正規ディーラーと同水準のアフターサービスを誇るFLCなら、安心のフォードライフを送ることが可能だ。
フォードが欲しい!でも正規販売店がないのは不安で、他ブランドにしよう…と決断するのはまだ早い。正規ディーラーと同水準のアフターサービスを誇るFLCなら、安心のフォードライフを送ることが可能だ。
乗れば絶対に良さが分かる、それがフォードの魅力!!
フォードで駆けろ!輝きを放つブルーオーバル
FLC co.,ltd.
右ハンドルのフォード!? 個性と実用性を両立させる
2016年にフォードが日本から撤退して早5年以上が経過。各地にあった店舗も次々と姿を消し、中には同じ場所でありながら他のアメリカンブランドの店舗に鞍替えしたところも少なくはない。だが、これまで培ってきたフォード車に対するノウハウ、そしてユーザーをサポートし続けたいという想いから立ち上がったのが、FLCグループだ。
現在、松阪と四日市、そして岐阜の3拠点で新車・中古車の販売やメンテナンス業務を展開中。アメ車=左ハンドルと考える人はまだまだ数多くいるが、正直言って日本で乗るなら右ハンドル車の方が扱いやすい。実例として挙げると、欧州車のほとんどが今では右ハンドルを設定しており「乗りやすいクルマ」というイメージ作りをすることで、販売台数を増加させているのは事実と言えるだろう。そんな背景もあって、FLCでは、何と右ハンドルのFORD車を積極的に取り扱っている。
他のアメ車専門店とは一味違うFLCでは、現在コンパクトモデルからワゴンやSUV、さらにはマッスルカーの雄と言うべき、マスタングを取り扱い中。自分のライフスタイルに最適なクルマが見つかるし、松阪店の敷田店長は「一度お乗りいただければ良さが分かってもらえます!」とフォードの魅力を熱弁してくれた。そこで今回は、FLCのラインナップの中から、プーマ/マスタング/エクスプローラーの3車種を取り挙げてみよう。
見た目だけではなくクルマに大切な「走る・曲がる・止まる」を追求するブランド
まずは2019年に2代目となったプーマ。フィエスタやフォーカスのラインを汲んだヨーロッパフォードのモデルで、最近の流行を反映したSUVスタイル。名前から分かるとおりモチーフはネコ科ピューマで、ヘッドライトやフェンダーの造形に反映されている。全長は4.1mとコンパクトだが全幅は1.8mあり、車内はゆとりすら感じられる。
排気量は1.0Lのエコブーストターボで、ミッションは6MTと7ATがチョイス可能。2022年からWRCにも参戦しており、そんな熱い走りの片鱗にも触れられる1台で、実用性だけでなく走りも魅力的と言えるだろう。
続いてはマスタング。以前からFLCではコンバーチブルとファストバックの2モデルを販売中。前者は2.3Lのエコブーストで、後者は5.0LのV8を搭載。敷田店長は「エンジンを掛けた瞬間のサウンドが最高ですね!」と語ってくれたが、撮影で移動する際にその言葉の意味を実感。確かにこの音を聞いてしまったら、V8を選びたくなってしまう。
SUVなどと比べると、どうしても実用性には劣るが純粋にクルマを運転したいと思わせてくれるモデル。ちなみにFLCでは限定車を導入することもあるので、右ハンドルのマスタングでさらにレアなモデルが欲しい人は、定期的にホームページをチェックすることをお勧めしておこう。
最後を飾るのはエクスプローラー。このモデルだけ左ハンドルとなるが、根っからのアメ車好きにはその方が嬉しいかも? ちなみにフルサイズ級の車格にも関わらず、エンジンは2.3Lのエコブースト。一昔前なら「ちゃんと走るの?」と思ってしまったが、まさに今はダウンサイジング時代。ユーティリティに優れながらも経済性も考慮した、まさに新時代のSUVと言えるだろう。
荷物が積めて、しっかり7人がキチンと乗れる。スタイルや雰囲気、ブランドネームだけなく、クルマの本質的な部分を重視しているのがエクスプローラーの魅力だ。
敷田店長は「いずれも乗って楽しいクルマです。期待は裏切らないので、ぜひ一度体感してください」とも。人と違う個性だけでなく走りも楽しみたいなら、FLCに相談するべきだ。
FORD PUMA ST-Line
エクステリアはプーマの名にふさわしく、ネコ科を彷彿とさせる灯火類や筋肉質なフェンダーアーチを採用。タイヤは215/55R17を装着。スポーティなリアビューだが、それは決して見た目だけではない。
エンジンは3気筒1.0Lのエコブーストを搭載。1400〜4500rpm の間でフラットなトルクを発生するので、どこからでも加速できるのが魅力的。大排気量エンジンとまったく異なるテイストだが、非常に軽快だ。
