ジープカルチャーの第一線で活躍する京都のトップランカーから学ぶ

Jeep JL Wrangler Unlimited RUBICON & Unlimited SPORT Produced by TOPRANKAZ
Jeep 荒野の覇者 Go Anywhere,Do Anything
Jeep JL Wrangler Unlimited RUBICON & Unlimited SPORT Produced by TOPRANKAZ
ストリートからオフロードまでバランスの良い仕立てで極める
オフロードインパクトの仕掛け人として、そして日本のラングラーカスタムにおける第一人者として、常にジープカルチャーの第一線で活躍する京都のトップランカーから学ぶ、最先端カスタム!
足さばきを熟知した理想的なスタイリング!
一昔前までは4インチ以上のリフトアップが主流とされてきたオフロードカスタムシーンだが、ここ最近は2~3インチ程度のリフトアップで17インチホイールに35、37、40インチといった一回りも二回りも大きなタイヤを履かせることがトレンド。なかでもフェンダーとの絶妙なクリアランスで履かせる40インチを目の前にすると凄まじいインパクトで車格も別次元だ。そんなカスタムのお手本となるのが今回紹介するルビコンとスポーツだ。
どちらも2インチのリフト量で37インチをスマートに履きこなしてストリートからオフロードまでを難なくこなす優等生だが、特筆すべきはその足さばきだ。オフロードカスタムの聖地である北米シーンを、その眼で、そして肌で体感してきた山口氏がチョイスするのはリザーブタンク付きのKINGショック、そしてルビコンに採用するのがモパー製。ジープ純正品質のモパーはさておき、KINGのショックアブソーバーに組み合わせるのが、新たに開発したオリジナルの2インチアップコイルサスペンションとなる。このコイルの恩恵を受けて、37インチ履きで生じる足もとのバタツキや、ストリートにおける乗り心地の悪化を解消。オフロードにおける走破性の向上も言わずもがなである。
結論から言うと、35インチも、37インチも、40インチも、フェンダー内にタイヤが収まる様に高さを稼ぎ、ヒットする部分をカットすれば何とでもなる。しかしそれと同時に本来の走破性や乗り心地をスポイルしてしまっては本末転倒。北米を意識したスタイリングだけじゃなく、普段使いやアウトドア、オフロードなど多様化するユーザーの仕様用途を汲み取り、どんなシーンでもこなせる足さばきこそもっとも重要視したいところ。眺めてウットリするのではなく、乗って快感を覚える様なジープカスタムこそ、本物の証だ。
Jeep JL Wrangler Unlimited RUBICON
シェイプされたストイックなデザインの前後バンパーは、日本ではまだほとんど見かけない北米最先端ブランドのCRC製。WARNの電動ウィンチがシンプルなフェイス周りの絶妙なアクセントとして際立つ。
USハイラインのフェンダーをカットしてQUAKE LEDをインストールするエッジの効いたオーバーフェンダーに、メソッド17インチ×ニット―トレイルグラップラーM/T(37 × 12.5R17) を組み合わせる。
MOPARの2インチリフトアップキットを組むルビコン。高圧モノチューブ式を採で放熱効果を向上させた、直径2.5インチのアルミボディを採用するFOXショックがキットとして付属される。右ハンドル用に前後ラテラルロッドを装着し、37インチタイヤを履くために前後バンプストップも交換している。
Jeep JL Wrangler Unlimited SPORT
2020年新たにリリースされたトップランカーオリジナルのT.R.Cフロント&リアショートバンパーは、ボテッとしがちなJL 純正バンパーのフォルムを激変。シャープ且つ精悍なフェイスと引き締まったヒップラインを際立たせる。背面タイヤレスによるボルト穴を絶妙にカバーするテールゲートライセンスマウントやAMP電動ステップのアクセントも特筆物。
本国オフロードシーンで絶大な支持を誇るKING製のリザーバタンク付き上級モデルであるレッドアルマイトのショックに同社オリジナルの2インチアップコイルを組み合わせた足回りは、ストリートからオフロードまでを高次元で両立。
T.R.C製のデイライト、ポジション、シーケンシャルウィンカー内蔵の70ミリワイドフェンダーフレアに、リムエンドマッチペイントを加えたメソッドMR30417インチ×オープンカントリーM/T(37×13.5R17)を合わせる。
THANKS:TOPRANKAZ【トップランカー】
TEL:075-983-9161HP:http://www.toprankaz.com
PHOTO&TEXT 石井秋良
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載
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