「唯一無二!!」を掲げて製作したこだわりの愛機カマロSS

クーペ

シボレー

アメマガ2022年7月号

東京都

カマロ

MSTオートモーティブ

GM CARNIVAL

カマロSS

ワイドボディ

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

GM CARNIVAL-やっぱりGM系がいい-


しっかりと走れてこそ、見た目も最大限に生きる

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

インパクトを与えようと思ったら見た目を優先してしまう。だがクルマである以上、しっかり走らなければ意味がない。マッスルカーであればなおさら。その両方をスポイルすることなく仕上げるのは容易なことではないが、それをかなえるために最大限の努力をし続けるオーナーがココに!


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「誰かに真似されたくない」という強い思い

2011年型クライスラー・300からスタートして、同じく2011年型のダッジ・チャージャーを愛車にしてきた?E‐TAさん。この2台はともにV6モデル。乗り出した当初はV6であることをそれほど気にすることはなかったのだが、アメ車生活を続けているとさまざまなシチュエーションや出会いによって〝V8に乗りたい〟という衝動に駆られるのだ。これはアメ車と接したことのある人であれば誰しもが抱く思いで、彼だけが特別なワケではない。その思いをかなえるためにKE-TAさんがセレクトしたのはV8を搭載したシボレー・カマロSSだった。

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

マスタングに端を発したリバイバルブーム。チャレンジャーがそれに続き、最後にカマロが登場することとなった新マッスルカー御三家。ファンの多さではチャレンジャーに軍配が上がるなかで、彼がカマロを選んだ理由はV8以外に父親の影響も関係しており、第2世代のポンティアック・ファイヤーバードトランザムを所有していた過去を父から写真で見せてもらったことも記憶としてあり、GM系を選択するに至っている。

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

色々な思いを抱きながら手に入れたカマロはというと、かなりインパクトのあるシルエットとなっているが、購入時点ではまったくのノーマル。しかし、購入時点からカスタムすることを大前提としていたこそは想像に難くない。元々のボディカラーはブラックだったが、これもオールペンを見据えてのチョイスだったりする。そしてカスタムの方向性としては、見た目だけではなく、しっかりと走れることを意識。

 

まずはボディ。最近のカスタムシーンを鑑みるとやはりワイドボディ化はマスト。しかし、マーケットで流通している既製品では満足いかないと、ワンオフで製作したのだ。そしてこのワイドフェンダーを基準に、フロントをはじめサイド、リアにもワンオフしたパーツを組み合わせてスポーティな装いを際立たせている。

2010 CHEVROLET CAMARO SS WIDEBODY CUSTOM

見た目が整ったところで今度は走りの点では最重要ポイントとなる足回り。できる限り低く落としたいというのが心情。手軽なところではローダウンコイル、地面に着地するまで落としたいのであればエアサス、もしくはハイドロといった手法が考えられるが、採用したのはコイルオーバーで、できる限り低く、そして走れることを主眼として〝生足〟にこだわった。

 

「唯一無二!!」を掲げて製作したこだわりの愛機。ブルーへと変貌を遂げたボディカラーもまたその一環だ。

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フロント回りは軽量化及び冷却性能向上を図ったワンオフのフードへと換装し、ビレットグリルで強面な印象を醸し出しながらオラクルのライトを仕込んでお茶目さも忘れない。サイドスカートはカーボンとし、サイド&リアウインドーにはルーバー、そしてリアスポイラーにはウィッカービルも装着してレーシーな装いを強める。

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ホイールはD2 FORGED WHEELS SIS-07(F:20 ×10J、R:20×12J)に、タイヤはニットー・INVO(F:245/40R20、R:275/35ZR20)を組み合わせ、BC RACINGのコイルオーバーでギリギリまで車高を落とす。オーバーフェンダーはワンオフにて製作し、迫力あるシルエットを生み出す。ダクトもポイント!

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ダッシュパネルやドアパネルもボディカラーと同色にすることで一体感を醸し出す。走りにも手を抜かないためロールケージもワンオフ。今後さらにステアリングやシートも換装する手筈を整えている。

OWNER : KE-TA


Thanks:M.S.T AUTOMOTIVE【M.S.T オートモーティブ】

TEL:03-5851-8701
https://www.mst-automotive.com/
PHOTO:小野政彦
TEXT:編集部
アメ車マガジン 2022年7月号掲載

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