いつものクロスファイブとは異なるメローで心地良いサマータイムを満喫

20th Aug 2023
CROSS FIVE PICNIC and CAR MEET
@OSAKA HOKKO MARINA
北港の絶景ロケーションを舞台に70台限定のディスプレイ!
いつものクロスファイブ大阪といえば舞洲。数年前までは5月開催だったが、ここ数年は8月開催と全国ツアーの中でもっとも熱い、暑いイベントとして夏の風物詩の如く定着していた昨今。
そんな大阪が2023年はなくなる!? なんて寂しい噂も流れていたが、会場を北港マリーナへと移して開催された。目の前には桟橋にクルーザー。SUPやカヤックを楽しむ人、さらには週末を海辺で楽しむファミリーの姿も多く、良い意味でいつものクロスファイブとは異なるメローで心地良いサマータイムを満喫。
ステージやBMX、FMX エアトリックショーも今回はお休み。ズラリと並べられたUS カスタム車両と海を眺めながらマッタリと過ごす時間は逆に新鮮。
そして2023年10月15日にはセントラルサーキットでコースパレード有りのトラック& カーミートが開催される。2023年12月の名古屋ファイナルを前に、まだまだクロスファイブが楽しめるなんて熱過ぎる!
20周年の節目を超えたクロスファイブ。これまでの定番を打破し、さらにUSカーカルチャーイベントの先駆者として進化していく姿勢から目が離せない。


例年エントリー台数の多いショップブースも健在。TMオートサービスからは常連のトラック勢のほか、アメマガ表紙を飾ったモデルAや、ワイドボディキットZ-ARMERを装着するC7もエントリー。ジェットシティ御一行も広島から参戦。会場は完備されており、隣接するレストランの中は空調も聞いた快適。お盆明けの猛暑開催だったが、比較的暑さを凌ぐことに困らず、エントリーしたクルマをじっくりと眺められた印象。


今回ベスト・オブ・大阪を受賞した1955年型ビュイック・ロードマスター。1950年代中盤、第二次世界大戦後の当時を象徴するダグマーバンパーや、1955年より採用されるゴールドのフードオーナメントに合わせたゴールドワイヤーのクレーガーから醸し出す雰囲気がシブすぎる! 精巧でアーティスティックなテール周りも特筆物だ。


アワードハンターの如く、どのイベントに参加しても何かしらアワードを受賞するお二人。サイドシルカットの完全着地、そして濱田さんの新車から乗り続けるサバーバン(Radical・Toys) の進化はエントリーユーザーたちの注目の的。


68年型ならではの縦目2灯が醸し出す強烈なフェイス周りとキャデラックテールが魅せる前後シンメトリーな造形、さらに大口径ワイヤーホイールを履かせてユニバーサルエアーのエアサスでスラムドするキャデラックデビルコンバー!


ワイドボディの造型も年々進化し続けており、ディープリムを履かせる術としてのみならず車両コンセプトそのものを印象づける要としても頭角を示す。フューエル周辺のアクセントも粋!


車高は低いのがお好みのナオキモータービルド御一行としては珍しいリフテッドトラックのシルバラード。エントリーする毎に着々と進化を遂げており、今回はリアベッド部分を大幅にリメイク。テールインナーまで白一択でコーディネートする潔さも特筆物。37からの40インチ履きを敢行したボトムスも迫力満点!


本誌でも登場したCS Base Customsからは、お店のデモカーであるチャージャーのほか、着々とカスタム進行中のPTクルーザーの姿も。オリジナルホイールが近日中にでき上がるとそうだ!


セントレアで開催したアメマガミーティングZでオーガナイザー賞を受賞したSERINAさんもエントリー。旦那さん作のワンオフマフラーで魅せるリアアングルのインパクトやサラッと愛車と同色コーデするセンスはさすが!


30インチのリム内をオレンジにペイントするなど、本誌取材から着々とリメイクを進めるサウススタイルのラングラー。こんなにマリーナが似合うラングラーほかにいるかなってぐらいにロケーションにマッチしていた。
株式会社クロスファイブ
https://www.x-5.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2023年11月号掲載
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