レーシーさというテーマに異なる手法で理想を追求した2台のチャレンジャー

クーペ

ダッジ

チャレンジャーSCATPACK Shaker

EDGE CUSTOMS

ラグジ

TA392

チャレンジャー

アメマガ2021年2月号

392 HEMI

岐阜県

エッジカスタムズ

2018 DODGE CHALLENGER 392HEMI SCATPACK SHAKER
EDGE CUSTOMS DDOGE CHALLENGER R Produced by LUXZ


2018 DODGE CHALLENGER 392HEMI SCATPACK SHAKER EDGE CUSTOMS DDOGE CHALLENGER R Produced by LUXZ

2018 DODGE CHALLENGER 392HEMI SCATPACK SHAKER
EDGE CUSTOMS DDOGE CHALLENGER R Produced by LUXZ

2008年に登場し、すでに日本では干支が一回りした現行型チャレンジャー。その勢いは衰えるどころか日々増すばかりで、まさに今が最高潮。チャレンジャーに誰よりも早く着目し、炎を燃え上がらせたLUXZだが、最大の魅力は「マッスルカーに相応しいスポーティーさ」と言えるだろう。

エアロとカナードの融合で新しいスタイルを創造

2015年に登場し、未だその存在感は色褪せることはないEDGEカスタムズのRライン。それまでカナードはエアロパーツに貼り付ける、言わば添え物的な存在に過ぎなかった。だがその流れを一変させたのがこのRラインで、チャレンジャーのカスタムにおいて、ターニングポイントとなるマイルストーンとなったのは間違いない。エアロパーツは敢えてフェンダー全体を覆い尽くす形状を採用し、一体感よりも存在感をアピール。またボルト留めという、従来のマッスルカーには見られない大胆な手法を採ることで、「レーシング&ワイルド」という、新たなスタイルを生み出したと言える。

2018 DODGE CHALLENGER 392HEMI SCATPACK SHAKER EDGE CUSTOMS DDOGE CHALLENGER R Produced by LUXZ 2018 DODGE CHALLENGER 392HEMI SCATPACK SHAKER EDGE CUSTOMS DDOGE CHALLENGER R Produced by LUXZ

最大のポイントは、やはりLUXZがトータルコーディネイトした、バランスの高さ。フロントからワイドフェンダー、さらにリアへと繋がるラインは、もはや造形美と言えるほどで、止まっていても疾走感すら感じさせてくれる。

 

ボディ各部はブラック&ホワイトで統一されているが、それをさらに引き立ててくれるのが、足もとに備わる20インチの鍛造ホイール。新たにリリースされるこのリムはラグジのオリジナルだが、メイド・バイ・WORKと聞けば、その品質の高さは自ずと創造できるだろう。ディスクデザインはワークエモーションT5Rを踏襲するが、独自の3ピース構造を採用。オーダーメイドスーツのような存在でもあるEDGEカスタムズを、完璧なモノに仕上げるためには欠かせないアイテムだ。ボディパーツだけでなく、そのサイズに合わせた、最適なシューズまでも提案する。オンリーワンなカスタムを追求するユーザーのために、決して妥協しないのだ。

_N6I4377 _N6I4351_N6I4357 _N6I4382_N6I4472 _N6I4489

フロントからリアに至るまで、EDGEカスタムズのRラインをフル装備。フロントリップの下にはAPRのスプリッターを追加しており、統一感すら感じさせてくれる。特に下回りのアイテムは塗り分けを施すことで、立体感を強調。またダッジらしさを際立たせてくれるサイドデカールの効果も非常に高く、カスタム車両にありがちな「いかにもパーツを追加した」というわざとらしさもなく、ベースのチャレンジャーと見事に融合している。

_N6I4431 _N6I4458 _N6I4496

「クルマにとってホイールはシューズのような物で、ホイールスペーサーなどは靴の中敷。まさに百害あって一利なし!」と語るLUXZ島澤氏。そこで完璧を目指すため、オリジナルホイールをついにリリース!色も自由にチョイスできるので、まさに究極のオーダーメイドカスタムだ。サスペンションはエアフォースに変更し、マフラーはJWOLFのワンオフを装着。可変バルブも内蔵しており、住宅街ではジェントルに、ハイスピード域では心に響くエキゾーストノートを楽しむことが可能だ。

2018 DODGE CHALLENGER T/A 392

2018 DODGE CHALLENGER T/A 392

島澤氏も唸る本気で走りたいオーナーに最適なチャレンジャーを販売中

サーキット走行が楽しめる本気仕様のチャレンジャー

さて、ここで紹介するもう1台のチャレンジャー。実はLUXZのパーツは一切装着されていない。では何故?と思うだろうが、実はこのクルマには、日本のチャレンジャーオーナーでも殆ど目にしたことがない、激レアな走りに関するパーツが2つ装着されている。それがある意味、島澤社長の琴線に触れ、せっかくだから紹介しようということになった。

