走りを楽しむCHALLENGER OWNER 続々CARBOXに集結中!!

クーペ

ダッジ

アメマガ2023年5月号

チャレンジャー

SOUL OF MOPAR

カーボックス

アメ車を長く乗る秘訣として、「走ることを楽しむ」ためのスタイルを優先する広島のカーボックス。それに共感するオーナーは年々増加し、競い合うように上を目指している。そんなチャレンジャーオーナー達の撮影会を開始!

SOUL OF MOPAR -我らを魅了して止まないモパー-


見た目だけのカスタムは卒業して、走りを意識したスタイルに

当初の撮影予定から、1人増え、また1人増え、最終的には4台のチャレンジャーオーナー+おススメ在庫車の5台の撮影となった広島のカーボックス。正直カーボックスでの撮影では、今回のように撮影対象車が増えるのはよくあること。その理由は、オーナー同士がいい意味で意識しあい、交流が深いから。もちろんライバルでもあるため、ホイールなどのパーツチェックも欠かさず、時には買い替えて上のグレードを目指すオーナーも存在する。だから撮影とあれば、カーボックスも誰かに絞ることはできず、多くのオーナーに声を掛けるのだと言う。

それにしてもカーボックスに通うオーナーは、走りを楽しむためにクルマを選ぶオーナーが多い。見た目だけのカスタムから卒業し、オートマからマニュアルに買い替えるオーナーの数は数知れず、車両を仕入れるアメリカの関係者からも「なぜユーのショップはMTばかりオーダーするんだ?」と不思議がられるほど。そうしたオーナーが連鎖して、日本中から走りを楽しむチャレンジャーオーナーが集結するのがカーボックスなのだ。


'19 DODGE CHALLANGER HELLCAT WIDEBODY
未来のオーナー候補、家族割引を使って購入検討?

カーボックスで販売中の19年型ヘルキャットワイドボディ。人気のプラムクレイジーで走行は6000kmという、新車の香りが漂う大注目モデル。APRカーボンスプリッターを装着し、リアウイングはフロントスプリッターに合わせてカーボンラッピング仕様。そんなモデルのハンドルを握ってきたのは、カーボックス代表山西さんの息子さん。当然大のアメ車好きで、アメ車に乗るのが夢。お隣の友人もアメ車が大好きなようだ。2人ともこのチャレンジャーを気に入っているようだが、「さすがにお金が…」と苦笑い。家族割でどうにかなりませんかね? お父さん。


'21 DODGE CHALLENGER HELLCAT WIDEBODY
息子はマスタング自分はハコスカ速さで負けるのは気に食わん!

息子さんからマスタングのマニュアルが欲しいと聞き、愛車のピカピカのフルレストア&フルチューンのハコスカ4枚ドアで、カーボックスを訪れた二家本さん。「訪問された時のインパクトは、沢山いるオーナーさんの中でもトップクラス」と、今でもカーボックスでは語り草。息子さんのマスタングは即決購入となり、一緒にドライブすることも日課だったようだ。

しかしその後、神妙な面持ちで奥様とカーボックスを訪れた二家本さん。何事かと聞いてみると「一緒のドライブで、息子のマスタングの加速についていけず悔しいんじゃ…」。そんな悶々とした日々を送る中、カーボックスにヘルキャットワイドボディが入庫したと知り訪れたのだと言う。「どう思う?」チャレンジャーを前に奥様に聞くと、「私の意見が反映されるんですか(笑)? 仕事を頑張っているし、自分の人生を後悔なく過ごしたらどうです?」と達観した発言。「そもそも、もうアナタは決めてるんでしょ?」。その言葉を聞いて、ヘソクリの金額を確かめて購入を決めた二家本さん。買い物もハコスカで行くことも多かったため、「チャレンジャーはとても快適」と奥様の評判も良いと二家本さんは笑う。他のオーナーに負けじとカスタムに励み、カーボックスが更なる進化を楽しみにする1台だ。

ハコスカの他に家族用としてボイジャーも所有するなど、昔からアメ車が好きだった二家本さん。当初はノーマルだったが、カーボックスツーリングで他のオーナーに触発されカスタムに着手し、現在はアイバッハローダウンサス、フロントスプリッター、サイドスプリッター、リアディフューザー、フロント純正リップボディ同色塗装、オレンジカラーキャリパー、カーボックスオリジナルデカール。


OWNER : 二家本さん


'21 DODGE CHALLENGER R/T WIDEBODY
愛車マスタングが事故で大破もうアメ車は卒業…でもやっぱり

カーボックス代表山西さんと、25年来の友人である南さん。これまで所有したクルマは全てカーボックスで購入し、何台乗り換えてきたかは、南さん本人も山西さんも「多すぎて不明」と笑う。アウトドア好きだったため、主に国産SUVを愛車にしてきた南さんだが、カーボックスが渾身の傑作として仕上げたエレノア仕様マスタングを見て、「マジでカッコイイ! こんなクルマに乗れるのは若いうち」と、アメ車ライフをスタートさせる。

