色のコダワリは無いが、何故か黄色のチャレンジャーを3台乗り継ぐ
走れるチャレンジャーカスタムを提案するCARBOX。ヘルキャットオーナーの竹林さんは、実はこの車両が3台目のチャレンジャーだったりする。
THRILL RIDES
パワフルで走れるクルマなら、踏み込んで走りを楽しむベキ
2018 DODGE CHALLENGER HELLCAT WIDEBODY
今までは様々なアメリカンSUVを乗り継いできた竹林さん。しかし、マッスルカーの速さについていけなかった事で、黄色のMT仕様の392を購入。ところがその後、MTのヘルキャットが偶然見つかり乗り換えるが、それも黄色。ここで落ち着くかと思ったら、納車半年後に、現在の愛車となるヘルキャットワイド、言わば究極のMTが見つかってしまう。そして、ボディカラーは黄色…。奥様からは「いい加減にして!」と言われるものの、これもある意味縁というか、引きの強さとしか思えない。ましてや今、マッスルカーが入手困難な状況を考えれば、乗り換えない理由は無いだろう。
そんな竹林さんのヘルキャットワイドは、カナード的なエアロやディフューザーをフル装備。非常にレーシーなスタイルだがそれは見た目ではなく、キチンと機能部品としての役割も果たしている。
サスペンションはBCレーシングの車高調で、いずれは小径プーリーやコンピュータ、HREの軽量ホイール、5点式シートベルトまで計画中とか。ファミリーカーは他にあるのだが、竹林さんは「ライトウエイトコンパクトとは真逆クルマで、どこまで走りが追求できるか模索中です」と語る。
ある意味マッスルカーの名前の通りで、まさにその小悪魔的な部分にすっかり魅了中。だが、その勢いはまだまだ止まらなさそうだ。
ボディ各部には黄色と黒で、まさにSUPER BEEを意識したデカールを追加。ちなみにボンネットは2019年式以降に交換されており、スタイリングよりも冷却性能の向上を目的としている。
大型のリヤウイングやディフューザーを追加。特にリヤウイングの中央部はクリアパーツとしており、後方視界もしっかり確保。ただ目立つためのアイテムではなく、しっかりとダウンフォースも考慮。その上で、安全性も重視している。
ホイールは純正のままだがカラーリングを変更。タイヤレターはカーズのマックィーンを意識しワンオフで制作。NASCAR 的な雰囲気も演出する。
ブレーキ類はノーマルだが、キャリパーをボディ同色にアレンジ。またハブ部分にはパープルの差し色を施し、華やかな印象を足元に与える。
フロントのタワーバーだけでなく、リヤサスペンションにもタワーバーを追加。今まで様々な車両を見てきたが、ここまでのカスタムは初めてだ。
エンジンは6.2ℓ+スーパーチャージャー。サーキット走行には必要不可欠なオイルキャッチタンクを追加。またワンオフでストラットタワーバーも装着し、ボディ剛性をアップさせている。
ノーマルシートに4点式ベルトを装着するが、いずれはフルバケに5点式ベルトを計画中。その際にはリヤシートも外し軽量化を追求したいとか。
OWNER:竹林さん
アメ車歴は非常に長く、以前はサバーバンやユーコン、H2を所有。CARBOXTとの付き合いはH2からで、ツーリングの時に「マッスルの方が面白そう」と感じ、乗り換えたそうだ。
CARBOX【カーボックス】
TEL:082-815-8448
http://www.bs-carbox.jp/
Photo&Text:TAKEO ASAI
アメ車マガジン 2022年11月号掲載
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