【ジェットシティ】マスタング・エコブースト用オリジナルマフラー
個性的なカスタム、SEMA ショー出展、イベント主催など、数々の話題を振りまくジェットシティ。マスタング・エコブースト用のオリジナルマフラーを開発し販売中!
華麗なるフォード
派手さを抑えたマフラーの要望が多かった
2021年にアメリカ・ラスベガスで開催されたSEMAショーにおいて、日本の匠のカスタム技術を取り入れたマスタングを披露したジェットシティ。展示されたマスタングは、刺激的なスタイルながら日本人らしい繊細な仕上がりをみせ、本国カスタムビルダーからも注目を浴びた。
とりわけ大きく注目されたのが、芸術的なパイプ取り回しのマフラーだ。車両のベースはエコブーストだけに「これはさすがにダミーだろ?」と勘違いされることも多く、リアルマフラーであることを知ったビルダーから「クレイジーと何回言われたことか…」と、ジェット代表の萩原さんは当時を振り返る。
そして、ビルダー達から熱心な要望と質問も受けている。それは「同じようなマフラーを作ってくれ」という要望と、「エコブースト用で、ここまで派手じゃないマフラーは作っていないのか?」という質問だ。同様のマフラーに関しては、製作はワンオフであり、日本で製作し現地に送るか現地に赴いて製作になるため、いずれにしても相手側の予算次第。萩原さんが深く考えさせられたのは、派手さを抑えたマフラーの需要だ。
ビルダーによれば、アメリカでもエコブーストに乗るオーナーが多いこと、そしてそれ専用の社外マフラーは激安粗悪品か高額マフラーしか販売されておらず、しかたなくワンオフ製作するオーナーも多いと言う。とはいえ「遠いアメリカでの話だろう…」と萩原さんは思っていた。だが日本にマスタングが戻り、多くのメディアやオートサロンなどで車両が披露されると、ジェットシティにはマフラー製作の要望と質問が急増。しかもその多くは、マスタング・エコブーストだった。
そうした経緯があり、ジェットシティはエコブースト用のオリジナルマフラー開発に着手。拘ったのは、メイドインジャパンの精密なクオリティでありながら価格を抑えること。開発は国内の某マフラメーカーと共同で進められ、高い品質に加えて取り付け・取り外しの容易さと、バンパーの加工不要にも拘った。
一般的な社外マフラーは、触媒から出口までの一体型や、出口だけ交換のタイプがあるが、ジェットのマフラーは中間ストレートから両サイドに分かれるパイプ部分で切り離し、出口までを交換するタイプ。パイプ接合を溶接ではなくU字ボルト固定にしたのは、車検時に簡単に交換ができるためだ。装着には純正サイレンサーを外すことになるが、マフラーサウンドは爆音にはならず、心地よい低音サウンドに変化。V8とまではいかないが、確実に純正エコブーストとは大きな違いを感じられる。
さらにジェットは、マスタング・エコブーストに加え、カマロの2.0ℓ直4モデル用も開発し同時発売している。
MUSTANG EcoBoost
ジェットシティオリジナルマフラー
取り付けは溶接不要のU字ボルト固定
ジェットシティ・オリジナルマフラーの取り付けは、純正マフラーを所定の位置で切断し、付属するジョイントで繋ぎ合わせ付属のU 字ボルトを使って固定。出口側は純正の吊りゴムにマフラーハンガーを引っ掛けるだけだ。チタン風の焼き色が特徴の出口Φ径は115Φとなり、バンパーの広げ加工無しで取り付けられる。素材はオールステンレス製。
車検の際に簡単に純正に戻せる
取り付けに溶接ではなくU 字ボルトを使っているので、車検などで純正に戻す際も簡単に交換することができるのも大きな特徴。中間から丸々交換の一体型マフラーではないので、取り外したマフラーを保管しやすいのもメリットだ。
純正サイレンサーを外すため爆音になることを不安に思うかもしれないが、サウンドは心地よい低音を響かせる程度。だが、明らかに純正エコブーストとは違う重厚なサウンドに変化している。
アメリカのカスタムビルダーもエコブースト用マフラーに注目
SEMAショーに出展されたジェットのマスタングは、エコブーストにも関わらず過激なマフラーを取り入れたことで現地ビルダーから大きな注目を浴びる。「俺にも作ってくれ」、「ライトスタイルの量産型は無いのか?」など多くの要望や質問があったことも開発のきっかけとなった。
MUSTANG EcoBoost
ジェットシティオリジナルマフラー
ジェットマフラーのPOINT
・国内マフラーメーカーと共同開発
・オールステンレス素材で出口はチタン風焼き色
・日本製で高い品質を誇り低価格を実現
・U字ボルト固定で溶接不要・バンパー加工不要
・純正と同じΦ径でトルク低下はなし
価格:¥143,000
適合:2015 ~マスタング・エコブースト
カスタムだけじゃなく販売・整備もお任せ!
ジェットシティ【JET CITY】
所在地:広島県安芸郡海田町国信2-6-43
TEL:082-820-0377
URL:https://jetcity-motoring.com/
営業時間:10:00 ~19:00
定休日:日曜日
SEMAショー出展のマスタングなど、カスタムばかりに注目されるジェットシティだが、代表の萩原さんを含めて二級整備士資格を持つ整備士が在籍し、整備の実績や経験も豊富。販売車は本国から直輸入した違いのある車両が並び、ビンテージモデルは萩原さんが現地でオーナーと直接交渉して持ち込むこともある。
最新記事
2024/11/08
【ジェットシティ】マスタング・エコブースト用オリジナルマフラー
個性的なカスタム、SEMA ショー出展、イベント主催など、数々の話題を振りまくジェットシティ。マスタング・エコブースト用のオリジナルマフラーを開発し販売中!
2024/11/07
【1978y シボレーC-10】販売車両としてではなく愛車として迎え入れた同い年のC-10!
アメ車専門店の老舗として関西を代表するブルーリバー。ここ最近はフルサイズバンやOBSの在庫が主体となっているが、スクエアボディも健在。その中でも販売車両として物件情報誌には出さないお気に入りの一台がコレだ。
2024/11/06
半年違いでアストロ生活がスタートした親子
子供が大きくなって免許を取得すれば、親子がそれぞれにクルマを所有することは特に珍しいことではないが、揃ってアメ車を選び、しかも同じアストロを所有するというケースは珍しい。しかも購入した時期が半年しか違わないというのもレアケースだろう。
2024/11/05
【シェベルマリブワゴン】現代に美しく見事蘇った初代インターミディエイト
1965年前後、アメリカ車のラインナップにコンパクトとフルサイズの中間を埋めるべく新たにインターミディエイトが加わることとなった。そのキャラクターはリーズナブルな価格で楽しめるフルサイズの雰囲気でありワゴンはその代表だった。