【2005 FORD F150 HARLEY-DAVIDSON】全米No.1同士の奇跡のコラボ

長らく全米No.1の新車販売台数を誇るフォードのFシリーズ。そのF150には過去に数多くの限定モデルが存在し、中でも絶大な人気を誇ったのが、ハーレーダビッドソンとコラボしたモデルだ。
華麗なるフォード
現在も続くハーレーとのコラボ
2005 FORD F150 HARLEY-DAVIDSON
F150を代表とするフォードのFシリーズは、長年全米新車販売台数のトップを維持(23年3月もトップ)するなど、読者が想像する以上に北米では絶大な人気を誇っている。その人気故に、これまで数多くの特別仕様モデルが販売されてきたのだが、特に人気が高かったのが、1999年から提携を結ぶハーレーダビッドソンとコラボした限定モデルだ。
ハーレーダビッドソンモデルは、撮影車両の先代モデルである00年モデルから登場するが、ベースはスーパーチャージャーを搭載するライトニング。対して今回の04年以降の世代のハーレーダビッドソンモデルは、ベーシックなNAエンジンの5.4ℓV8がベースで、オプションでサリーンのスーパーチャージャー搭載モデルも設定。
特徴は、ボディサイドのオレンジストライプとハーレーロゴ、ホイールも専用22インチで、サイドステップ等にメッキパーツを配置。インテリアはロゴ入りのレザーシート、メッキメーターパネルといった部分が変更部分。通常はトノカバーが装着されていないが、この車両には装着されている。
ハーレーダビッドソンとのコラボモデルは、現行モデルでも販売されていることから、根強い人気があることが伺える。たかが装飾と侮るなかれ、コラボモデルは今後さらにプレミアムが付くことは間違いない。




ボディサイドに輝くオレンジストライプと、ハーレーダビッドソンのロゴ。その他、サイドステップ等にメッキが施される。
荷台床面には大きなハーレーダビッドソンのロゴが入る。通常のコラボモデルにはトノカバーは設定されていないため、トノカバーは社外品となる。なお、このF150は販売に向けて仕上げている途中で、ヘッドライトなど劣化しているパーツは新品交換して販売予定。価格はショップで問い合わせて欲しい。
ホイールもコラボモデル専用の22インチを履く。貴重なアイテムだけに、さすがにホイール変更はしない方が良いだろう。
先代モデルのコラボモデルでは、スーパーチャージャー搭載のライトニングがベースだったが、この世代では5.4ℓV8がスタンダード。そしてレアだが、サリーンのスーパーチャージャー搭載モデルも設定されていた。撮影車両は、K&Nエアインテークを追加で装着済み。




コラボモデル専用のロゴ入りブラックレザーシートや、メーターパネル等がメッキ仕様になっているのも特徴。シートは経年劣化でヤレも見られるが、専用シートだけに全体の張り替えは難しいかもしれない。部分的な補修を希望なら相談してみよう。
GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
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HP:https://www.garage-joker.com
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2023年7月号掲載
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