【ウイングオート】走りを楽しむためには、予防整備が非常に重要

FORDのグローバルサブディーラーであるウイングオート。クルマを走らせる楽しさも提案するが、その楽しさをしっかり体感するにはメンテナンスも重要。新たにマスタングデビューするユーザーのために、予防整備に取り組み始めた。
乗って楽しいマスタング
安心感という品質を提供それがウイングオート!
初代の面影を色濃く反映し、現在のマスタング人気の礎を築いたS-197マスタング。まだまだ現役バリバリ…と言いたいところだが、最初期モデルは2005年なので、今年でちょうど20歳を迎えている。そう聞くと、どんなに見た目が綺麗でも、年数相応の経年劣化が進んでいる。そこでウイングオートでは、新たなメンテナンスプランを提案。今は大丈夫でもいずれメンテや部品交換が予想される箇所を納車前に実施することで、より安心したアメ車ライフが送れるというものだ。
基本的な納車前点検に加え、エンジンオイルなど油脂類、ワイパー、エアコンフィルターを交換。バッテリーのチェックを実施するが、これに加え予防整備的なメンテナンスパッケージを用意している。その一例となるのが、フロントサスペンションのロアアーム&タイロッドエンド交換だ。通常は工賃を含め25万円程度となるが、これが約半分で交換可能。また中古車の購入と同時にカスタムしてアップグレードしたい人もウエルカムで、カスタム費用を抑えることも可能だ。
中古車を選ぶ時、どうしても価格や見た目で選びがち。だがウイングオートならそこに安心感もプラスされる。その違いを体感して欲しい。
MAINTENANCE of MUSTANG
純正診断機でエラーをチェック
FORDのグローバルディーラーであるウイングオートでは、最新の診断機であるVCM3を使用して状態を診断。メーカーから提供されるアップデートプログラムも反映できるので、常に最善の状態を維持できる。購入後のメンテもウイングオートなら安心だ。
灯火類のチェック&交換
納車前点検で灯火類のバルブ切れやレンズの割れがあったら、もちろん交換を実施。そもそもウインカーやライトが点灯しないクルマが、一般公道を走って良いわけがない。「アメ車はこんなものですよ…」という言いわけは、ウイングオートでは一切通用しない。
フロントサスのロアアーム&タイロッドエンドを交換




走行距離が少ない車両でも、重いタイヤ&ホイールを装着していると、フロントサスペンションのロアアームに負担がかかり、ここにガタが出てくる。中古車であっても、可能な限り新車に近いコンディションを体感できるように、新品部品への交換をウイングオートでは提案。いずれは行わないといけないメンテナンスが、通常の半額程度で実施できるのなら、やらない理由はない。足回りの整備は、ショック&スプリングだけと思いがちだが、リンク類を交換すると操舵性が蘇る。
ブレーキパッド交換&サビを撤去してトラブルを予防




クルマにとってブレーキは、もっとも重要な部品。キチンと作動しなければ、重大な事故を引き起こしかねない。例えば10万km程度しか走行していないこの個体でも、リヤのパッドがすり減っていたし、ブレーキディスクの一部にはサビが発生していた。見た目の問題からではなく、そこから腐食が進行するのを防止するためにサビ落としを実施。細かな部分にまで配慮し、長くマスタングを楽しんで欲しいというウイングオートの気持ちが込められている。
リヤサスペンションの各部ブッシュ類の交換


リジッドアクスルを採用するマスタングのリヤサスペンションは、独立懸架よりも頑丈ではある。だが、トレーリングアームの根本や、特にホーシングを上から吊り下げるアームのブッシュは特に劣化しやすい。乗り心地の悪化はショックのヘタリと決めつけがちだが、この様なブッシュ類も非常に重要。しなやかな乗り味を復活させたいなら、交換はマストだ。
リヤのバンプラバー交換


リヤタイヤがボディと接触するのを防ぐバンプラバー。意外と脆く、ちぎれてなくなっている個体も多い。ちょっとした段差を乗り越えた時にリヤタイヤがボディと接触しかねないので、キチンと新品部品に交換。特にタイヤサイズの変更やインチアップしている人は要注意すべきポイントと言えるだろう。
バッテリー交換


スタートボタンを押せばエンジンが始動する。この当たり前の動作だが、バッテリーが劣化していたらそれさえままならない。特に夏や冬はバッテリーへの負担が大きくなり、不具合が発生しやすい。バッテリー内の希硫酸からガスが発生し端子部分に結晶や腐食が発生していたら迷わず交換すべき。もちろんウイングオートでは納車時に、新品に交換を実施。
エンジンオイルをはじめとした油脂類の交換


クルマは様々な部品が組み合わさって動いているが、そのスムーズな動きに欠かせないのがオイルやフルード。ただ点検するのでなく、しっかり交換を実施。またオイルには潤滑だけでなく冷却や洗浄という機能もある。クルマの性能を引き出すためには、これらも非常に重要な部品の1つと言えるだろう。
Thanks:WINGAUTO
TEL:052-409-5434
HP:http://www.wingauto.co.jp
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2024年10月号掲載
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