物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

クーペ

フォード

アメマガ2023年7月号

マスタング

マスタングGT

カーボックス

広島県

華麗なるフォード

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

華麗なるフォード


購入を後押しした彼女もまさかの豹変に困惑

2019 FORD MUSTANG GT

「どこからどう見ても好青年」。彼女と手を繋ぎながらカーボックスを訪れ、初めて生で見る憧れのアメリカンマッスルカーを満面の笑みで眺める三戸さんに対し、カーボックスが感じた第一印象。ただ、本気で購入するか疑問も感じたと言う。彼の口からは燃費が…、維持費が…のネガティブの言葉が多かったからだ。

逆に興奮気味に、スタッフに色々質問してマッスルカーの魅力に聞き入ったのが彼女の方。「こんなクルマに乗る彼を見てみたい…」。大好きな彼女にそうまで言われたら、行動に出ない男はいない。ネガティブな点もしっかり説明を受け、三戸さんはマスタングGTの購入を決断するのだった。これで、めでたしめでたし…が、1年後。 

 

「マフラー音が静かで目立ちません! 面白くありません!もっと激しいやつが欲しいです!」。あれほど物静かでネガティブな意見を連発していた三戸さんからそんな言葉を聞いて、カーボックス全スタッフが激震。「これがアメリカンマッスルの魔力か…」。そしてこのマフラー交換に始まり、参加したサーキット走行会の帰りには「他のクルマに負けたくない」と、車高調&ホイールをオーダーする始末。この豹変ぶりには、購入を後押しした彼女も「そこまでしなくても…」と少々困惑気味。まだ彼女には内緒のカスタム構想があることは秘密だ。

カーボックスのサーキット走行会に参加した際には、純正の足回りのままでは良いタイムが出ないことを知り、「誰にも負けたくないです! 車高調を入れて、どうせならカッコよくしたい」と、BCレーシング車高調とHRE WHEELS ・FF11の20インチ&NITTO NT555G2タイヤをセットする。

純正で満足していたのも束の間、カーボックスに通う他のマスタングと比べてマフラー音が低いことに不満を持ち、「一番激しいタイプ」をオーダー。可変バルブ加工を施した、ボーラ・アタックマフラーを装着。彼女もこの音には苦笑いだ。


OWNER:三戸俊輝さん
国産コンパクトカーを所有しながらもアメリカンマッスルカーに憧れを持ち、彼女に背中を押されてマスタングを購入。購入後はカスタムに目覚め、彼女から「程々に」と警告を受ける。


CARBOX【カーボックス】
TEL:082-815-8448
HP:http://www.bs-carbox.jp/


Photo:TAKAHARA YOSHITAKA
Text:KAZUTAKE SOMA
アメ車マガジン2023年7月号掲載


関連記事

RELATED


アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ

名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。

単なるマスタングGT350じゃないRこそが本気の証

一般的なショップでは二の足を踏むハイスペックのモデルすらも、堂々と入庫させてきたカーボックス。そんなショップにして、仕入れの勇気を持てず、そもそも購入のチャンスすら巡ってこなかった幻のモデルがある。それがシェルビー・GT350Rだ。

【ウイングオート】ベース車選びからカスタムまでマスタングのすべてを託せるお店

半世紀以上にわたり世界中で愛され続けるマスタング。フォードの顔と言うよりも、アメ車を代表するクルマと言える。ウイングオートではフォードのグローバルサブディーラであるが、もっと走りを楽しめるように様々なカスタマイズにも対応する。

ノーマルだけど普通じゃない、そんな右ハンドルのマスタングあります!

「輸入車だから左ハンドルが良い!」というのは昔の話。今や欧州車の多くは右ハンドルを採用するし、日本で運転するなら間違いなく右ハンドルの方が便利。そんな乗りやすいアメ車がフォード四日市にはある。

夫婦で北海道旅行を模索その相棒にラングラー

イクメンパパとして、大好きなクルマ遊びを封印し10年。子育ても落ち着き解き放たれた西本さんは、エスカレード、チャレンジャー、そして現在のマスタングGTと次々に乗り換えていく。そしてマスタングのカスタムもひと段落すると、またしてもウズウズ。そろそろ、新しい遊び相手が欲しい!

 

最新記事


2025/01/28

【HBSS】日曜日を優雅に楽しむ、クルーズ&スワップミート

イベントレポート

アメ車オーナーをメインとした、北関東のクラブがHBSS(Have a Blast Second Sunday)。日曜日に実施されるモ-ニングクルーズを主軸としているHBBSが、第三回目となるCruise&SwapMeetを実施した。

2025/01/27

エコなラングラーをカスタムで彩る【ラングラールビコン4xe】

SUV

ジープ

本格オフローダーでありながら、PHEVとして登場したラングラー4xe。その特異なモデル故に様子見のユーザーも少なくないが、多様なラングラー販売でお馴染みのCAR3219上尾タワーには、4xeをベースにしたカスタムモデルも販売中とあり、検討する価値は大いにある。

2025/01/24

【ティートップ】ビンテージだけでなくネオマッスルも販売中!

ショップ

2003年の創業以来、20年以上に渡りアメ車や逆輸入車を専門に取り扱うT-TOP。とくにビンテージのアメ車を得意としてきたが、近年は2000年〜2010年代のアメ車の買い取りも積極的に行なっているそうだ。

2025/01/23

【LANDFOOT XFG】昔ながらの鉄チン風スタイルをラングラーのボトムスに!

ホイール

本格派ヨンクであるラングラーには数多くのホイールが投入されているが、トピー実業のLANDFOOT XFGはクラシカルな装いをラングラーのボトムスに提供してくれる。

ランキング


2025/01/27

エコなラングラーをカスタムで彩る【ラングラールビコン4xe】

SUV

ジープ

本格オフローダーでありながら、PHEVとして登場したラングラー4xe。その特異なモデル故に様子見のユーザーも少なくないが、多様なラングラー販売でお馴染みのCAR3219上尾タワーには、4xeをベースにしたカスタムモデルも販売中とあり、検討する価値は大いにある。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!
UNDERWOOD BRAND【アンダーウッドブランド】