アメリカントラックでドリフト参戦 走る楽しさをもっと味わおうぜ!

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「走る楽しさ」を多くのオーナーに体感して欲しいとして、様々な走行会に参戦している。今回はアメリカントラックの2台でドリフト参戦だ!


デュランゴ企画はお休みで、レーストラックと楽しい遊びに参加

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愛車の成長していく過程を楽しむことが「チューニングの醍醐味」と語るレーストラック高橋氏。「走る楽しさ」を多くのオーナーに体感して欲しいとして、様々な走行会に参戦している。今回はアメリカントラックの2台でドリフト参戦だ!

80台の参加でアメ車はこの2台だけ

ドリフト参戦するクルマはこの2台!

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「最高速を伸ばしたいとか、街乗りで気持ちよく走りたいとか、チューニングを施すオーナーも増えてきたけど、違ったジャンルの『走る楽しさ』にも興味を持って欲しいよね。アメ車が壊れやすいという都市伝説も覆したいし、手入れさえすれば日本車よりもタフなクルマだから、可能性はまだまだあるよ」と語るのは、レーストラック代表の高橋氏。

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同氏は、アメリカのデザートレースを始め、様々なジャンルのレースシーンに参戦経歴を持ち、走る楽しさを誰よりも経験していることが、チューナーとしての礎となっている。そんな高橋氏が、我々アメ車乗りに、もっと積極的に走りを楽しむ場に足を踏み入れて欲しいとして、オーナーと様々な走行会に参加している。

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その中でも異種格闘技戦ともいえるジャンルがドリフトだ。ドリフトといえば、ワイルドスピードなどカーアクション映画で、リアタイヤを滑らせながらコーナーに進入してクルマを立て直すシーンを思い浮かべる人が多いハズ。日本は漫画やドリフト競技会「D1」の影響で、世界でもドリフトが盛んな地域。

ただ、使用されるクルマはほとんどが日本車。数少ないアメ車も、D1に登場する完全武装のレースモデルであり、アメ車と言われても、どこか浮世離れした印象。だからこそ、アメ車でドリフトは映画の世界だけの話として、中々認知されてこなかった。そうした状況を打破しようと、果敢にもアメ車でドリフトに参戦しているのがレーストラックという訳だ。

参戦のテーマは、あくまでも一般走行レベルの装備で走ること。参加モデルは、ラムとC1500。足回りこそ強化チューンしているが、ドリフト特化ではなく、街乗りでの実用的なチューン。結果ウンヌンより、一番はコースで走りを楽しむこと。アメ車でドリフト、今後注目です!

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日本車で数々のドリフト走行会に参加経験のある森久保さんが、トランスポーター用として購入したダッジ・ラム。試乗時にアクセル全開にしたらケツが流れるパワーを体感し、高橋氏にも「ラムでドリフトやったら英雄になれる」と感化され、ラムでドリフト参戦を決意。

へダース、ラムエア、排気切り替え弁付きマフラー、ヘビーデューティーLSD、リミットストラップ(などでチューニング。車高はフロント4、リア6インチダウン。フロントリップやサイドスカートはアルミ板でDIY製作。

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CHEVROLET C1500

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レーストラックが誇る「最強の代車」C1500。子供たちからは、カーズと呼ばれる。V6エンジンでベンチシートと、ドリフトにはデメリットな仕様だが、森久保さんのテクニックとレーストラックの味付けにより見事ドリフトを披露。今回のためにリミットストラップを加えて、リアの跳ね上がりを制限する。

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ラムとC1500でのドリフト参戦は、今回が初めてではなく過去数回。その経験を踏まえて、今回は各車仕様を変更して挑むことになった。2台ともドライバーは森久保さんが兼ねる。

会場で多くの参加者から声を掛けられるなど、この走行会では森久保さんは常連さんだ。日本車が多いドリフト業界に、アメ車ピックアップトラックで参戦する圧巻な姿が目に止まり、業界専門誌「ドリフト天国」でもこの2台は特集されている。

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オートマ&フットパーキングブレーキでもドリフト可能な秘技教えます!

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森久保さんに、オートマ&フットパーキングブレーキ車でもドリフトできるポイントを教えてもらったぞ。ハンドル操作など細かい技術は中々説明が難しいが、基本的にオートマ車は2速固定。フットパーキングブレーキは、解除レバーに煙草の箱を挟みフリー状態にしてブレーキ操作。あとは恐れずアクセルを踏むこと!

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リアが軽くパワーのあるラムは、進入速度も速いままドリフトを披露。ひと際車体が大きいラムがコーナーを流れる姿は、会場でも大きな歓声が上がっていた。タイヤの消耗がその凄さを物語る。

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  アメ車マガジン公式フェイスブックに走行動画がアップされているぞ!その①
アメ車マガジン公式フェイスブックに走行動画がアップされているぞ!その②  

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さすがの森久保さんもV6のパワー不足を感じていたが、ベンチシートでホールド出来ない体勢で踏ん張る姿はアッパレ!

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千葉県の茂原ツインサーキットで開催されたドリフト走行会。約80台の参加車の中で、アメ車はラムとC1500の2台だけ。本気仕様の車両も多く、さすがな走りっぷりを見せていた。一方で、初心者体験などもあるので気軽に参加できそう。読者のみんなでドリフト参戦してみる?

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JAPAN RACETRUCK TRENDS【ジャパンレーストラックトレンド】
東京都江戸川区松江7-20-12
TEL:03-5661-3836 
FAX:03-5661-3837
営業:10~21時 
定休日:日曜日
広大なファクトリーには、ランボルギーニなどのスーパーカーからアメ車ビンテージなど様々なモデルがチューン&メンテでピットイン。豊富な知識と経験を持つ高橋代表は、アメマガ創刊時からメンテナンスの指南役として解説を行なっている。得意のチューニングは、愛車がレベルアップしていく過程をオーナーが楽しむことを大事にしている。


■Text & Photos|アメ車MAGAZINE
アメ車マガジン 2018年 7月号掲載


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