愛車より高いロードバイクを運ぶのは、18年以上所有するアストロだ。
CYCLING × 1995 CHEVROLET ASTRO
AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 13
アメ車と一緒にアメリカンライフを満喫 AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles
CYCLING × 1995 CHEVROLET ASTRO
愛車より高いロードバイクで休日の100km走行は当たり前
ロードバイク、マウンテンバイクなど、総台数18台を所有する川崎さん。その総額は驚きの1000万円以上!そんな大切な愛機を運ぶ愛車は、18年以上所有するアストロだ。自転車仲間の多くがハイエースなどに乗るなか、ひたすらアストロ愛を貫いている!
自転車を乗せるには丁度よい大きさのアストロ
コロナの影響で休日に自転車に乗って体を動かす人が多くなったようだが、川崎さんは初心者ロードレーサーではなく、ロードレース、マウンテンバイク、ダウンヒル、クロスカントリーなどの競技経験もある40年来のベテランだ。さらに経歴を聞くと、某国産バイクメーカーのレース部門メカニックとして活躍していたこともあり、モトクロス歴も20年にもなるなど、ベテランどころか本気の人だ(笑)。「でもそれは過去の話で、今はのんびり自転車に乗るオジサンです」と謙遜して笑うが、のんびり自転車に乗る距離がなんと100kmというから恐れ入る。
自転車を運ぶクルマとして使っているのは、18年も所有する95年型アストロだ。当時はフルサイズバンと迷ったらしいが「使いやすさ」でアストロを購入。「昔は競技会場にアメ車のトラックやフルサイズバンがチラホラいましたけど、今はもうみんなハイエースですね」と残念がる。アストロのラゲッジスペースの床面は、汚れ防止として縞板を敷き詰め自転車専用のキャリアで固定。「ピットインアクツさんに相談したらすぐにやってくれたんですよ。それが嬉しくてボロボロだった外装もオールペンしちゃいました」。
そんなピットインアクツとは、雨の日にワイパートラブルで訪れ無償で直してもらった以来頼りにしている。「初見で行って『お代はいらねぇよ』って、今どきそんなお店ないですよね」と当時を振り返る。 そんなアストロに、飼育しているニシキヘビを乗せて走ることもある川崎さんである。
95年型アストロを新車状態で購入して以来、18年間大事に所有する川崎さん。数々のトラブルに遭いながらも「使いやすくて飽きません」と、当たり前のように語る。3年前にピットインアクツでグレーのソリッドにオールペン。アメリカに渡米した際に見つけて持ち帰ってきたルーフスポイラーが自慢の一つ。ルーフレールやフロントバンパーラインをスムージング。マフラーは2本出しになり、ホイールはバドニックの17インチを装着する。
2台合わせて約100万円!でもまだ安いほうです(笑)
現在はフロアに縞板を張り詰めているが、以前まではフロアに直置きして汚れ放題だったようだ。アストロに積んできたロードバイクは、イタリアのピナレロ製モデルをベースにするカスタムモデル。これでざっくりと70万円!驚くほど軽量だ。隣のブルーのフレームモデルは奥様用で、こちらは約30万円。奥様はこれに乗り、リュックを背負い買い物に出かけるんだとか。一度ママチャリを試乗したようだが「重くて絶対に無理」と断念したそうだ。
今回持ち込んだロードバイクを含めて18台を所有する川崎さん。全てを合わせた総額は驚きの1000万円を超える! ロードバイクの他、マウンテンバイクも所有し、ダウンヒル、クロスカントリーといった競技参加経験も持つ。現在は夫婦二人で、のんびりサイクリングコースを走り、天気が良い日はヒルクライムを楽しむ。
川崎重之さん
Thanks:PIT IN AKUTSU【ピットインアクツ】
TEL:048-421-1787HP:http://www.pitin-akutsu.com/
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載
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