【キャデラック エスカレード】悪い先輩に影響され(笑)思い切ってアメ車デビュー

遠距離恋愛を続ける彼女と過ごす貴重な時間は、行きたい所ばかりでハードスケジュール。でも、愛車の軽自動車では行く場所も限られ、男としてなんだか不甲斐ない…。優越感のあるクルマに乗って彼女とドライブするため、22才の成さんは初めてのアメ車を手に入れる決断をする。
大好きな彼女と不甲斐ないドライブはもうしたくない
'07 CADILLAC ESCALADE
鍛え上げられた肉体とサーフィンで焼けた肌。まさに「海が似合う男」を絵に描いたような出で立ちの、若干22歳の成さん。愛車は2023年6月の誕生日に購入した、初めてのアメ車となる07年型エスカレード。その隣で笑顔を見せるのは、関東最東端の千葉県銚子市に住む彼に会うため、遠路兵庫からやってきた彼女。
千葉と兵庫で遠距離恋愛を続ける二人にとって、一緒に過ごす時間はとても貴重なもの。買い物や観光に行くスケジュールもビッシリで、道中の車内も楽しい時間。初めて購入したクルマは、とりあえずの軽自動車。だが、長距離移動は苦痛だし荷物も積めず、そして何より、大好きな彼女を乗せて走るクルマとして威厳がなかった。「隣を走る外車に同じ年代のカップルが乗っていて、自分が不甲斐ない男に見えてきて…」。
実は成さん、軽自動車に乗る前にカッコ良さに惹かれて、とあるアメ車を検討している。だが、燃費の悪さ、デカいを理由に断念。相談した両親にも大反対されたそうだ。そんな成さんに転機が訪れたのは、銚子市への転勤。縁もゆかりもない土地だったが、職場には同年代の先輩も多数在籍しすぐに打ち解けた。なかでも一番打ち解けた先輩がいて一緒に行動することも多かったのだが、その先輩が乗るクルマこそ、昔断念したアメ車のエスカレード。「生で見るエスカは無茶苦茶カッコ良かったし威厳もある。それを見たら、燃費の悪さなどのネガティブな印象はどうでも良くなって(笑)」。そのままの勢いで先輩に連れて行ってもらったのは、ガレージジョーカー。「小川社長の見た目の怖さには戸惑いましたけど(笑)、話していくと面白くて頼りになる人だと実感。すぐにエスカを探してもらい購入を決めました」。
エスカレードに乗って、初めて彼女を向かいに行った際の優越感と彼女の嬉しそうな顔は今でも忘れられないと成さんは言う。もはやエスカレードは、貴重な楽しい時間を過ごす上で大切な存在だ。
ワイルドさを出すため、純正と外径を変えず17インチのタイヤホイールを装着。彼女は助手席で写真を撮りまくるほどエスカレードが大好き。因みに、成さんが影響を受けた先輩とは、 こちらで紹介したエスカレードESV に乗る佐藤さん。同じエスカレード購入に当初はためらったが、佐藤さんが「一緒に並べようぜ」と言ってくれて決断。
OWNER : 成さん
GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
TEL:0479-25-7740
HP:https://www.garage-joker.com
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2023年12月号掲載
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