【2005 FORD F150 HARLEY-DAVIDSON】全米No.1同士の奇跡のコラボ

ピックアップトラック

フォード

アメマガ2023年7月号

華麗なるフォード

F150 ハレーダビットソン

F150

ガレージジョーカー

千葉県

長らく全米No.1の新車販売台数を誇るフォードのFシリーズ。そのF150には過去に数多くの限定モデルが存在し、中でも絶大な人気を誇ったのが、ハーレーダビッドソンとコラボしたモデルだ。

華麗なるフォード


現在も続くハーレーとのコラボ

2005 FORD F150 HARLEY-DAVIDSON

F150を代表とするフォードのFシリーズは、長年全米新車販売台数のトップを維持(23年3月もトップ)するなど、読者が想像する以上に北米では絶大な人気を誇っている。その人気故に、これまで数多くの特別仕様モデルが販売されてきたのだが、特に人気が高かったのが、1999年から提携を結ぶハーレーダビッドソンとコラボした限定モデルだ。

ハーレーダビッドソンモデルは、撮影車両の先代モデルである00年モデルから登場するが、ベースはスーパーチャージャーを搭載するライトニング。対して今回の04年以降の世代のハーレーダビッドソンモデルは、ベーシックなNAエンジンの5.4ℓV8がベースで、オプションでサリーンのスーパーチャージャー搭載モデルも設定。

 

特徴は、ボディサイドのオレンジストライプとハーレーロゴ、ホイールも専用22インチで、サイドステップ等にメッキパーツを配置。インテリアはロゴ入りのレザーシート、メッキメーターパネルといった部分が変更部分。通常はトノカバーが装着されていないが、この車両には装着されている。

 

ハーレーダビッドソンとのコラボモデルは、現行モデルでも販売されていることから、根強い人気があることが伺える。たかが装飾と侮るなかれ、コラボモデルは今後さらにプレミアムが付くことは間違いない。

ボディサイドに輝くオレンジストライプと、ハーレーダビッドソンのロゴ。その他、サイドステップ等にメッキが施される。

荷台床面には大きなハーレーダビッドソンのロゴが入る。通常のコラボモデルにはトノカバーは設定されていないため、トノカバーは社外品となる。なお、このF150は販売に向けて仕上げている途中で、ヘッドライトなど劣化しているパーツは新品交換して販売予定。価格はショップで問い合わせて欲しい。

ホイールもコラボモデル専用の22インチを履く。貴重なアイテムだけに、さすがにホイール変更はしない方が良いだろう。

先代モデルのコラボモデルでは、スーパーチャージャー搭載のライトニングがベースだったが、この世代では5.4ℓV8がスタンダード。そしてレアだが、サリーンのスーパーチャージャー搭載モデルも設定されていた。撮影車両は、K&Nエアインテークを追加で装着済み。

コラボモデル専用のロゴ入りブラックレザーシートや、メーターパネル等がメッキ仕様になっているのも特徴。シートは経年劣化でヤレも見られるが、専用シートだけに全体の張り替えは難しいかもしれない。部分的な補修を希望なら相談してみよう。


GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
TEL:0479-25-7740
HP:https://www.garage-joker.com


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2023年7月号掲載


関連記事

RELATED


【シェルビーF150スーパースネーク】より低くオンロードに特化したスーパースネーク

ハイパフォーマンストラックと言うジャンルを築いた、フォード・SVTラプター。そしてフォードは、そのラプターをも凌駕するシェルビー・F150スーパースネークを登場させた。最高出力は、なんと770馬力。並みのスポーツカーでは太刀打ちできない加速を備えた、まさにシェルビーの名に相応しいモデルとなっている。

マニアックなF150SVTライトニングの初代と2代目が琵琶湖湖畔でコラボ!

