「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、決意!
「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、そう決意した吉田さん。金銭的な問題で初の愛車は国産コンパクトカーにしたが、入社した会社の同期がタホに乗っていることを知り、負けていられないと、夢のアメ車購入へ踏み出した。
20年越しに叶えた憧れのシボレーSUV
GM CARNIVAL-やっぱりGM系がいい-
'03 CHEVROLET SUBURBAN
初めて生で見たタホは会社の同期の愛車だった
ガレージジョーカーの、20年来の常連3人組の2人目が、03年型サバーバン・Z71に乗る吉田さん。こちらページの白石さんとは会社の同期という関係だ。
10代の頃からクルマ好きだった吉田さんの、初めての愛車は国産コンパクトカー。「本当はシボレーのSUVが欲しかったんです。でも流石にお金が無くて…」。いきなりシボレーSUV? そのキッカケは、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て一目惚れしたという。正直やらせのような経緯だが、嘘ではなく本当の話。
アメ車所有を現実的に考えるようになったのは、入社した会社の駐車場にシボレーSUV、タホが止まっていたから。そのタホの所有者こそ白石さんだ。「実はタホを生で見たのがそれが初めてだったんです。そのタホが、同期で仲良くなった白石のクルマだと知って驚きました」。憧れのクルマを、同期がすでに所有している。この事実に、羨ましさと悔しさも感じた吉田さんは、迷うことなく「俺も乗る」と決意するのだった。
白石さんから紹介されたショップは、もちろんガレージジョーカー。「ヤバい人が出てきて、騙されたと思った」と、代表の小川氏を見て白石さんを恨んだようだが、小川氏の人柄を知り、憧れのアメ車の相談をすることになる。しかし、ずっとシボレーSUVを望んでいた吉田さんだが、購入を決めたのはフォード・エクスペディション。「シボレーがいいけど、やっぱり白石と同じクルマじゃ面白くない。どうせなら、誰も乗っていないSUVにしようと」。
その後、結婚を機にエクスペディションを手放し、家族の為にしばらくは国産車を愛車にしていたが、心の声は「面白くないクルマ」「アメ車が欲しい」だった。
そして3年前、遂にアメ車復活のチャンスが到来。子供も大きくなり、家族でキャンプに出かけることも増え、国産車では荷物が入りきれなくなってきたのだ。「絶好のチャンスだと思いました(笑)。奥さんに広いクルマの必要性を説明して、広いクルマと言えばアメ車だと」。見事奥様を説得した吉田さんはすぐさまガレージジョーカーを訪れ、事前に白石さんから聞いていた「お前にピッタリなクルマ」を見学。それが、現在の愛車サバーバンだ。20年越しに叶えたシボレーのSUVは、今では奥様と喧嘩した際の避難所としても活用するなど、無くてはならない存在になっている(笑)。
メッシュグリル、ミッキートンプソン17インチホイール、ルーフラックが加わる吉田さんの03年型サバーバン。ラゲッジは車中泊用のベッドや手作りラックが並ぶ。サバーバンでの車中泊は快適のようで、奥様と喧嘩した際は、真っ先にここに避難するとか。
OWNER 吉田さん
「奥様と喧嘩したら…」のくだりがガレージジョーカー小川氏には刺さったようで、根掘り葉掘り質問攻めに合っていた吉田さん。白石さんと同じく、吉田さんもアメリカ滞在中に小川氏と合流し、観光ガイドには載っていないディープなロスを案内してもらったと言う。
Thanks:GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
TEL:0479-25-7740
https://www.garage-joker.com/
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2022年7月号掲載
最新記事
2024/11/21
【シェビーバンG20】子育て世代にはミニバン !?いやフルサイズ一択でしょ!
これまでアメ車を愛用してきた者たちがアメ車から離れるタイミングで比較的多いのが、子育てが始まった時。何不自由ない広々車内に加えて維持費も安い2Lクラスの国産ミニバンへと乗り換えるのがセオリー。でもフルサイズバンって選択肢も意外とアリ!?
2024/11/20
【ビッグバーンモータース】築き上げた知識と経験が信頼の証。
創業37年。アメ車に完全にシフトして30年になる埼玉のビッグバーンモータース。創業当時から整備に力を注ぎ、その長い知識と経験を頼りにするオーナーは数多い。
2024/11/19
アメ車好きの父の密かな夢、最愛の娘とのツーショット
16年前に当時11才だった愛娘と一緒にアメマガに登場したオーナーさん。娘が大人になってアメ車に乗り、もう一度一緒にアメマガに…。そんな夢を胸に秘めていたオーナーさんの夢が遂に実現。
2024/11/18
どんな車種でも装着するだけで、気ままなクルマ旅が楽しめる!【OVERLAND SPEC OUTDOORS ROOF TOP TENT】
オーストラリアに端を発し、アメリカや日本を初め、世界各地でユーザーが増加しつつある「オーバーランドスタイル」。様々なアメ車を販売するスカイオートでは、OSO製品を各種取り扱い中だ。