90年代から四半世紀に渡る営業を経て、寝屋川市駅からすぐの場所に【SOUL FOOD BAR BUTCH】
大阪のベッドタウン寝屋川市、南北を結ぶ外環状線(国道170 号線)から一本入った場所で25年間継続してきた「SOUL FOOD BAR BUTCH」が節目となる四半世紀を迎え、寝屋川市駅からすぐの場所に!
AMERICAN DINER
アメリカの旧家で営む〝ローカル〟な雰囲気が◎
本場の雰囲気満載のアメリカンダイナー
BUTCH
筆者の地元でもある大阪府寝屋川市のアメリカンダイナーといえば「ソウルフードバーBUTCH」。筆者が20代前半でワゴニアに乗っていた頃、旧店舗真横のガレージにワゴニアが停まっていたことをキッカケに一度訪れ、マスターの渡邊さんと色々お話して刺激を受けたことを今も鮮明に覚えている。
そんな同店の前を通ると何やらお店を閉めた雰囲気。カッコいいお店だったのに残念だな、なんて思っていた矢先に飛び込んできたのが、駅近にリニューアルオープンの知らせ。何気なくSNSでアメリカンダイナーを検索しているとヒットしたお店が、あの頃訪れた地元のお店だったことに運命を感じて早速取材へ。
かつては縦長のバーカウンターでガレージを彷彿させるイメージだったが、新店舗はエントランスからアメリカの旧家っぽくて妙に落ち着く。中へ入るとマスターを囲う様にレイアウトされたバーカウンター、そしてモーターサイクルやアメ車乗りたちの心に刺さるディスプレイ。
63インパラ、64インパラ、92キャデラックとローライダーに明け暮れた90年代からハーレーのチョッパーカスタム、マツダB2200などアメリカンモーターカルチャーを謳歌してきたマスターのリアリティは、多くを語らずともお店の雰囲気から伝わってくる。まずは日曜限定ランチタイムのハンバーガーから始めてみると良いだろう。アメ車マガジン読者ならすぐに意気投合するハズだ。
1993年~1996年まで3年間のアメリカ生活を経験したマスターの渡邊さん。当時はお金もなくてアメリカのマクドナルドのポテトの箱をめくっては、当たった映画のチケットを片手に映画館で鑑賞するのが唯一の楽しみだった。その当時上映していたブルースウイルス主演のパルプフィクションは、セリフを覚えるほど何度も鑑賞したそうで、そのストーリーから感銘を受けて「BUTCH」の名を掲げて1997年に開業。
BUTCHの看板娘まっぴーちゃん。お父さんはラムバンに乗っていて旧店舗時代からの常連さん。2022年末に移転グランドオープンする際、アルバイトを募集しているらしいと父から聞いて面接に伺うと、募集をかけて最初に来てくれたからと即採用してもらったらしい。
ちなみにビールサーバーはラットフィンク。フードメニューはハンバーガーの他、スペアリブやジャークチキン、クラムチャウダーにシーザーサラダ、厚切りハムに枝豆など充実の品揃え。お酒を嗜むだけじゃなくお腹も満たしてくれる!
SHOP DATA:BUTCH
住所:大阪府寝屋川市八坂町23-24
TEL:070-3773-4888
Instagram:8888butch
OPEN:11:30 ~14:00(ランチ・日曜日のみ)
18:00 ~(ディナー)
定休日/水曜、日曜(ランチのみ営業)
PHOTO & TEXT ◆石井秋良
アメ車マガジン 2023年9月号掲載
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