【1994 シボレー シェビーバン10】愛らしいボディカラーは、アウトドアによく似合う!
スクエアなデザインや、アストロよりも大きなボディサイズのお陰で、様々なトランスポーターとして活用されるシェビーバン。元々ビジネス用として考えられているため、車内からの視界は最小限。でも見方を変えれば、様々なキャンプギアを余裕で積み込めると言えそうだ。
アメ車と楽しめ「ソト遊び」
人も荷物も乗せられるし、車中泊も対応できる広さ!
1994 CHEVROLET CHEVY VAN 10
働くクルマとしてのイメージが強いフルサイズバン。日本ではその大きなボディサイズに注目され、コンバージョンした仕様を目にすることが多い。だが、昨今のアウトドアブームの影響で、国産SUVなどではラゲッジスペースに多くの荷物を積めるように、窓の内側に保護パネルが発売され、好評を博しているとも聞く。
でも、せっかく開いている窓をわざわざ隠すのなら、最初から窓のないクルマを選ぶ方が賢明なのでは?そこでマッスルカーからSUVまで、様々なアメ車を取り扱うトップスピードでは、今までにないアースカラーにペイントし、ポップな雰囲気を強調したシェビーバンを製作。スタンダードグレードをベースにしており、各ドア以外には窓はなく、良い意味で非常に割り切ったクルマと言えるだろう。国産車で言えば、まさにハイエースの様な存在と言えるが、独特なフロントマスクやフルサイズボディ、さらにマスタードイエローとホワイトで彩られたそのスタイルは非常に個性的で、まさに「カブらないクルマ」だと断言できる。
車内を見てみると、大人5人がゆったりと乗れる空間が確保されており、そのうえ広大なラゲッジスペースは大人が横になれるほど。ルーフキャリアで積載能力を改善する方法もあるが、アドベンチャー的なスタイルを演出できるものの、実際の使い勝手はあまり良いとは言えない。キャンプ道具を山積みにしても窓に当たる心配は皆無。可愛らしくて実用性も高い、まさに道具としても楽しめるシェビーバンはいかがかな?
エンジンは5.0ℓのV8ガソリンを搭載。フルサイズボディを感じさせない、トルクフルな走りが味わえる。フロントはダブルウィッシュボーンで、リアはリーフリジッドサスペンションを採用。ホイールは敢えて純正のスチールだが、センターキャップはボディカラーと合わせ、マスタードイエローとホワイトにペイント。なお、ヘッドライトはマルチリフレクター& LEDに変更されており、夜間の視認性をアップさせている。
直線基調でデザインされたインパネ回り。まもなく車齢30年ということを考えるとそれなりに劣化はあるが、ほかにはない個性や魅力で満ち溢れている。フロントシートに対し、セカンドシートはエマージェンシー用といった仕立て。最大の魅力はやはりラゲッジスペースで、天井も高くここで生活できるのでは?と思えるほどの空間を確保。荷物を積むのも良いし、車中泊もOK。例えばパネルを敷いてバイクや自転車のトランポにも活用できる。
TOPSPEED inc【株式会社ガレージトップスピード】
所在地:岐阜県本巣市温井243-5
TEL:058-322-7547
URL:https://www.garage-topspeed.com/
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン2023年8月号掲載
最新記事
2024/10/18
アメリカンって何?そんな僕たちがオープンハウスで一目惚れ
地元の友人がアメリカンな住宅を建てる。話だけを聞くとカッコイイと思うけど、そもそも「アメリカンって何?」。そんな半信半疑のオーナーさん夫婦が、ジェネラルアメリカンホームのオープンハウスに行ったらアメリカン住宅に一目惚れ。僕たちもこんな住宅に住みたい!
2024/10/17
オリジナルマフラーエンドを続々製作しお好みの姿と音を提案!【ピットインアクツ】
個性的なアストロカスタムで、アストロファンにはお馴染みのピットインアクツ。しかし近頃は、アストロ以外のアメ車も増えている。その来店の多くはマフラー交換だ。
2024/10/16
【1994 シボレー シェビーバン10】愛らしいボディカラーは、アウトドアによく似合う!
スクエアなデザインや、アストロよりも大きなボディサイズのお陰で、様々なトランスポーターとして活用されるシェビーバン。元々ビジネス用として考えられているため、車内からの視界は最小限。でも見方を変えれば、様々なキャンプギアを余裕で積み込めると言えそうだ。
2024/10/15
コンディションの高さは折り紙付き特別なカマロIROC-Z
90年代の車両を中心に高品質の車両を扱うガレージジョーカー。近頃入庫したのは、10年前に新車状態に仕上げ販売した89年カマロ・IROC-Zの買い取り車。オーナーが大事に保管していたこともあり、状態は驚くほどハイレベルだ。