見た目もさることながら、GTパフォーマンスPKGのマニュアル仕様だったこともあり、存分に走りを楽しんでいた南さん。しかし悲劇は突然に起こる。財布を拾い、持ち主が近所だったこともあって届けに向かう道中でハンドル操作を誤りクラッシュ。不幸中の幸いで、南さんや相手方は軽傷だったが、愛車マスタングは無残な姿に…。そして、その姿が余りにショック過ぎて「もうアメ車は卒業して軽自動車に…」とカーボックスに相談に行った南さん。が、そんな話を山西さんとするさなか、ショップに入庫で運ばれてきた、チャレンジャーR/Tワイドボディを見てソワソワする南さん。「俺これ買うわ!やっぱりアメ車に乗りたいわ!運転は気を付ける!」。南さんの切り替えの早さに、山西さんが啞然としたのは言うまでもない。

5年乗ったエレノア仕様マスタングが事故でクラッシュし、「もうアメ車は卒業」と、軽自動車購入の相談でカーボックスを訪れるも、丁度入庫した新車のチャレンジャーR/Tワイドボディを見て心変わり。すぐさまカスタムの相談もして、カーボックスオリジナルサイドデカール一、LEDアンダーネオン、LEDフロント(ナイトライダー)、フードマットブラック塗装、リアウィッカービル、タイヤステッカー、カーボックスワンオフマフラーを装着。


OWNER : 南さん


'20 DODGE CHALLANGER HELLCAT WIDEBODY
あんた買わんなら私が買う! 奥様の言葉に迷いも吹っ飛ぶ

所有していたマスタングの修理で初めて訪れたカーボックス。その時の対応に感動した西元さんは、それから暫くして「エレノア仕様マスタングが欲しい」と再びカーボックスを訪れる。しかもそのエレノアに惹かれて乗りたいと言い出したのは、西元さんではなく奥様と聞いて、カーボックスもビックリ。そして、迷わず即決する姿にさらにビックリ。

それから約1年後、プラムクレイジーのチャレンジャー・ヘルキャットワイドが入庫したことを知り、一目見ようとカーボックスを訪れた西元さん夫婦。前から気になっていたヘルキャットワイドで、大好きなプラムクレイジーと、好きな条件が揃っていたチャレンジャーだが、じ~っくり観察する西元さん。そんな姿に業を煮やしたのが奥様だ。「あんた買わんなら私が本気で買うよ? 絶対に運転させないからね!」。「いやいや、ちょっと待って。よし、分かった俺が買う!」。まさかの夫婦のやり取りに、目がキョトンのカーボックス山西さんである。

 

今では奥様のエレノア仕様マスタングと一緒にサーキット走行を楽しむなど、走り重視のカスタムに励む西元さん。奥様もサーキット走行…。一番凄いのは、やっぱり奥様かもしれない。

サーキット走行をより楽しむため、カスタムは走り重視にシフト。現在はアイバッハローダウンサス、フロントスプリッター&一部ボディマッチペイント、サイドスプリッター&一部ボディマッチペイント、リアディフューザー&一部ボディマッチペイント、リアウィッカービル、カーボックスオリジナルデカール一、カーボックスオリジナルエキゾースト可変バルブ付き、2022モデルOPホイールに変更、室内カーボン調パネル。


OWNER : 西元さん


'22 DODGE CHALLANGER HELLCAT REDEYE WIDEBODY
人生でクルマが一番のご褒美、豪快過ぎるクルマ歴

数多くの個性的なオーナーがカーボックスを訪れるのだが、代表の山西さんが「特に個性的」と名前を挙げるのが井上さんだ。なんと御年73歳。「人生でクルマが一番のご褒美」と、これまでアメ車や名だたる欧州高級車を所有してきた井上さん。カーボックスを訪れたのは6年前。若い頃に乗ったマスタングが恋しくなり所有していたが、カーボックスのマスタングが気に入り買い替えで訪れた。

その後買い替えたマスタングをフルカスタムしていくのだが、1年後再び別のマスタングに乗り換えフルカスタム。そしてさらに1年後、カーボックスに入庫したサブライムグリーンのヘルキャットを見て、「その色最高じゃ!」と買い替え。もちろんカスタムに着手していくのだが、今度はプラムクレイジー・ヘルキャットワイドボディヘルキャットが入庫する聞くと、「その色最高じゃね!」と即決。

 

だが、徐々に同じヘルキャットワイドボディを所有するオーナーが増えていくと、「おもろーない」と言いだして、さらに上のレッドアイをショップにオーダー。「カスタムも一気に任せたわ」と、やること全てが豪快でファンキーに、まだまだ元気いっぱいに人生を楽しむ井上さんである。

