触って楽しいコルベットライフ、C3をリフレッシュメンテナンス

クーペ

愛知県

C3コルベット

アメマガ2020年10月号

コルベット

東海カーズ

バラ色のアメ車人生

1981 CHEVROLET CORVETTE

バラ色のアメ車人生 アメ車に乗れば必ずHAPPYになれる!


1981 CHEVROLET CORVETTE

ビンテージモデルの魅力とは?と聞くと、多くの人は希少価値を真っ先に挙げるだろう。だが、昔のクルマはシンプルな構造で、オーナーが自分で触りやすい。東海カーズでC3を手に入れた山内さんは自分でクルマを触りたい、そんな1人だ。

左ハンドルのMTに乗りたい再びコルベットに舞い戻った

免許を取る前からクルマやバイクの情報誌を愛読し、乗り物に対する興味は非常に旺盛だった山内さん。最初に手に入れたクルマはスカイラインGT‐R。そこからC3コルベットと、走りを追求し始める。その後一旦は大型バイクに進むが、左ハンドルのアメ車のMTに乗りたい!という気持ちが沸き起こり、再びコルベットオーナーに舞い戻った。

_N6I7156

特にこだわったのはサイドマフラーと4MTの2点で、できればミラートップやダブルテールを備えていたらいいな。あとはインジェクションよりキャブの方が触りやすいかな…。そんな軽い気持ちで中古車情報サイトを巡っていたら、まさにドンピシャなC3を発見!しかも、比較的家から近い東海カーズに在庫していたので、他の個体を見る事なく即決!

1981 CHEVROLET CORVETTE

実は山内さん、以前は整備士をしていたので、メンテナンスなどはお手の物。自宅のガレージでショックを交換するが、流石に40年近く前のクルマだけに、各部のブッシュの劣化が目立ってしまう。リヤだけ交換を考えたが、カーズ細井さんに相談したところ「どうせやるなら全部やるべきでしょ」と言われ、各部をリフレッシュ。「購入する時点でコンディションはかなりよかったですが、手を加える事で出かけるのが全く苦にならないレベルになりましたね」と山内さんは語り、非常に満足そう。


クルマを販売するだけでなく、走る楽しさも伝える。山内さんのC3も、東海カーズのポリシーが凝縮された1台と言えるだろう。


C7やC8と比較すると、コンパクトに見えるC3。山内さん的にはカーボンボンネットやワイドフェンダーの装着にも憧れるそうだが、現在はC3らしさが光るこのスタイリングとしている。

1981 CHEVROLET CORVETTE

フロントにはリップスポイラーを装着し、リヤは定番のダブルテールに変更。山内さんが特にこだわったサイド出しマフラーやミラートップがたまたま装着されており、欲しかった仕様がたまたま東海カーズにあったという、ある意味運命的な出会い。もっとも重視したポイントは4MTで、「これだけは絶対に譲れないポイント」と断言していた。

_N6I7110

真っ赤なボディに真っ赤なインテリアで、否応無しに気分がアガるというもの。基本的にオリジナルの状態だが、メーター類のバルブはLEDに変更し見やすさを改善。ちなみに山内さんの奥様もたまに運転するそうで、颯爽と走らせる姿を見て見たいものだ。

_N6I7075

エンジンは5.7ℓの350を搭載。キャブやブレーキのマスターバックを新品に交換し、信頼性をアップ。山内さん的には383やZZ5などへコンバージョンしてみたいそうだが、カーズ細井さんは「まだ早い!」と敢えて制止。

_N6I7196

シャイな山内さんは顔出しせず、中学3年生の翔矢君が代わりに出演。「乗りたいクルマはチャレンジャーです。でも初代モデルですけど!」と、いろいろな意味で将来が有望だ。山内さんにとって、アメ車の魅力を分かってくれる頼もしい仲間でもある。

Owner : 山内洋典さん


Thanks:Tokai Cars【東海カーズ】

TEL:0533-86-8890

Photo:浅井岳男
Text:空野 稜
アメ車マガジン 2020年 10月号掲載

関連記事

RELATED


ジムカーナ仕様のC3コルベット

1982 CHEVY CORVETTE

一体どうした 東海カーズ!クルマがキレイで新しいゾ

「新しいクルマは興味ないし、ノーマル車はビンテージでも好みじゃない! やっぱりクルマは自分の色に染めて走ってナンボでしょ!」と言ってきた東海カーズ細井さん。初めてC5&C6が誌面に登場だ!

アメ車が繋いだ深い親子の絆、親子と言うよりむしろ共通の趣味人

2019 CHEVROLET CAMARO SS STYLING SPORT EDITION
2017 CHEVROLET CORVETTE Z06

夢に見続けたコルベットC2!手に入れた感激を取材

1964年型シボレー・コルベットC2を所有するオーナーを取材。元上司に触発され、自分のC2を手に入れるために奔走したオーナー。周囲のサポートと人脈のおかげで、シボレー・コルベットC2を手に!この記事ではパフォーマンスと快適性を両立させるカスタマイズや、ドライブの楽しさについて語っている。

1964 CHEVROLET CORVETTE C2

「いつかビンテージのアメ車に乗りたい!」と選んだのは、1969年型のマスタング・ファストバックだ。

カッコイイ物や美しいものに心がときめくのは当たり前だが、それがファッション業界に身を置く人なら、なおさらだろう。ヘアサロンを営む市橋さんが選んだ初のアメ車は、1969年型のマスタング・ファストバックと言うのも納得だ。

 

最新記事


2024/12/03

アメ車&ドイツ車を専門に扱う日本有数の解体ショップ【T&K インターナショナル】

メンテナンス

ショップ

MAINTENANCE of AMERICAN CARS
解体屋ならではの迅速な対応でアメ車乗りをサポート

2024/12/02

激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ

バン

ダッジ

いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!

2024/11/29

【ファニーガレージ】クルマ全般に精通しており、頼れるアニキのような存在!

ショップ

自動車メーカーやアメ車専門店など、様々な経歴を持つファニーガレージ代表の森 博章さん。アメ車専門ではないが、常にユーザーに寄り添ってくれる、真のモータースと呼ぶのが相応しいお店だ。

2024/11/28

【GMCラリーSTX】真鍮&ウォールナットとGMCラリーのコントラストが映える

バン

シボレー

モノ選びは直感。既製品で存在しない物は作ってでも納得のいくモノを愛用したい。そんなこだわりの強いオーナーに好まれるビンテージバン。飾り過ぎはナンセンス。ありのままを受け入れる余裕が魅せる“濃い目のバンライフ”。

ランキング


2024/12/03

アメ車&ドイツ車を専門に扱う日本有数の解体ショップ【T&K インターナショナル】

メンテナンス

ショップ

MAINTENANCE of AMERICAN CARS
解体屋ならではの迅速な対応でアメ車乗りをサポート

2024/12/02

激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ

バン

ダッジ

いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】