リバイバルカスタムした4thマスタング

1995 FORD MUSTANG
AMERICAN CUSTOMS
1995 FORD MUSTANG
今だからこそ味わいたい、90年代リバイバルカスタム
90年代のモデルが高騰が続く中、同様に往年をリバイバルしたカスタムも増加傾向にある。当時爆発的にヒットした4thマスタングもそのひとつで、車両と共にカスタムも注目されている。千葉県のガレージジョーカーには、まさに打って付けの一台が存在する。
代表が長年保管する愛車の一台
アメ車ショップの代表ならば、愛車は当然アメ車でしょ?正直その答えは半々だが、千葉県のガレージジョーカー代表の小川氏は、複数台所有する愛車のほとんどがアメ車だ。オーナーから強い要望を受けて多少の入れ替えはあるものの、お気に入りは大事に保管されている。 その一台が、90年代に爆発的ヒットした95年型マスタングだ。小川氏が人生で二番目に破天荒だったという20代の頃に乗った思い出のモデルで、バリ物を仕入れてカスタムを施している。DURA FLEXのフルエアロを身にまとい、ダクト付きフェンダー、カーボンボンネット、スモークレンズ、ボーラマフラー、USミラー、アイバッハ・ローダウン、ブレーキもドリルドスリットローターで強化され、サリーンタイプのマットブロンズ18インチホイールを履く。
ボディカラーは、ガレージジョーカーのコンセプトカラーであるパープルでオールペン。エンジンも大容量アルミラジエーター、MSD点火システム等でチューニングされ、内装もブラックレザーでシートを張り替えられ、幌もブラックのコットンタイプに変更されている。
長年大事に保管されてきたマスタングではあるが、希望があれば販売も可能だという。思い入れがあるだけに、同様に熱い思いがあれば交渉はまとまるハズ。小川氏の気が変わる前に急げ!
ダクト付きカーボンボンネット、DURA FLEXフルエアロ、ダクト付きフェンダーを装着。ヘッドライトはスモークタイプになり、テールレンズはLEDネオンタイプ。マフラーはボーラで、90年代のアメ車らしい心地よいV8サウンドを奏でる。
純正のベージュ・ビニールタイプから、コットンタイプのブラックに変更。ボディの中で一番ヤレを感じる部分だけに、新品交換するだけで見た目は大きく変わる。こうした変更は、ガレージジョーカーの得意分野だ。
大容量アルミラジエーター、MSD点火システム、新品インジェクションに交換し、エンジンを強化リニューアル。初期モデルだけに設定された5.0?エンジンは、整備性にも優れ希少性が高い。
ホイールはサリーンタイプの18インチを、マットブロンズでペイント。ブレーキはドリルドスリットローターで強化する。アイバッハローダウンサスを使いローダウンされている。
純正インテリアはベージュだが、ブラックレザーシートに張り替え。純正の色合いを残すため、シートのステッチはベージュにしているのも拘りだ。
GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
TEL:0479-25-7740HP:https://www.garage-joker.com
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2022年4月号掲載
最新記事

2025/03/31
究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」
アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2025/03/29
【シボレー タホ】バンに乗りたかったのが一変、SUVを選択してカスタム
アメ車に乗りたいと思うキッカケとしてはいくつかあるが、映画を見て影響を受けたという人は多い。紹介するタホのオーナーさんもそう。当初は劇中で使用されているバンにこころを奪われていたものの、SUVの良さにも惹かれてタホをセレクト。

2025/03/28
GMT400ラバーズが集う宴も2024年で10周年!【第10回全国C/K15祭り in 富士】
シボレー&GMCのC/Kシリーズの中でも、GMT400プラットフォームベースの4thジェネレーション愛好家で構成される「シェビーC/K15オールドフェイスクラブ」による、毎年恒例の全国祭りが2024年も開催された!

2025/03/26
本国ドリフトシーンのトレンドを5世代目のマスタングでアレンジ!
ドリフトシーンのトレンドホイールであるRTRを第5世代マスタングにセットアップ!ネオクラシック×ドリフトスタイルで魅せる斬新なスタイリングに迫る!