アメ車MTGでシェルビーGT500の存在を知ってこの子に乗ると決意!

彼女たち流のアメ車との付き合い方
最近じゃ若い男子もAT限定で免許を取得するケースが多いとか言われているけど、逆に若い女の子がマニュアルで免許を取得するパターンも少数派だけど実在する。そんなレアケースで実際にマニュアル車を軽快に操るアメ車女子のカーライフに迫る。
アメ車女子のライフスタイル
シェルビーGT500はマニュアルしか存在しない!
FORD MUSTANG SHELBY GT500
「マスタングに憧れて乗りました」という女の子を数多く紹介してきたけれど、シェルビーGT500はかなりレア。しかも後期グリル&テールにマットブラックストライプと、かなりツウ好みなスタイル。話を聞くとこの仕様は前オーナーが仕立てたそうだけど、シェルビーへの想いが固まったのは、数年前に訪れたアメ車ミーティングだったと話すさえちんさん。
通勤中にマスタングを見かけては〝カッコイイな♡〟と憧れていたが、シェルビーの存在を知るや否や〝ヤバイ♡〟と一目惚れ。乗るならシェルビーGT500と心に決めるもそう簡単に見つかるほど日本の中古車市場にも出回っていない。まぁ縁とタイミングもあるし、いつか購入できる時が訪れるだろうと気長に待ちわびて2年が経過し、ようやく手に入れたのが2021年の秋。免許を取得した時はまさか自分がシェルビーGT500を操るなんて想像もしていなかったが、あの時MT免許を選択して良かったと実感した瞬間だ。
そんな彼女、マニュアル操作が抜群に上手で撮影現場へ向かう際、偶然筆者のクルマの後ろに並んで暫く道中を共にしたのだが、マニュアルに不慣れなオーナーなら少々荒々しい動きが出がちなのに、まるでATかの如くスムーズ。撮影時にクルマを移動してもらう際も、数センチ前へといった難易度の高いリクエストにも難なく対応。運転を過信する男よりも確実に操作が上手い彼女。今後も末永くシェルビーGT500と人生を謳歌して行って欲しい。


5.4LのV8スーパーチャージドエンジンを搭載し、マックスパワーは550hpを叩き出すモンスターマシンのシェルビーGT500。ブレンボブレーキシステムやSVT鍛造ホイールが標準装備。オリジナルのままサーキットへ駆り出しても好タイムを弾き出すハイパフォーマンスモデルだ。


スエードのステアリングにシェルビーのロゴがあしらわれ、スティックシフトも相まってコックピットはレーシーそのもの。コレをこんな可愛い女の子がサラッと乗りこなすとなれば、男性諸君も堪らない。所々エルモや女の子らしい飾りがあるところがガールズオーナーらしい。
owner : SAECHIN
Special Thanks:TRIP2…
http://trip2.attic-outernational.com
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年 9月号掲載
最新記事

2025/03/31
究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」
アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2025/03/29
【シボレー タホ】バンに乗りたかったのが一変、SUVを選択してカスタム
アメ車に乗りたいと思うキッカケとしてはいくつかあるが、映画を見て影響を受けたという人は多い。紹介するタホのオーナーさんもそう。当初は劇中で使用されているバンにこころを奪われていたものの、SUVの良さにも惹かれてタホをセレクト。

2025/03/28
GMT400ラバーズが集う宴も2024年で10周年!【第10回全国C/K15祭り in 富士】
シボレー&GMCのC/Kシリーズの中でも、GMT400プラットフォームベースの4thジェネレーション愛好家で構成される「シェビーC/K15オールドフェイスクラブ」による、毎年恒例の全国祭りが2024年も開催された!

2025/03/26
本国ドリフトシーンのトレンドを5世代目のマスタングでアレンジ!
ドリフトシーンのトレンドホイールであるRTRを第5世代マスタングにセットアップ!ネオクラシック×ドリフトスタイルで魅せる斬新なスタイリングに迫る!