他のクルマには目もくれず憧れの300Cを追う
2005 CHRYSLER 300C
“カタチから入る”逸楽アメ車生活
2005 CHRYSLER 300C
憧れのクルマへの思いは純粋で怖いもの知らず中学生ながらショップへ突撃訪問!
イベントで見たアメ車に衝撃を受け、中学生ながら勇気を持ってショップを訪れた三島さん。高校時代からお金を貯め続け、遂に2020年、衝撃を受けたクルマ300Cを購入した。
カッコいいクルマに憧れを持ち、街を走る色んなクルマを追い続けていた中学生時代の三島さんは、地元の広島県福山市で開催されたアメ車のカーイベントで、今までにない衝撃のクルマと出会う。それが300Cのフルカスタムだった。聞けばそのクルマは、数々のカスタムショーでアワードを獲得してきたモデル。「見た瞬間に全身に鳥肌が立ったのを覚えてます」と当時を振り返る三島さん。
「自分もこんなクルマに乗りたい」。その思いは純粋で怖いもの知らず。なんと後日、そのショップに電話して、中学生ながら友人と二人のみでショップを訪問。「両親が一緒に来ないことに驚いてましたね(笑)。その300Cを改めて見たら、一度見るだけじゃ物足りなく、何かお手伝いさせてくださいってお願いしたんです」。そんな中学生の純粋な思いが通じ、洗車などの作業を手伝いながら、憧れの300Cを間近に見て触れることに成功した三島さん。
定期的にショップに通いながら高校生になった三島さんは、300C購入に向け貯金をスタートさせる。他のクルマには目もくれず、思いは300C一筋だ。そして2020年春、4枚ガルウイング・エアサス・レクサーニ24インチを履いたフルカスタム300Cを、初めての愛車として購入する。
今回撮影したカメラマンと筆者は、三島さんがショップで手伝いをしていた頃に出会っている。「いつかは300Cに乗りたい」そう語っていた彼が、本当に夢を叶え紙面に登場するのは、なんとも感慨深い。
憧れた300Cは4枚ガルウイングだったため、ガルウイングは購入の絶対条件。その条件に合う車両をエクスカーズで見つけ、2020年の2月に購入。ホワイトをベースにブラックのアクセントで統一させるのがコンセプトで、ヘッドライトやテールライトをスモーク化。ボディにはホワイトをベースにマジョーラが入る。ユニバーサルエアのエアサスを使いレクサーニの24インチをギリギリに履くスタイルも、三島さんの憧れのカタチ。
OWNER : 三島崇広さん
EXCARS【エクスカーズ】
TEL:0867-34-1020URL:http://excars-st.com
PHOTO:高原義卓
TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載
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