もはや絶滅危惧種と言えるレベルで滅多にお目にかかれない初代ライトニング。そしてライトニングと言えばこのモデルとばかりに、ワイルドスピード劇中で赤いライトニングを乗りこなす姿を見てファンになったという人も多い2代目。EV中心の現行車両とは別次元の“良き時代”の名車はオーラが凄まじい。

【F150ラプター】迫力とパフォーマンスでピックアップの頂点を極めるラグジュアリーワークホース

ピックアップトラッカーの永遠の憧れとしてタンドラとともに双璧をなすF-150。そのパフォーマンスラインに君臨するのがF-150ラプターである。その2023年モデルの新車が福島県のビークルラインに入庫したぞ!

小さくて個性的なクルマは無い? そうだ、パトリオットがあるじゃないか!【PATRIOTを購入した話】

軽自動車を愛車にする編集部カズの奥さんが、「軽じゃ友達と遠出できないから違うクルマに乗りたい。小さくて個性的なアメ車って無いの?」との発言からスタートしたクルマ探し。そんなクルマってあったっけ? ガレージジョーカーと話し合いの結果、いいクルマを発見!それがジープ初のコンパクトモデル、パトリオットだ!

VW TYPEⅡの対抗馬に相応しいCalでVintageなルックスを継承【フォードエコノライン】

61年にファルコンをベースに誕生した初代エコノラインは、エンジンを床下にレイアウトしたキャブオーバーワンボックスバン。当時のVWタイプⅡに対抗すべくリリースされたとの噂。その二代目となるのが68年よりモデルチェンジを果たしたこちらの個体だ。

 

最新記事


2024/11/01

【2005 FORD F150 HARLEY-DAVIDSON】全米No.1同士の奇跡のコラボ

ピックアップトラック

フォード

長らく全米No.1の新車販売台数を誇るフォードのFシリーズ。そのF150には過去に数多くの限定モデルが存在し、中でも絶大な人気を誇ったのが、ハーレーダビッドソンとコラボしたモデルだ。

2024/10/31

【幸田サーキットyrp桐山】コースを走るだけでなく、そこでキャンプも可能!

アウトドア

ショップ

サーキットはクルマを速く走らせる場所。スピードに興味がないから行かないし、行く予定もないと決めつけるのは非常にもったいない話。愛知県の幸田サーキットyrp桐山では、何とコース上でキャンプが可能なのだ!

2024/10/30

小学生の頃に決めた愛車ダッジチャレンジャー、夢に向かって一直線

クーペ

ダッジ

「あのクルマはなんて言うの?」「あれはダッジ・チャレンジャーって言うんだよ」「大きくなったらあのクルマに乗る」。小学4年生の少年は、目を輝かせて決意する。「お年玉は全部貯金しなきゃ」。それから数年後、大学生になったオーナーさんがハンドルを握るのはチャレンジャーだ

2024/10/29

お手頃な先代のJK型から、現行のJL型まで揃える【CAR3219】

SUV

フォード

SUVが人気ではあるけれど、ほかの誰かと同じでは面白くない。やはりそこに個性を求めたくなる。であれば、ヨンクの本流を地で行くジープ・ラングラーが打って付け。ノーマルでも良し、カスタムするも良し、カーミニークであればアナタの希望を叶える1台がきっと見つかるハズ!

ランキング


2024/10/31

【幸田サーキットyrp桐山】コースを走るだけでなく、そこでキャンプも可能!

アウトドア

ショップ

サーキットはクルマを速く走らせる場所。スピードに興味がないから行かないし、行く予定もないと決めつけるのは非常にもったいない話。愛知県の幸田サーキットyrp桐山では、何とコース上でキャンプが可能なのだ!

2024/10/30

小学生の頃に決めた愛車ダッジチャレンジャー、夢に向かって一直線

クーペ

ダッジ

「あのクルマはなんて言うの?」「あれはダッジ・チャレンジャーって言うんだよ」「大きくなったらあのクルマに乗る」。小学4年生の少年は、目を輝かせて決意する。「お年玉は全部貯金しなきゃ」。それから数年後、大学生になったオーナーさんがハンドルを握るのはチャレンジャーだ

2020/08/12

ずっと憧れていた65年型リヴィエラをネットで発見し、現車を見ずに購入

クーペ

ビンテージ

ビュイック

1965 Buick Riviera

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger