【I.C.E FORGED】唯一無二のスタイルを実現する

カスタムに対して人一倍強いこだわりを持つクアートが、さらなるオリジナリティを想像するべくホイールブランドを起ち上げた。その名は「I.C.E FORGED」。
CUSTOM FLASH
I.C.E FORGED
CADILLAC ESCALADE SPORT
マッスルカーからSUV、ビンテージから最新モデルまで、ありとあらゆるアメ車のカスタムを手掛けるクアート。CROSS FIVEなどのイベントの常連というイメージがあるが、実は以前から計画していたプロジェクトがある。それは「オリジナルのアルミホイールブランドを立ち上げること」だ。クアート代表の酒向氏は「自分だけの、大切な宝物という意味を込めて『I.C.E FORGED』というブランドを設立しました。
2023年の東京オートサロンにこのスタイルのまま展示を行いましたが、良い意味で賛否両論の反応が面白かったですね」と語る。
現行型のエスカレードに26インチの鍛造1ピースを組み込む時点で圧巻だが、それにしても強烈なインパクトを与えるのはブラッシュドにキャンディブルーを組み合わせたカラーリング。よくあるスタイルだとメッキ系や、やってもゴールドだろう。それに対し酒向氏は「アメリカンセレブが、遊びで作ったような仕様というのがコンセプトですね」とのこと。確かに言われてみると納得だし、インパクトを与えてこそ意味があるというもの。
今回は26インチを装着しているが、サイズ設定は16 〜26インチまで設定しており、リム幅/インセット/ホール数などは自由自在に選択することが可能。16インチを設定しているのはジェットスキーのトレーラーへの装着を想定しており、ヘッド車両とトータルコーディネイトが楽しめる様に配慮されている。カラーリングも自由に選択可能で、今後はさらなるバリエーションも計画中。他の誰とも違う、唯一無二のカスタムを実現できる。それがI.C.E FORGEDの魅力であり、存在理由と言えるだろう。


6本のツインスポークを核とし、そこからサブスポークが分岐する複雑で緻密な造形を実現する。大口径=デザイン重視というのは昔の話で、軽さと強靭さを両立した鍛造製法を採用する。スポークの端面やリムの各部に至るまで、非常にシャープでエッジを強調したデザインを採用。スポークの途中からセンターに向かって落とし込むことで、立体感を表現する。また、贅肉を極限まで削ぎ落とした筋肉質的な逞しさも表現する。今回はエスカレードに装着しているが、マッスルカーと組み合わせるのもアリだ。
株式会社クアート【QUARTT FAB】
所在地:岐阜県各務ヶ原市鵜沼羽場町5 丁目135-2
TEL:0583-81-9167
URL:https://www.quartt.jp/
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン 2023年5月号掲載
最新記事

2025/03/28
GMT400ラバーズが集う宴も2024年で10周年!【第10回全国C/K15祭り in 富士】
シボレー&GMCのC/Kシリーズの中でも、GMT400プラットフォームベースの4thジェネレーション愛好家で構成される「シェビーC/K15オールドフェイスクラブ」による、毎年恒例の全国祭りが2024年も開催された!

2025/03/26
本国ドリフトシーンのトレンドを5世代目のマスタングでアレンジ!
ドリフトシーンのトレンドホイールであるRTRを第5世代マスタングにセットアップ!ネオクラシック×ドリフトスタイルで魅せる斬新なスタイリングに迫る!

2025/03/24
本物の錆を着こなす。【ダッジ ダート】
1960年に登場したダッジ・ダート。千葉県のガレージジョーカーには第3世代の65年型が在庫しているが、注目は車両の稀少性と共に、ボディ全体に広がる本物の錆。錆もまた大きな個性となる。

2025/03/22
ワールドスタンダードなホットロッドカスタムショーは32回目を迎える!
MOONEYESによる横浜発信のHot Rod、Custom、Motorcycleにおけるトレンドセッター的最重要イベント!国内外のアメリカンモーターカルチャーファン24,000人がホットロッドカスタムショー2024に押し寄せ大盛況!!