長さ約9m40cmのトレーラーをタンドラで豪快にけん引!
17歳の頃、アメリカのヨセミテ国立公園のキャンパーサイトで見たキャンピングトレーラー。その圧巻の大きさと、まるで別荘の様な雰囲気に一目惚れしたGoyaさんが楽しむ、セカンドライフの理想形。
アメ車と楽しめ「ソト遊び」
長さ約9m40cmのトレーラーをタンドラで豪快にけん引!
2020 TOYOTA TUNDRA
全長が約6mのタンドラ単体でも小回りが効かなくて大変そうだが、そのタンドラに超巨体のキャンピングトレーラーを牽引して旅をする強者が、紹介するGoya&Ichikoさん。今回予定が合わず撮影には来れなかったが、Ichikoさんの母(93歳)も含めて3人でお出掛けするのが恒例で、親孝行を兼ねて長野県や北海道、東北地方をはじめ、中四国、九州まで全国津々浦々の旅を満喫していると言う。
10代で渡米して一目惚れしたトレーラーライフを実現!
ちなみにこのトレーラーは2代目で、以前はヨーロッパ製の5m弱の小ぶりなキャンピングトレーラーだったが、いざ3人で宿泊となると寝られなくはないけれど、ゆったり広々という具合ではなかったことから、自宅の敷地スペースを計測してギリギリのサイズで探したところ、フォレストリバークルーズライト272Xに辿り着いた。ちなみに隣家とトレーラーの隙間はわずか7cm、自宅側も7cmで家の前は10m幅の道路。攻めすぎてさすがにヘッド車に付けての駐車は断念し、パーモッド360を駆使して手で引っ張りながら、何とか自宅敷地内に入庫。以前のトレーラーならサイズ的にも余裕だったが、ここまで手間がかかったとしても大きなトレーラーへの憧れが勝ったと話す。
一度旅へ出掛けると3日ほどは連泊しており、中と外の2WAYキッチンでその日の気分でディナーを外にしたり、中で楽しんだりしているとのこと。友人や孫も一緒になってキャンピングトレーラーの旅を楽しむことも多く、若かりし頃に見たヨセミテ国立公園のトレーラーライフを、日本で再現。理想のセカンドライフは何にも縛られることなく自由気ままに暮らすこと。そう願うアメ車オーナーたちの理想像を、二人から学んだのは言うまでもない。
TRD スポーツパッケージは純正でも強靭な足周りとなっており、重量級の牽引も余裕。以前乗っていたエクスプレスのAWD では少々非力だったので大満足とのこと。93歳の母の乗り降りを考慮して車高は純正を保ちつつ、TRD 純正オプションのサイドステップ装着で乗降性を向上する。トノカバーの下にはヘビーローテーションなアウトドアギアを搭載。赤いTRD マッドフラップはハイラックス用の流用品だ。
2m半以上の幅は現実的に厳しいトレーラーの弱点を見事克服するのが、この伸縮式のリビングスペース。1m 弱出て室内を拡張することでトレーラーの中とは思えない広々としたスペースを確保。ちなみに背面のグリルは外付けのキッチン横にレイアウトできるのでBBQの時も超便利!
スライド拡張式のリビングスペースは、もはや動く別荘レベル。トレーラーの先端部分が寝室となっていてシャワールームやトイレ、洗面所も完備。1LDKの別荘としても十分に使える。けん引して走るのが辛い年齢になったら、母の実家に据え置きして別荘として暮らすことも検討中だ。
OWNER : Goya&Ichiko
BUBU HANSHIN【BUBU阪神】
TEL:06-6427-5151
https://www.bubu.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年8月号掲載
最新記事
2025/01/28
【HBSS】日曜日を優雅に楽しむ、クルーズ&スワップミート
アメ車オーナーをメインとした、北関東のクラブがHBSS(Have a Blast Second Sunday)。日曜日に実施されるモ-ニングクルーズを主軸としているHBBSが、第三回目となるCruise&SwapMeetを実施した。
2025/01/27
エコなラングラーをカスタムで彩る【ラングラールビコン4xe】
本格オフローダーでありながら、PHEVとして登場したラングラー4xe。その特異なモデル故に様子見のユーザーも少なくないが、多様なラングラー販売でお馴染みのCAR3219上尾タワーには、4xeをベースにしたカスタムモデルも販売中とあり、検討する価値は大いにある。
2025/01/24
【ティートップ】ビンテージだけでなくネオマッスルも販売中!
2003年の創業以来、20年以上に渡りアメ車や逆輸入車を専門に取り扱うT-TOP。とくにビンテージのアメ車を得意としてきたが、近年は2000年〜2010年代のアメ車の買い取りも積極的に行なっているそうだ。
2025/01/23
【LANDFOOT XFG】昔ながらの鉄チン風スタイルをラングラーのボトムスに!
本格派ヨンクであるラングラーには数多くのホイールが投入されているが、トピー実業のLANDFOOT XFGはクラシカルな装いをラングラーのボトムスに提供してくれる。