2018 DODGE CHALLENGER T/A 392

ベース車両は2018年型のT/A 392。サーキット走行のためにローダウン&エアロなどを装着しており、MOPAR純正のタワーバーやスロットルスペーサーなどを装備。比較的ライトな内容に見えるが、ディアブロによるコンピュータチューニングも施す。 最大のポイントは、ワンオフで製作された斎藤ロールケージ製のロールケージ。

 

本気でサーキットを走る人なら知らない人はいない憧れのアイテムで、6点式に加えさらに2本の斜行バーも追加。さらにリアシートは撤去されるが、純正オプションに設定されるデリートキットを装着。ちなみにLUXZで絶賛販売中なので、思いっきりサーキットを走りたい人に、最適な1台だと断言しよう。

_N6I4557_N6I4561 _N6I4568

搭載エンジンは392HEMI。MOPAR純正のストラットタワーバーやエアクリーナーを装着。また、スロットルボディにはスペーサーを追加し、スムーズな加速を実現。ほかにもディアブロのコンピュータチューニングを施しており、速さだけでなくボディの剛性も考慮したカスタムを施している。

_N6I4547 _N6I4668_N6I4592_N6I4582

フロントスポイラー、サイドガーニッシュ、リアスポイラーを追加。前後バンパーにはアウトレットを設ける。ホイールはWORK EMOTION T5R2Pで、前後とも285/35R20を組み合わせる。また前後にはトゥループも装備しており、購入したその足でサーキットデビューができる仕様だと言えるだろう。

_N6I4648 _N6I4600 _N6I4663 _N6I4636_N6I4612

シートはBRIDEに変更。運転席はフルバケ、助手席はセミバケをチョイス。ロールケージはインパネを避けるように設計。デリートキットの存在は知っていたが、目にするのは初めてで、荷物が固定できるようにネットが付属。なお、純正リアシートも付属する。


Thanks:LUXZ【ラグジ】

TEL:058-259-3922
HP:https://luxz.jp
Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2021年 2月号掲載

関連記事

RELATED


マッスルというよりも「スポコン」的な要素を入れた独自路線を突き進むチャレンジャーSRT8 HPE600

CHALLENGER襲撃
2013y DODGE CHALLENGER SRT8

躍動感を体現したスタイルがエッジカスタムズを象徴する

世界で最も早くチャレンジャーのワイドスタイルを提案したLUXZ。常に新たなスタイルを生み出し続けるが、通常の市販モデルとは異なり10台限定で生み出されたのが、この「S」だ。

自然な流れのボディパーツにカナードを追加で進化を遂げる【エッジカスタムズ チャレンジャー F】

日本はもちろん、世界中のチャレンジャーカスタムを牽引するLUXZ。2021年に登場した初のフルバンパー仕様となる「CHALLENGER F」。そのエボリューションモデルが完成したので、早速紹介しよう!

LUXZ(ラグジ)の名を世に知らしめた 孤高の存在感を放つスタイル

ファッションやガジェットなど、世の中のデザインには流行がある。それはカスタムにも言える事で、時間が経過すると廃れてしまう事もある。だが、本当に優れた物は時間を超越し、普遍的な存在となる。

ラグジのコンプリートモデル、チャレンジャーSのボディラインを見よ!

TO THE LIMIT!! 過激さへの挑戦に終わりはない
LUXZ EDGE CUSTOMS CHALLENGER S

 

最新記事


2024/12/03

アメ車&ドイツ車を専門に扱う日本有数の解体ショップ【T&K インターナショナル】

メンテナンス

ショップ

MAINTENANCE of AMERICAN CARS
解体屋ならではの迅速な対応でアメ車乗りをサポート

2024/12/02

激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ

バン

ダッジ

いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!

2024/11/29

【ファニーガレージ】クルマ全般に精通しており、頼れるアニキのような存在!

ショップ

自動車メーカーやアメ車専門店など、様々な経歴を持つファニーガレージ代表の森 博章さん。アメ車専門ではないが、常にユーザーに寄り添ってくれる、真のモータースと呼ぶのが相応しいお店だ。

2024/11/28

【GMCラリーSTX】真鍮&ウォールナットとGMCラリーのコントラストが映える

バン

シボレー

モノ選びは直感。既製品で存在しない物は作ってでも納得のいくモノを愛用したい。そんなこだわりの強いオーナーに好まれるビンテージバン。飾り過ぎはナンセンス。ありのままを受け入れる余裕が魅せる“濃い目のバンライフ”。

ランキング


2024/12/02

激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ

バン

ダッジ

いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]