【ワイルドスピードで大活躍!】本物のダッチ チャージャーの疾走感を検証
「ワイルド・スピード」でも大活躍のダッチ チャージャーをご紹介。第5世代と第6世代の間には約20年の空白期間があったものの、レトロフューチャーがブームとなり大注目!今回はダッジ・チャージャーに試乗して魅力を語りつくす。
Text & Photos|アメ車MAGAZINE
THE PICK UP TEST DRIVE
この記事で紹介するダッチ チャージャーの情報
車種 : 2014y DODGE CHARGER SRT8
スペック:全長×全幅×全高| 5077×1905×1483mm
ホイールベース| 3053mm
エンジン| V8
排気量| 6.4ℓ
最高出力| 470hp/6000rpm
最大トルク| 65kg – m /4300rpm
トランスミッション| 5AT
試乗ショップ:COAST MOTORING【コーストモータリング】
[ 所在地 ] 埼玉県入間市二本木950-1
[ TEL ] 04-2946-7203
[ URL ] https://coast-jp.com
[ 営業時間 ] 10:00~20:00
[ 定休日 ] 日曜日・祝日
2014y ダッチ チャージャー SRT8
フォード・マスタングに端を発した60年代、70年代のヘリテージを受け継ぐデザインの流れに乗って、2005年に2006年モデルとして復活を遂げたダッジ・チャージャー。今や、唯一無二のハイパフォーマンスセダンとして確固たる地位を築いている。
レトロフューチャーブームの煽りで注目を集めるダッチ チャージャー
今回試乗したのはダッジ・チャージャー。ジャンルとしてはセダンに属するわけだが、ここ最近はセダンに接する機会がめっきりと少なくなったと感じたため、改めて各メーカーの公式サイトを覗いてみた。
するとセダンと銘打っていたのはキャデラックのみで、そのほかはラインナップしていてもジャンル分けされずに、まとめて表記されていたりする状態。さらにモデル数が極端に少なかったのである。やはりアメリカでもセダンの人気が低いということなのだろう。
「ワイルド・スピード」でも大活躍ダッチ チャージャー
装いも新たに4ドアモデルの第6世代
しかし、そんな状況下の中でもセダンというジャンルで、息巻くモデルがチャージャー。ちなみに第1世代から第5世代までは2ドアモデルのみで、4ドアモデルとして登場したのは、読者諸兄もよく知る、映画「ワイルド・スピード」でも使用されている第6世代以降からとなる。
第5世代と第6世代の間には約20年の空白期間があったものの、フォード・マスタングに端を発した往年のモデルをオマージュしたデザインを取り入れるレトロフューチャーがブームとなり、クライスラー&ダッジも300Cやマグナムをリリース。
これに続く形でチャージャーも2005年に2006年モデルとして市場に投入され、あの大人気モデルのチャレンジャーよりも早かったのである。そこからはすっかり、ハイパフォーマンスなセダンといえばチャージャーが定着することとなる。
2014y ダッチ チャージャー SRT8の試乗レポート
アクセルを踏めば踏むほどに暴力的な加速力はヤバイ!!
今回試乗したチャージャーは2014年モデルで、この世代のトップグレードであるSRT8。先代モデルのSRT8は6.1ℓV8で425hpを出力するエンジンを搭載していたが、この世代からは排気量がアップして6.4ℓとなり、最高出力は470hpで45hp向上している。
その恩恵は車に乗った瞬間からというか、アクセルを踏んだ瞬間から感じられ、うかつに踏み込もうものならホイールスピンしてしまうほどだ。この乗り味を味わってしまうと病み付きになってしまうのも分かる!!
2014y ダッチ チャージャー SRT8はハイパフォーマンスがウリ!
やはり狙うはトップグレード「SRT8」
撮影車両は第7世代の前期型で、トップグレードのSRT8。エンジンは以前に比べて排気量もパワーも向上したことにより、さらにアグレッシブな走りを楽しめる。これを味合わないのはもったいない!!
