フルモデルチェンジして威厳が増した迫力のフォルム ラム1500レベルスポーツ

2010年モデルよりダッジから切り離されて「ラムトラック」として単独ブランド化を果たし、2019年モデルでフルモデルチェンジしたラム。これまでも独特な存在感を放っていたが、それがより際立っているのは明らかだ。
THE AMERICAN TRUCK & SUV
トラックとしての逞しさと超個性を存分に発揮する
2020 RAM1500 REBEL SPORT Crew CAb 4x4
かつてはダッジブランドに属していた「ラム」だが、2010年モデルから「ラムトラック」ブランドとして独立したものの今だにダッジ・ラムとしてのイメージは強く、ごっちゃになってしまいがち。
さて、そんな新生ラムはというと、デトロイトモータショー2018でダッジ時代を含めると5代目となるニューモデルを発表。フルモデルチェンジを実施して内外装を一新。フロントフェイスは先代モデルでもこれまでの十字型のクロスヘアグリルからの脱却を図っていたものの、新型は新たに六角形の大型グリルを採用し、その中央には大きなRAMのロゴを配置したのである。
またインテリアは、質感の向上はもちろんのこと快適装備も充実。センターのモニターは8.4インチと12インチとが選べ、もちろんクライスラー独自のインフォテイメントシステムであるUコネクトやアップルカープレイを内蔵し、スプリットスクリーン機能や360度ビューカメラなど、充実した機能が満載。
さらにはパフォーマンス面ではマイルドハイブリッドシステム「eトルク」を搭載した3.6ℓペンタスターV6と5.7ℓHEMI V8に、通常仕様の5.7ℓHEMI V8、さらに2020年モデルからは3.0ℓエコディーゼルV6が追加となり、計4機種をラインナップ。
今回BUBU横浜にて取材したモデルは「ラム1500レベルスポーツ」。ブラックを基調として内外装をコーディネイトされたフォルムは実にスタイリッシュかつスポーティ。新型モデルの流通量が少ないだけに差をつけるには打って付けの1台だ。


前年は3.6ℓペンタスターV6 eTORQUE、5.7ℓHEMI V8、5.7ℓHEMI V8 eTORQUEという3タイプのパワーユニットをラインナップしていたが、2020年モデルから3.0ℓエコディーゼルV6が加わり4タイプとなったパワーユニット。撮影車両には395hpを出力する5.7ℓHEMI V8が搭載されている。


テールゲートにはブラックアウトしたラムのシンボルを配し、ノブにはバックカメラを内臓。汚れを気にすることなく荷物を積めるベッドライナーはもちろん、TONNO PRO製トノカバーを装備。マフラーエンドは両サイド出しで、エンブレム同様ブラックアウトして統一感を演出。
275/55R20サイズのタイヤに5スポークのクロームホイールを組み合わせたボトムス。ブラック一色の中でひと際クロームが映える。






エクステリア同様にインテリアカラーはブラックを用いてコーディネイトされ、メーターパネル中央には7インチのデジタルクラスターディスプレイを装備し、その両サイドにアナログメーターを配置するデザイン。ボディタイプはクルーキャブということで室内は広々としており、リアは座面を上げれば収納スペースとなる。
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PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2022年10月号掲載
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