コツコツ レストアした3年間【C1500の魅力的な結末!】

ピックアップトラック

シボレー

アメマガ2022年1月号

C1500

俺たちのアメ車ライフ

ガレージジョーカー

千葉県

映画に出てくるアメ車に憧れたオーナーは、1987年式のエルカミーノを購入したのをきっかけに、何台ものアメ車を所有するように。現在の自慢の1台は1994年式のシボレーC1500で、ショップの協力を得て3年がかりで丹念にレストアしたクルマや、長い付き合いになったショップについて詳しく語る。

1994 CHEVROLET C1500

俺たちのアメ車ライフ


1994 CHEVROLET C1500

時間を掛けてレストアした、一番愛着のあるクルマ

映画に出てくるアメ車に興味が湧き、いつかはアメ車に乗るのが夢だった小林さん。その夢の実現に向け、18年前に初めて訪れたのがガレージジョーカー。それ以来愛車はアメ車一筋で、現在のC1500は3年間コツコツレストアを行なって仕上げたもの。様々乗ったアメ車の中でも一番のお気に入りだ。

怖い店に来たと後悔したが結果的に大正解

1994 CHEVROLET C1500

店鋪大改装が進む千葉県のガレージジョーカー。その改装作業には、業者の姿と共に、ショップのお客さんが作業を手伝う姿も。これは、ショップ代表・小川氏の「強引な勧誘」…ではなく、オーナーさんが進んで作業を手伝っている…らしい。その被害者(笑)のひとりが、94年型C1500に乗る、ガレージジョーカーには18年前から通う常連の小林さんだ。

_K2A8959

映画鑑賞が趣味で、映画に出てきたアメ車に興味が湧き「いつかは乗ってみたい」と思った小林さん。会社の先輩に相談すると、知り合いにアメ車ショップがあることを教えられ、訪れたのがガレージジョーカーだった。「正直、小川さんの風貌にビビりました(笑)。ヤバい店に来ちゃったなって」。

しかし話をしていくと、ユーモアに溢れ親身になって車両を探してくれる姿にイメージは一変。映画で見て憧れた87年エルカミーノを初めてのアメ車として購入し、その後も数々のアメ車に乗り換えていく。もちろん、購入は全てガレージジョーカーだ。

_K2A9022

現在の愛車C1500はボロの状態で購入し、部品取り車からパーツ交換、ボディ下地処理、フレーム防錆処理など、ショップ協力のもとで小林さんが3年掛けてレストアして2年前に完成させた。その長い過程があるだけに、今までのどのクルマよりも一番愛着があるという。

 

ショップでの手伝いも「自然とショップに来て、自然と手伝いをするようになった」と語る小林さん。言葉にこそ出さないが、ガレージジョーカーが大好きだ。

_K2A9028 _K2A9047

グリルはレトロ感を引き出すシャイアンフェイスに変更。ホイールは15インチのラリーホイール。ハンドルはピストルグリップ。今後はインテリアの改装も検討しているようだ。

_K2A9039 _K2A9060

ステップサイドの独特なカタチが気に入り、C1500・エクステンドキャブ・ステップサイドを購入。車両はボロの状態だったため、小林さんがボディの下地処理やフレームの防錆処理をやらせてもらい、細かいパーツは部品取り車から移植。ボディはクライスラーのアイスバニラでオールペン。バンパーは、あえてツヤ消しシルバーにしているのもこだわりだ。

_K2A8915

18年前に会社の先輩にガレージジョーカーを紹介され、映画で見て憧れていた87年型エルカミーノを購入。その後ランチェロ、エルドラド、フリートウッドなどに乗り、5年前に現在の愛車94年型C1500を購入。その3年間はレストア作業に費やし2年前に完成させた。現在は、休日にショップに来て改装作業を手伝うのが日課となっている。

_K2A90001

OWNER:小林さん


GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】

_K2A8891

HP:https://www.garage-joker.com
TEL:0479-25-7740
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2022年 1月号掲載

関連記事

RELATED


【C1500 454SS】たかが230馬力?454SSの凄さは決して数値じゃ表せない

4年間の限定生産だったこともあり、もはや絶滅危惧種となっている、90年代を代表するハイパフォーマンストラックC1500・454SS。小さなボディに7.4ℓのビッグブロックを搭載した破壊力は、230馬力という数値だけでは決して表せない魅力がある。

誰もがワイルドな気分になれるオリーブドラブにオールペン【シボレーC1500】

近頃ミリタリーテイスト溢れるボディカラーでオールペンするガレージジョーカーが、アメ車マガジン2023年3月号で紹介したサンドベージュのS10ブレイザーに続き、オリーブドラブでオールペンしたC1500を作り上げた。

伝説のモンスタートラックC1500 454SS 桁違いの加速を堪能せよ!

もはや入手困難なモデルとしてその名前があがるシボレー・C1500・454SS。通常のC1500の特別グレードで、7.4ℓV8エンジンを搭載する、まさにモンスタートラック。

ピックアップトラックのカプリス? その名も“ カプリーノ”

1992 CHEVROLET CAPRICE

アメマガを読んでいると、衝撃的なクルマに出会う。それがエルカミーノだ。

アメマガを読んでいると、衝撃的なクルマに出会う。

 

最新記事


2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2025/03/29

【シボレー タホ】バンに乗りたかったのが一変、SUVを選択してカスタム

SUV

シボレー

アメ車に乗りたいと思うキッカケとしてはいくつかあるが、映画を見て影響を受けたという人は多い。紹介するタホのオーナーさんもそう。当初は劇中で使用されているバンにこころを奪われていたものの、SUVの良さにも惹かれてタホをセレクト。

2025/03/28

GMT400ラバーズが集う宴も2024年で10周年!【第10回全国C/K15祭り in 富士】

イベントレポート

シボレー&GMCのC/Kシリーズの中でも、GMT400プラットフォームベースの4thジェネレーション愛好家で構成される「シェビーC/K15オールドフェイスクラブ」による、毎年恒例の全国祭りが2024年も開催された!

2025/03/26

本国ドリフトシーンのトレンドを5世代目のマスタングでアレンジ!

クーペ

フォード

ホイール

ドリフトシーンのトレンドホイールであるRTRを第5世代マスタングにセットアップ!ネオクラシック×ドリフトスタイルで魅せる斬新なスタイリングに迫る!

ランキング


2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2025/03/29

【シボレー タホ】バンに乗りたかったのが一変、SUVを選択してカスタム

SUV

シボレー

アメ車に乗りたいと思うキッカケとしてはいくつかあるが、映画を見て影響を受けたという人は多い。紹介するタホのオーナーさんもそう。当初は劇中で使用されているバンにこころを奪われていたものの、SUVの良さにも惹かれてタホをセレクト。

2025/03/28

GMT400ラバーズが集う宴も2024年で10周年!【第10回全国C/K15祭り in 富士】

イベントレポート

シボレー&GMCのC/Kシリーズの中でも、GMT400プラットフォームベースの4thジェネレーション愛好家で構成される「シェビーC/K15オールドフェイスクラブ」による、毎年恒例の全国祭りが2024年も開催された!

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】