普段乗りも快適な本格派4×4!JLラングラー1台あれば旧車道楽も安心

コルベットC3と共に登場してくれているERIさん。実は旦那さんと共にハーレーやビンテージカーを複数台所有するマニア。そんな夫婦が唯一気負いせず、気楽に乗ってどこへでも走らせるメインシューズがJLラングラーだ。
断然JEEP派
愛犬のためにも空調は必須、途中で止まる心配もなし!!
2019 JEEP WRANGLER
UNLIMITED SAHARA
高年式のアメ車を所有している人には理解しがたいかもしれないが、旧車は割と予期せぬトラブルが付き物。それも含めて旧車道楽として楽しむのが大半ではあるものの、仕事の移動先や愛犬を同乗させて長距離を走らせる場合、いくら整備がバッチリでも心のどこかで不安が残るのが本音だ。自分一人で時間に追われていないタイミングであればそれも想い出として笑って楽しめるが、この猛暑の中で体温調節の苦手な愛犬をエアコンのない旧車に乗せて渋滞にでもハマった日には気が気でなくなる。とは言っても一般的な国産車だと自宅車庫へ並べた時に完全にアウェイ。しかし現行モデルのラングラーなら割とすんなり馴染むってことが購入のキッカケだ。
当初はJKラングラーも視野に入れて探していたそうだが、妻のERIさんが乗る機会も多いのでバックモニターやアップルカープレイなど、格段に装備が充実したJLを新車で購入したという。ちなみにこちらの夫婦はハーレーが6台、トライアンフが2台、旧車は写真のタイプⅡの他にバンデンプラ、そしてC3を含めてバイク8台、クルマ4台という凄まじさ。
事の発端は夫婦揃って福祉関係の仕事に従事しており、常日頃から年配の方たちが「お金を貯め込んでも使いたい時に老体では何もできない。動けるうちに楽しんでおくべきだ。人生一度きりなんだから」と言われたこと。JUNさんは50代なので余計にその言葉が響いた。そうと決まれば憧れの旧車、一目惚れしたクルマに対してストッパーはなし。買えるなら買って、その世界観を夫婦で共有して楽しむのが今もっとも至福の時。ラングラーは堅実で現実的なメインシューズとなって、これからも旧車道楽を支えていくのだ。
あくまでも普段の足として快適に乗れる、カッコイイ4×4として迎え入れたラングラーなので、ホイールやタイヤも純正をストック。お金をかけるクルマが別にあるのも大きな理由であるのは間違いない(笑)。
1年ほど前から家族の一員となったマメちゃん(豆太郎♂)。このほかにも猫を数匹飼っていてご自宅はプチ動物園。愛犬や愛猫に何かあった時でもラングラーなら安心して動物病院へ連れて行ける。
JKラングラーと迷ってJLラングラーにした理由の一つがインテリアの質感。ダッシュやシートの質感はもちろん、ドアの開閉も別次元。JLの方が確実に快適だと語る。
二人とも左ハンドルを運転することには慣れている。しかし日常の足となるとパーキングチケットを取ったりする時に一人で出かけていると不便。右ハンドルなら一人でも安心だ。


ご自宅に併設される大型カーポートは、1966年型のVWタイプⅡ、1979年型コルベットC3、そして撮影車両のJLラングラーにバンデンプラと4台が並ぶ。その後方にはバイク専用スペースを設けてハーレーが6台。トライアンフが2台。いや、ほんと夢があります♡ちなみにC3については、本誌アメマガガール企画ページにて詳しく紹介しているのでぜひ!
JEEP OWNER'S FILE : JUN&ERI
THANKS:F.A.S.T
TEL:06-6784-1976
http://fast1976.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年9月号掲載
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