ノーマルだけど普通じゃない、そんな右ハンドルのマスタングあります!

クーペ

フォード

ショップ

アメマガ2023年7月号

マスタング

マスタング マッハ1

マスタングGT

フォード四日市

三重県

華麗なるフォード

FLC

アメマガリコメンドショップ

「輸入車だから左ハンドルが良い!」というのは昔の話。今や欧州車の多くは右ハンドルを採用するし、日本で運転するなら間違いなく右ハンドルの方が便利。そんな乗りやすいアメ車がフォード四日市にはある。

華麗なるフォード


スタイルや便利さだけでなく高い運動性能が最大の魅力!

FORD UK MUSTANG GT & MACH 1
RIGHT HAND DRIVE PONIES

今まで何台もアメ車を乗り継いできた人にとって左ハンドル車の運転はどうってないこと。でもアメ車に初めて乗ろうと思う人にとっては意外にも高いハードルであると言えるだろう。ましてや夫婦やパートナーとクルマを共有する人の場合、そう簡単にOKを出してくれるとは思えない。でも「右ハンドルの新車のアメ車って、どこにも売ってないでしょ?」と思うかもしれないが、実はあるんですよ!

 

四日市、松阪、岐阜に店舗を構えるFLCは、元々はフォードジャパンの正規販売店。今まで培ったノウハウを活かし、現在では英国仕様のマスタングを初めとする、様々なフォード車の輸入・販売を実施している。国内でも6代目マスタングは正規販売されていたが、搭載エンジンはエコブーストで左ハンドルのみ。

 

それに対し今回紹介するGTとMACH1は、いずれも5ℓ V8を搭載する、ハイパフォーマンスモデル。マッスルカーの暴力的ともいえる加速を楽しめるが、日常の使い勝手、運転のしやすさは国産車と同等なので、ある意味究極のワガママを実現したクルマだ。

まずはスタンダードモデルのGTを見てみよう。ボディカラーは鮮やかだが深みのあるアトラスブルーで、まさにフォードのコーポレートカラーそのものといった感じ。トランスミッションは10速ATで、走りを意識したモデルらしくブレーキはブレンボを標準装備。取材時点での在庫はアトラスブルーのみだが、今後も入荷が見込まれているため、それを待ちたい。

対するMACH1は、2021年に17年ぶりに復活したモデル。ベースモデルはGTだが、シェルビーを彷彿とさせる専用エアロパーツを採用。またエンジン出力、クリーナー形状に違いがあり、よりアグレッシブな走りが楽しめる。ボディ色のファイタージェットグレーは特別色で、レカロシートとホイールはオプションとなる。トランスミッションはこちらも10速ATで、サーキットをガンガン走ると言うよりも、気持ちの良いクルーズを楽しむのが似合いそうだ。

 

もちろんFLCでは継続的に車両をオーダーしているが、次回の入荷は未定。本気で走れるマスタングが欲しいのなら、現車がある今がチャンス。もしかしたら第6世代の右ハンドルの新車で手に入れられるのは最後となるかも知れない。スタイリッシュで走りも妥協したくない。しかも運転もしやすい三拍子揃った非の打ちどころのないマスタング。決断するなら、今しかないだろう!

2021 フォード マスタング MACH 1

ブラックとオレンジのストライプが、お洒落でセンスの良さも感じる。19インチのY字スポークのアルミはオプション。またそこから見えるブレンボの6ポッドキャリパーもオレンジとするところが流石だ。

MACH1のエンジンにはカバーがなく、インテークパイプが剥き出しとなる。またエアクリーナーもファンネルタイプとなり、出力も変更。余計なものは徹底的に省き、走りに特化したモデルらしい部分だ。

フロントシートは、オプションのレカロシートを採用。なおスカッフプレート部分の色はMYカラー設定で変更することが可能。コンパクトなトランクスポイラーを装備。またリアディフューザーは、戦闘機の排気口を彷彿とさせるようなデザインとなる。

