が懸命。やはり、プロにお任せするのが良さそうだ!
今の時代にエアコンレスなんて、あり得ません。今回選んだのは、旧車のマストアイテムと言えるビンテージエアー。配管類まで一式セットになっているのだ。
フロアマットも新調。オリジナルの内装色にこだわりレッドをチョイス。ピカピカに仕上がったら、土足厳禁車にしたくなるかも。
ロードノイズなどの遮音と断熱効果をあげるために、ダイノマットをフロアとカーペットの間に敷き詰める。ダンボールの中には、各部のモール類が入っている。
アルミラジエターと一緒に入っていたのは、リヤの三角窓。割れ物の表示が確かにしてあったが、結構大胆な梱包の仕方。さすが、アメリカンだわ…。
ボディや内装色に合わせ、ステアリングはもちろん赤。ちなみにシートベルトも新品を取り寄せており、こちらも赤になる。
フロントブレーキはディスクに変更。キャリパーはWILWOODで、マスターシリンダーストッパーも新品に交換。また、ブレーキラインもステンメッシュに変更し、踏み込んだ際のダイレクト感をUP。
AMS Ando Motor Service
【アンドウモーターサービス】
所在地◆愛知県岡崎市井田新町9-15
Phone◆0564-64-6969
営業時間◆10:00 〜 19:00
定休日◆日曜日
アメ車を始め、様々な国のビンテージモデルのレストアを得意とするAMSでは、オリジナルのパーカーも好評販売中。気になるお値段は6,800円(税込)と、意外とリーズナブルな価格。サイズはS~LLLまであり、LLLのみ7,300円(税込)となる。
Photo◆Takeo Asai Report◆Ryo Sorano
アメ車マガジン 2018年 5月号掲載
最新記事
2024/11/21
【シェビーバンG20】子育て世代にはミニバン !?いやフルサイズ一択でしょ!
これまでアメ車を愛用してきた者たちがアメ車から離れるタイミングで比較的多いのが、子育てが始まった時。何不自由ない広々車内に加えて維持費も安い2Lクラスの国産ミニバンへと乗り換えるのがセオリー。でもフルサイズバンって選択肢も意外とアリ!?
2024/11/20
【ビッグバーンモータース】築き上げた知識と経験が信頼の証。
創業37年。アメ車に完全にシフトして30年になる埼玉のビッグバーンモータース。創業当時から整備に力を注ぎ、その長い知識と経験を頼りにするオーナーは数多い。
2024/11/19
アメ車好きの父の密かな夢、最愛の娘とのツーショット
16年前に当時11才だった愛娘と一緒にアメマガに登場したオーナーさん。娘が大人になってアメ車に乗り、もう一度一緒にアメマガに…。そんな夢を胸に秘めていたオーナーさんの夢が遂に実現。
2024/11/18
どんな車種でも装着するだけで、気ままなクルマ旅が楽しめる!【OVERLAND SPEC OUTDOORS ROOF TOP TENT】
オーストラリアに端を発し、アメリカや日本を初め、世界各地でユーザーが増加しつつある「オーバーランドスタイル」。様々なアメ車を販売するスカイオートでは、OSO製品を各種取り扱い中だ。