1年間待ち焦がれたマスタングは650hpのモンスターマシン
クーペ
フォード
マスタング
マスタングGT パフォーマンス
カーボックス
アメマガ2021年8月号
FUN to DRIVE MUSCLE CAR -マッスルカーに乗る悦楽-
マスタングGT
広島県
アイバッハ
TWS
CERVINIS
2014 FORD MUSTANG GT Performance Pkg 6MT
FUN to DRIVE MUSCLE CAR -マッスルカーに乗る悦楽-
2014 FORD MUSTANG GT Performance Pkg 6MT
フェラーリよりもランボルギーニよりも、マスタング・マニュアル仕様の所有を夢見ていたスグルさん。ようやく見つけた車両は遠く離れた広島県。距離の遠さや納期の長さも、大好きなマスタングのためなら問題なし!
納車までの1年はワクワクできた時間
「アメリカに留学していたときに見たマスタングGTが凄くカッコ良くて、いつか乗りたいと思っていたんです」。それから20数年を経てつい先日、念願の14年型マスタング・GT・パフォーマンスPKG・6MTを手に入れたスグルさん。しかもこのマスタング、エレノアバージョンになっているだけではなく、スーパーチャージャーや強化クラッチなどでチューニングされ、650hpを計測するモンスターマシンだ。
14年までの第5世代マスタングが好みで、その世代のマニュアル仕様を探していた2020年春。条件に合致するモデルがヒットしたのは、スグルさんの自宅がある関東から遠く離れた広島のカーボックス。「遠いとは思いましたけど、それ以上に生で見たい気持ちが大きく、すぐにアポを取って飛行機のチケットを予約しました」。人生初の広島に飛び、憧れのマスタングと対面したスグルさん。当初は数日じっくり悩む予定だったが、聞くと他にも購入希望の方が居ると聞き「迷って待たせるのが申し訳ない」と、その場で即決。そして、広島~関東の移動を何度もお願いするのも迷惑だろうと、今後やりたいチューニングをまとめて依頼。ただし「車検に普通に通る仕様で」と付け加えた。
コロナの影響でパーツ遅延があるなどして、納車まで約1年が経過したのは想定外だったが、「到着をワクワクしながら待つ時間が増えただけ」と意に介せず。現状はまだ本格的な走行ができておらず、お楽しみはこれから。いつかはサーキット走行も模索中だ!
20代の頃にアメリカ留学し、そこで見たマスタングGTに一目惚れしたスグルさん。留学時にシエナを所有していたが、日本で所有するアメ車は現在のマスタングが初めて。CERVINISのエレノアバージョンキットを装着し、アイバッハダウンサス、フロント6・リア4ポッドのブレンボキャリパー、ドリルドスリットローター等でブレーキ強化。車検を普通に通ることも考慮し、マフラーは爆音仕様から変更し、サイドはダミーで残して純正へ戻されている。ホイールはTWS・20インチ、タイヤはNITTO NT555G2。
以前まで所有していた国産車はスーパーチャージャーを搭載してサーキット走行を楽しんでいたこともあり、マスタング購入と同時にスーパーチャージャー搭載、強化クラッチを依頼。「アメ車は車重が重く、低速からのレスポンスが悪いと思ってSCが必要と判断したんです。今後またチューニングで車両を預けるのもご迷惑なので、今のうちにやってもらおうとお願いしました」。他にCARBOXオリジナルSCTなどでチューニングが施されている。いずれは富士スピードウェイで走行することも検討しているようだ。
OWNER : スグルさん
撮影協力:裾野カンツリー倶楽部
HP:https://www.susono-cc.co.jp
CARBOX【カーボックス】
TEL:082-815-8448http://www.bs-carbox.jp/
PHOTO &TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 8月号掲載
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