加飾を廃し、非常にシンプルだが落ち着いたインパネ。トラクションコントロールは標準装備なので、少々荒れた路面でも安心して走行可能。センターコンソール中央には携帯電話のワイヤレスチャージャーも標準装備。ドリンクホルダーにはイルミも備わるので、夜間のドライブでも操作性は抜群と言える。
シンプルではあるが、決して居住性を犠牲にしていないシート周り。セカンドシートは分割可倒式。ラゲッジボードを上段にセットするとシートバックとフラットになり、より大きな荷物も積載可能。結構考えられたシートアレンジと言える。
プーマの最大の魅力は、ズバリラゲッジスペース! フロアは2段階に調整可能なので、荷物の量や大きさに合わせてアレンジが可能。見た目から想像できないほど積載性は高く、アウトドアのトランスポーターとして十分活用できる。
Specification / 2021 FORD PUMA ST-Line
エンジン 1.0L EcoBoost 直3DOHCターボ
最高出力 125PS/6000rpm
最大トルク 170Nm/1400-4500rpm
トランスミッション 7速AT
サスペンション 前/後 マクファーソンストラット/ツイストビーム
ブレーキ べンチレーテッドディスク/ソリッドディスク
タイヤサイズ 215/55R17
全長×全幅×全高 4207mm×1805mm×1537mm
ホイールベース 2588mm
燃料タンク 42L
車両重量 1326kg
乗車定員 5名
FORD MUSTANG GT 5.0 V8 Fast Back
エンジンはV8・5.0L。これぞマッスルカーと呼ぶに相応しく、スタイル・サウンド・走りの3拍子が揃ったクルマと言えるだろう。まさに走ってこそ、その価値が実感できるだろう。
ホイールサイズは19インチだが、前後でタイヤの幅が異なるため、前後専用サイズのホイールを装備。ブレーキはブレンボとなる。
ファーストマスタングをオマージュしたインパネ周りは、間違いなくアドレナリンが湧き上がってくる! それに対し後席は、ちょっと窮屈。だが、シートバックにはサポートが備えられており、意外なほどサポート性は良好。運転する人が楽しいクルマだ。
FORD EXPLORER LIMITED 2.3 Ecoboost AWD
2.1t の車体を、軽々と走らせる2.3L エコブーストエンジン。必要にして十分なポテンシャルを備え、その上経済性も高い。まさに何も不満のないダウンサイジングの申し子の様だ。
グレードはリミテッドで、20 インチホイールが標準。前後のバンパーやサイドシルに施されメッキモールが一体感を感じさせる。
プレミアムSUVらしく、非常に落ち着いたインテリア。ドアの開閉音も重厚で、安心感すら覚える。サードシートは格納可能で、収納すると非常に大きくフラットなラゲッジスペースが出現。高級リゾートからアウトドアまで、シーンを選ばない万能選手と言える。
FLC co.,ltd.
https://www.f-l-c.jp
フォード松阪
三重県松阪市市場庄町1148-1
TEL:0598-56-5220
フォード岐阜
岐阜県岐阜市西河渡2-5
TEL:058-254-0330
フォード四日市
三重県四日市市日永4-2-7
TEL:059-346-5322
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2022年6月号掲載
最新記事
2024/12/03
アメ車&ドイツ車を専門に扱う日本有数の解体ショップ【T&K インターナショナル】
MAINTENANCE of AMERICAN CARS
解体屋ならではの迅速な対応でアメ車乗りをサポート
2024/12/02
激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ
いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!
2024/11/29
【ファニーガレージ】クルマ全般に精通しており、頼れるアニキのような存在!
自動車メーカーやアメ車専門店など、様々な経歴を持つファニーガレージ代表の森 博章さん。アメ車専門ではないが、常にユーザーに寄り添ってくれる、真のモータースと呼ぶのが相応しいお店だ。
2024/11/28
【GMCラリーSTX】真鍮&ウォールナットとGMCラリーのコントラストが映える
モノ選びは直感。既製品で存在しない物は作ってでも納得のいくモノを愛用したい。そんなこだわりの強いオーナーに好まれるビンテージバン。飾り過ぎはナンセンス。ありのままを受け入れる余裕が魅せる“濃い目のバンライフ”。