ワンオフ加工で個性を最大限に引き出す【ジェットシティ】
個性的なカスタムを世に送り出すジェットシティには、オーナー自らが持ち込むパーツ装着の依頼も多い。時には他車種のパーツもあるのだが、それすらも違和感なくフィッティングさせるのがジェット流。
AMERICAN CUSTOM COOL RIDES
国産ドリ車のウイングを拡張加工で取り付け
'15 CHEVROLET CAMARO
マスタングでSEMAショー出展、2024年の東京オートサロンでも新作マスタングを披露するなど、益々マスタング推しが浸透してきている広島のジェットシティ。それでも同ショップの売れ筋はカマロであり、カスタムの依頼が多いのもやはりカマロだ。
初めての愛車として、7年前の20才の時にカマロを購入したKAIさんは、そんな「カマロ好き」のジェットシティを訪れカスタムを依頼。ケロベロスのサイドエアロは、誰も装着している人がいないと言う理由でKAIさん自らが取り寄せたもので、それにマッチするようにZ28ルックフロントスポイラーを加工装着し、大型ウイングは国産ドリ車用のウイングを拡張して取り付ける。
なお、KAIさんが九州在住であることから、加工はジェットシティが信頼する福岡のASJにお願いした。その間ジェットシティは、オリジナルマフラーとして今後販売も検討するチタン出口の4本出しマフラーを製作し、さらにシートなどの張り替えを行なった。
オーナー持ち込みのパーツは、お世辞にもパーツの品質精度が良いとは言えず、拡張加工に加えて様々な加工調整もされている。その手間を考えれば、他店では断られることもあるだろう。もしかしたら、無理やり装着して終わらせる可能性もある。だがジェットシティは、そうしたパーツともしっかり向き合い加工調整を施していく。見た目の派手さばかりがフィーチャーされるが、そうした見えない部分の拘りもジェットシティの魅力だ。
因みに、KAIさんの彼女もカマロ乗り。もしかしたらいずれ、二人での登場もあるかも?
オーナーのKAIさんが購入し持ち込んだケロベロス・サイドエアロ。それに合わせZ28ルックフロントスポイラーを装着し、ウイングは国産ドリ車用を拡張加工して取り付ける。マフラーは、ジェットシティが販売を検討している4本出しオリジナルマフラーのプロトタイプ(今後変更予定)。
ホイールはフォージアートの22インチで、トゥルースパイクを組み合わせる。サスペンションは車高調に変更。
ボディに合わせてレッド×ブラックのコンビシートに張り替え。外装だけではなく、インテリア改装もジェットシティの得意とする部分だ。
OWNER KAIさん
SpecialThanks:ASJ
TEL:092-410-3668
JET CITY
HP:https://jetcity-motoring.com
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年3月号掲載
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