新車のV8タンドラに乗れる最後のチャンスかもしれない

2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition
今こそ乗りたい「逆輸入車」-Now is the time to ride Reimport cars-
2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition
かつて猫も杓子も逆輸入車を扱っていた時期があった。そういったブームに左右されず、アメ車はもちろん、USトヨタも扱うライオンハートは、その名の通りユーザーサイドに立った、フレンドリーなお店だ。
大排気量でしか味わえない独特のフィーリングがある
アメ車はもとより、USトヨタにもダウンサイジングの波は押し寄せている。ランクル200と共通のラダーフレームを採用するタンドラには、V8・5.7?のガソリンエンジンが搭載されているが、後継車のランクル300にV8が設定されないことから、次期タンドラにV8が設定される可能性は低いと考えるべきだろう。
そう考えると、にわかに脚光を浴びるのが、現行型のタンドラ。しかもライオンハートには、2021年モデルの1794エディションの新車を在庫しており、比較的ライトだがスタイリッシュにアレンジ済みだ。ライオンハートの小山内社長は「当社がタンドラを始めたのはやや後発ですが、約10年間のノウハウを積み重ねた結果がこのスタイルですね。
やりすぎず、それでいて地味ではないスタイルで、ちょうど良いと皆さんに思ってもらえるスタイルだと思っています。また高年式の逆輸入車の場合、マフラーの交換をしにくいのですが、それもクリア。TRDのマフラーを装着したまま車検にも適合しています」と語る。
ただ新車を並べるだけでなく、誰もが気にいるパッケージモデルを販売するのがライオンハートの魅力。カスタム費用も車両と一括のローンとなっているのでリーズナブルなのも嬉しいポイント。もちろんここから更に好みのパーツを追加することも可能だ。 自動車の電動化が急速に進みつつある今、V8エンジンに乗れるラストチャンスを見逃すな!
もしかすると、トヨタ最後のV8となるかもしれない3UR 型V8・5.7Lガソリンエンジンを搭載。マフラーはTRDで、もちろん車検に適合。両側からマフラーエンドが見えるのが特徴的。
クロームのサイドステップや、純正の折りたたみ式トノカバーも装備。乗降性や荷物の保護など、スタイルだけでなく使う人の立場に立った、機能性を重視したカスタムも施す。
片側約30mmワイドのオーバーフェンダーを追加し、モンスタタイヤのエクストリームマッド(35×12. 5R20)を装着。ホイールはFUEL OFFROADのMAVERICK D536をセット。ちなみにオーバーフェンダーの後端に膨らみを設け、スプラッシュガード的な役割も備えている。
フロントにはコイルスペーサーを、リアにはブロックを追加し、約3インチのリフトアップを実施。これにより、ノーマルよりも大きなタイヤを装着可能としている。
トップグレードの1794エディションは、レザーとウッド調のインテリアが特徴。作業車的な雰囲気は微塵も感じられず、どちらかと言うと高級車に近い印象を受ける。6speedのフロアシフトを採用している関係で、フロントシートはセパレートタイプを採用。そのため、乗車定員は5名となっている。駆動方式は、ダイヤル切り替え式のパートタイム4WDとなる。
LION HEART【ライオンハート】
TEL:0586-67-1711HP:https://www.lionheart2005.com/
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2021年 11月号掲載
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