2022 フォード マスタング GT

ブラックペイントされているが、ブレーキはブレンボを標準装備。MACH1と同じ19インチだが、こちらはY字の10スポークタイプを採用。リアバンパーにはデュフューザーも装備。スポーツマインドをくすぐられる。

5ℓ V8の第3世代コヨーテエンジンを搭載。アメ車のV8と聞くとついOHVをイメージしがちだが、実はDOHCを採用。可変バルブタイミングも採用しており、旧来のアメ車のイメージを完全に覆す。

英国仕様のマスタングなので、ステアリングは右側に。ちなみにVINナンバーのシリアルも運転席側となる。なお、エンジンオープナーは米国仕様と同じで、左側の足もとにある。ノーマルでもバケットシートを採用。ホールド性は高く、シートヒーターも装備する。


FORD YOKKAICHI【フォード四日市】
所在地:三重県四日市市日永四丁目2-7
TEL:059-346-5322
https://www.fordchubu.jp/shop/yokkaichi.html


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン2023年7月号掲載


関連記事

RELATED


【ウイングオート】ベース車選びからカスタムまでマスタングのすべてを託せるお店

半世紀以上にわたり世界中で愛され続けるマスタング。フォードの顔と言うよりも、アメ車を代表するクルマと言える。ウイングオートではフォードのグローバルサブディーラであるが、もっと走りを楽しめるように様々なカスタマイズにも対応する。

物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ

名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。

右ハンドルのマスタングで、妻と楽しむ最高のクルマ!

FORD MUSTANG GT FASTBACK RIGHT HUNDLE PONIES

単なるマスタングGT350じゃないRこそが本気の証

一般的なショップでは二の足を踏むハイスペックのモデルすらも、堂々と入庫させてきたカーボックス。そんなショップにして、仕入れの勇気を持てず、そもそも購入のチャンスすら巡ってこなかった幻のモデルがある。それがシェルビー・GT350Rだ。

 

最新記事


2024/09/06

単なるマスタングGT350じゃないRこそが本気の証

クーペ

フォード

一般的なショップでは二の足を踏むハイスペックのモデルすらも、堂々と入庫させてきたカーボックス。そんなショップにして、仕入れの勇気を持てず、そもそも購入のチャンスすら巡ってこなかった幻のモデルがある。それがシェルビー・GT350Rだ。

2024/09/05

魅惑のワイドシルエット、コブラボディの虜!【1981y シボレー コルベット】

クーペ

シボレー

ロングノーズ、コークボトルボディで唯一無二のグラマラスなプロポーションを強調させるワイドボディキット。その中でもコブラボディに魅せられたコレクターのお目に適った個体が紹介する81年型C3コルベット。

2024/09/04

骨太で頑丈そうに見えて、意外と脆いジミーの足事情

SUV

コラム

仕事にプライベートに毎日フル稼働するGMC・ジミー!

2024/09/03

これぞフルカスタムの極み、究極を追求したC7コルベットが完成

クーペ

シボレー

世界のIZAWA、世界のROHAN。その名は世界中に轟き、カスタム界でその名を知らぬ者は皆無で、ユーザーのみならずプロショップからの依頼も多い。そのROHANが手掛けたのが、このC7コルベットワイドだ。

ランキング


2024/09/06

単なるマスタングGT350じゃないRこそが本気の証

クーペ

フォード

一般的なショップでは二の足を踏むハイスペックのモデルすらも、堂々と入庫させてきたカーボックス。そんなショップにして、仕入れの勇気を持てず、そもそも購入のチャンスすら巡ってこなかった幻のモデルがある。それがシェルビー・GT350Rだ。

2021/06/11

史上初の200mph超えを果たした伝説の「快鳥」【プリマス・スーパーバード】

クーペ

ビンテージ

プリマス

1970 PLYMOUTH SUPERBIRD

2024/09/04

骨太で頑丈そうに見えて、意外と脆いジミーの足事情

SUV

コラム

仕事にプライベートに毎日フル稼働するGMC・ジミー!

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]