カスタムはカーボックスにお任せし、アイバッハローダウンサス、フロントスプリッター&一部ボディマッチペイント、サイドスプリッター&一部ボディマッチペイント、リアディフューザー&一部ボディマッチペイント、リアウィッカービル、カーボックスオリジナルデカール、カーボックスオリジナルエキゾースト可変バルブ付き、タイヤステッカー、純正ホイール塗装カーボックスオリジナルカラー、室内カーボン調パネル。


OWNER : 井上さん


CARBOX【カーボックス】
TEL:0826-52-3052
HP:http://www.bs-carbox.jp/


Photo &Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2023年5月号掲載


関連記事

RELATED


購入もアフターもオールインポートが選ばれる理由

関東でチャレンジャー&チャージャーのオーナーが集まるショップといえば、埼玉県のオールインポートの名が挙がる。大きな理は、品質の高い車両・透明性のある車両価格表記・オリジナルパーツを含むカスタム技術だ。

仮契約までしたけどLBスタイルに惚れて変更【ダッジチャレンジャー】

過去2回、LBワークスで武装したチャレンジャーに乗ってアメマガ主催イベントamZに参加したみっちさん。軽自動車が長年の愛車だった彼女が、初めてのアメ車としてチャレンジャーを手にするストーリーとは。

【チャレンジャーSRT HELLCAT】強烈な走りもさることながら、奏でるサウンドも刺激的!

元々アメ車やアメリカン雑貨に興味があったが、仕事や家が最優先。いつか乗れたら…と思っていて、ようやくH2を購入。それに影響された友人がチャレンジャーを買ったので、ヘルキャットも増車したのが、ここで紹介するオーナーさんだ。

【チャレンジャーR/T 392】扱いにくさは確かにあるがとにかく乗っていて楽しい!

若い時にクルマに夢中になったが、子育て期間中はお休み。でも、年を重ねるとそのままクルマ弄りを卒業する人が殆どだろう。だがここで紹介するオーナーさんは、まさに少年の時の気持ちを持ち続け、チャレンジャーで再び走りを楽しむために購入したそうだ。

チャレンジャーに乗ることでアメ車に対する価値観が激変

今までアメ車には一度も乗らず、日本車や欧州車を乗ってきたオーナーさん。そんな彼がなぜチャレンジャーを、しかもEDGE CUSTOMSを…。これまで様々なスタイルを紹介してきたが、チャレンジャーと出会い、アメ車の虜になったオーナーさん紹介しよう。

 

最新記事


2024/10/05

走りを楽しむCHALLENGER OWNER 続々CARBOXに集結中!!

クーペ

ダッジ

アメ車を長く乗る秘訣として、「走ることを楽しむ」ためのスタイルを優先する広島のカーボックス。それに共感するオーナーは年々増加し、競い合うように上を目指している。そんなチャレンジャーオーナー達の撮影会を開始!

2024/10/04

正しいトラックの使い方とは 何たるかを地で行くスタイル!【1977y シボレーC-10】

ピックアップトラック

シボレー

希少価値は年々高まり、コンディションの良い個体は高値で取引されるシボレー・C-10。しかしそんな情勢には目もくれず、モデルイヤー相応に、むしろちょっと老けて見えるくらいヤレた77年型のC-10を軽トラ感覚で乗りこなすスターキーズハンバーガー店主の日常に密着。

2024/10/03

【シェルビーF150スーパースネーク】より低くオンロードに特化したスーパースネーク

ピックアップトラック

フォード

ハイパフォーマンストラックと言うジャンルを築いた、フォード・SVTラプター。そしてフォードは、そのラプターをも凌駕するシェルビー・F150スーパースネークを登場させた。最高出力は、なんと770馬力。並みのスポーツカーでは太刀打ちできない加速を備えた、まさにシェルビーの名に相応しいモデルとなっている。

2024/10/02

車両販売だけでなくメンテナンスもウエルカム【カーショップトラッシュ】

ショップ

2024年で創業20年を迎えたトラッシュ。札幌の中心地からクルマで30分ほどの距離にあり、都会の喧騒から離れた隠れ家的な雰囲気。代表の川口さんを中心に、様々なスペシャリストがお店を支える。

ランキング


2024/10/04

正しいトラックの使い方とは 何たるかを地で行くスタイル!【1977y シボレーC-10】

ピックアップトラック

シボレー

希少価値は年々高まり、コンディションの良い個体は高値で取引されるシボレー・C-10。しかしそんな情勢には目もくれず、モデルイヤー相応に、むしろちょっと老けて見えるくらいヤレた77年型のC-10を軽トラ感覚で乗りこなすスターキーズハンバーガー店主の日常に密着。

2024/10/03

【シェルビーF150スーパースネーク】より低くオンロードに特化したスーパースネーク

ピックアップトラック

フォード

ハイパフォーマンストラックと言うジャンルを築いた、フォード・SVTラプター。そしてフォードは、そのラプターをも凌駕するシェルビー・F150スーパースネークを登場させた。最高出力は、なんと770馬力。並みのスポーツカーでは太刀打ちできない加速を備えた、まさにシェルビーの名に相応しいモデルとなっている。

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger