足車のジムニーをシボレーS‐10へ気楽に乗れるサイズ感が最高
グランドチェロキーを所有している西井さんが「ラフに、カジュアルに乗れるトラックを増車したい!」と選んだのがS-10。キャンプの足にはもちろん日常使いでも大活躍。その魅力について話を伺ってきた。
A LIFE WITH S-10
何でも積めて、どこへでも出掛けられるS-10 4×4!
1995 CHEVROLET S-10
アウトドアやオフロードが大好きな西井夫妻。VWトゥワレグとジムニーを愛車にして楽しんでいた2人がアメ車に目覚めたのが今からザックリ4年前。トゥワレグからグランドチェロキーSRT8へ乗り変えたことが始まり。
その後グラチェロ&ジムニーの2台体制でアウトドアライフを楽しんでいたが、キャンプを嗜む中でもっとラフに、ガンガン道具を積めて気楽に林道や河原などへ乗り入れできるカジュアルなクルマが良いのでは? って結論に至った。
グラチェロのハイグレードモデルでディープなオフロードは忍びない。むしろ綺麗に磨いて街中を走らせたいのが本音。しかしジムニーでは積載性に問題あり。そんな中S-10の四駆を見つけて「コレだ!」と即決。遠方のクルマ屋さんが在庫していた個体を行きつけのショップ「J‘s Fam Pit」で業販してもらうことに。どの様に乗りたいのかを事前に把握していた同社がラフ&カントリーの2.5インチリフトアップキットの導入を提案し、リフトアップを施しての納車となった。
エクステリアは小傷も多少あるが、ブラックアウトされたフェイス周りとマッチしてワークトラック感が高まり、それも味となって愛着が深まり、実家の畑で収穫する際も折り畳み式のトノカバーをサクッとあけて軽トラの代わりに大活躍。友人とガレージでBBQする際の買い出しも、後部座席に座って貰って4人乗車可能。普通のクルマじゃ味わえない距離感、そして斜めレイアウトの不思議な感覚による非日常感が、妙にテンションを上げてくれるのも嬉しい誤算だ。
泥まみれになっても林道の枝でボディが傷ついても絵になる。フルサイズトラックでは不可能な細い林道もスイスイ走れて、軽トラより積載性が良くて人も乗せられる。まさにライフスタイルに溶け込むクルマと言えるだろう。
ヘッドライト&フォグはイエローのLEDレンズへ変更。ラフ& カントリーのキットで2.5インチアップし、31×10.5R15のマッドテレーンタイヤをセット。
トノカバーは折りたたみ式なので畑の収穫やバイクを積み込む際もサクッと畳んで積載可能。ラフにガンガンキャンプ道具を積めるころともお気に入りのポイント。
RECARAのステアリング換装とオーディオ以外はほぼオリジナルのインテリア。ダッシュのスイッチで4WDの切り替えが可能。
S-10 EXTの後部座席は折りたたみ式。少し斜めにレイアウトされた珍しいタイプ。大人が長時間座るとしんどいが、ちょっと買い出しに出掛ける程度なら、むしろ楽しい!
OWNER'S FILE : Hisaya & Emi
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年11月号掲載
最新記事
2024/11/21
【シェビーバンG20】子育て世代にはミニバン !?いやフルサイズ一択でしょ!
これまでアメ車を愛用してきた者たちがアメ車から離れるタイミングで比較的多いのが、子育てが始まった時。何不自由ない広々車内に加えて維持費も安い2Lクラスの国産ミニバンへと乗り換えるのがセオリー。でもフルサイズバンって選択肢も意外とアリ!?
2024/11/20
【ビッグバーンモータース】築き上げた知識と経験が信頼の証。
創業37年。アメ車に完全にシフトして30年になる埼玉のビッグバーンモータース。創業当時から整備に力を注ぎ、その長い知識と経験を頼りにするオーナーは数多い。
2024/11/19
アメ車好きの父の密かな夢、最愛の娘とのツーショット
16年前に当時11才だった愛娘と一緒にアメマガに登場したオーナーさん。娘が大人になってアメ車に乗り、もう一度一緒にアメマガに…。そんな夢を胸に秘めていたオーナーさんの夢が遂に実現。
2024/11/18
どんな車種でも装着するだけで、気ままなクルマ旅が楽しめる!【OVERLAND SPEC OUTDOORS ROOF TOP TENT】
オーストラリアに端を発し、アメリカや日本を初め、世界各地でユーザーが増加しつつある「オーバーランドスタイル」。様々なアメ車を販売するスカイオートでは、OSO製品を各種取り扱い中だ。