ワイルド・スピードで圧巻のカーチェイスをした第6世代・第7世代
全貢でも述べたが、チャージャーの人気を押し上げたのは紛れもなく映画「ワイルド・スピード」だろう。なかでも5作目のMEGA MAXで金庫を引きずりながらカーチェイスするシーンは圧巻で、金庫を引きずっていたチャージャーを見て影響された人は少なくないはずだ。主人公たちが乗っていたチャージャーは第6世代だが、それを追いかけるポリスカーで使用されていたのが第7世代で、今回撮影した車両がこれに当たる。
第7世代でも撮影車両は2011年から2014年モデルまでのわずか4年間だけリリースされた前期型。2015年モデルからはフルモデルチェンジし、ヘルキャットを有する現行モデルである。
要するに、リバイバルして登場したチャージャーには3タイプあるため好みが分かれるところだが、撮影車両はトップグレードのSRT8。搭載するエンジンは先代モデルよりも排気量をアップした6.4ℓ V8HEMIで、最高出力も引き上げられて470hpを出力。
2014y ダッチ チャージャー SRT8内外装を紹介
2014y ダッチ チャージャー SRT8のエクステリア(外装)
フェイスまわり
ヘッドライトは先代モデルと比べてもさらにツリ上がっており、ダッジブランドのアイデンティティであるクロスヘアグリルも前面に押し出されたことによってインパクトのある顔立ちとなっている。
外装ディテール
さらにそれまでの左右独立型から左右一体となったリアテールもこのモデルから。
ピラーやリアディフューザーにはカーボン調を採用し、マフラーはボーラに換装するメイクが現行車にはなされている。
2014y ダッチ チャージャー SRT8のエンジン・足回り
先代モデルは2.7ℓV6、3.5ℓV6、5.7ℓV8HEMI、6.1ℓV8HEMI の4タイプをラインナップしていたが、マイナーチェンジした2011年モデル以降では3.6ℓペンタスターV6、5.7ℓV8HEMI、6.4ℓV8HEMIの3タイプをラインナップ。
そして2015年にはヘルキャットに搭載される707hpを出力するスーパーチャージャー付きの6.2ℓV8HEMIも追加されているが、撮影車両に搭載されているのは6.4ℓV8HEMIで470hpを出力する。
ブレーキは標準装備のブレンボ、サスペンションにはテイン製の車高調がインストールされているだけでなく、走行中の乗り心地を自動調整してくれるEDFCアクティブプロも備えている。
ホイールはジオバンナ・エセックスの22インチで、タイヤサイズはF:265/35R22、R:265/35R22を組み合わせ。
2014y ダッチ チャージャー SRT8のインテリア(内装)
メーターパネル周辺機器
インテリアに目を向けると、レーダーやドライブレコーダー、オーディオなど、装備も充実。しかも走行距離はたったの2.3万km。これはもう乗るっきゃない!
平面基調だった先代モデルに比べて第7世代のインパネ回りは抑揚を付けて躍動感が高められており、各部操作類をドライバー側に傾けた配置でコックピット型のレイアウトとなっている。さらに現車にはレーダーやドライブレコーダー、キッカー製のオーディオが備わる。
シート・サンルーフ
フロントシートは程よくホールド性を利かせたバケットタイプを装着。
リアシートの足もとにはエアコンの吹き出し口を備えるだけでなく、シートヒーター機能も有する。そして開放感を演出するサンルーフも備えている。
紹介車両のショップ情報
純正パーツが豊富な埼玉のショップ「コーストモータリング」
埼玉県入間市に店舗を構えるコーストモータリング。同社が主催するイベント「SUMMER COAST」や東京オートサロン出展などによってカスタム色が強いイメージだが、そんなことはない。
前提となる車両販売や整備、車検など、アメ車に関してトータルでサポートしており、ここ最近には、本店から歩いて数分の場所にもファクトリーを構えて、バックアップ体制の強化を図っている。
そんなコーストモータリングの一番のセールスポイントは純正パーツの供給体制。GM・フォード・クライスラー、各メーカーの検索エンジンを使用して、シリアルコードからパーツの確認を行ない、確実にアメリカにオーダーできる仕組みが整えられているため、どんなトラブルにも迅速に対応可能なのだ。
試乗SHOP:COAST MOTORING【コーストモータリング】
所在地/埼玉県入間市二本木950-1
TEL/04-2946-7203
URL/https://coast-jp.com
営業時間/10:00~20:00
定休日/日曜日・祝日
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