アメマガ編集部のデモカーとして仲間入りを果たしたアストロ。 以後お見知りおきを!
CHEVROLET TAHOE
アストロ再生計画きまぐれ日記
思わぬ展開で新たなステージが始まる
アストロ再生計画きまぐれ日記
CHEVROLET TAHOE
今回は取材のため、一路大阪へ。現地でカメラマンと合流するので行きは新幹線で移動。緊急事態宣言発令中は県外への移動を自粛していたこともあって新幹線の車内はガラガラ。逆に乗っていていいんだろうかと心配になるぐらいだったけれど、今回は緊急事態宣言が解除された後だけにどんな感じだろうと周りをキョロキョロ。やはり満席とはならないまでもそれなりに乗車する人は多かった。しかし、自由席の3人席を1人で座って2時間強の時間を密を避けながら快適に移動することができた。
大阪に到着してカメラマンの石井くんと合流すると、そのままショップへGO!彼とは普段、電話で業務連絡のやり取りをしているけれど、直接会うのは2019年の9月に開催したアメマガミーティング以来、さらには10年来の付き合いということもあって、移動中の車内は他愛もない話で盛り上がっていると、気付けばショップはもう目の前。訪れたのは大阪府堺市の「ナオキモータービルド」。誌面では同ショップが手掛けたビンテージモデルや、こちらではエアコンメンテを取り上げていたりするのだが、これらはすべてカメラマン任せで直接伺ったことがなかったこともあり、挨拶もかねて訪問した次第だ。
もちろん代表の宮田さんとも初対面だけに早速名刺交換。その後はショップ内を見学させてもらいながら会話をしていると、外に止めてあったアストロに目が留まる。そこからはお互いがこれまでにアストロとどの様に接してきたかなど、どんどんと話が盛り上がるなか、このアストロが下取りしたばかりの販売車両であることを知らされると、私スズキ、何を思ったか買ってしまいました!
スズキ)初めまして!編集部のスズキです!いつも取材にご協力いただいているのに、なかなか伺えなくてすいませ~ん。
宮田さん)こちらこそ初めましてナオキモータービルドの宮田です!今回は遥々大阪までお越しいただいてありがとうございます!
スズキ)こんなところにアストロがあるじゃないですか!これは修理待ち?
宮田さん)いやいや、最近下取りで入ってきたばかりなんですよ。実は僕、アストロがめっちゃ好きなんで、これまでに何台も乗り継いできてて、それに在庫も欠かしたことがないんですよね~。
スズキ)なるほど、そ~なんですね。(ちなみに、これっていくらなんだろう? 足に使ってた軽自動車を手放して駐車場も空いてることだし、置けるなぁ♪)
宮田さん)もしかしてアストロ興味あります?スズキさんなら格安でお譲りしますよ♪ちなみに車検通したばかりだし、書類も全部そろってるんで乗って帰ってもらっても大丈夫です。 2005年モデルを最後に生産終了したアストロ。日本におけるアメ車ブーム、そしてミニバンブームの立役者。我々もアストロにはどれだけ世話になったことか。ちなみにここ最近はアストロの中古車相場が高騰しているそうで、にわかに第2派?いや第3派?が訪れているのかも。しかしナオキモータービルドでは、そういった事情は関係なく常にアストロを在庫しているそう。その理由は代表の宮田さんがアストロ好きだから。聞けば、これまでに乗り継いだアストロは数知れず。そしてこのアストロも下取ったばかり。ちなみに…と伺ってみたところ、「スズキさんであれば格安でお出ししますよ!」とのこと。これを聞いて思わず衝動買いしてしまった。あれ、今日は取材をしに来たハズなのになぁ。まぁ、いっか(笑)。
というわけで商談成立
スズキ)それじゃ、帰ります!今後もよろしくお願いしますね~♪
宮田さん)ほんまに乗って帰ってもーたやん…。しかも日帰り…。タフやなぁ。やっぱり編集部の人って変わってるかも(笑)
目にするなりわずか数十分で購入を決めたアストロ。中古車を購入する場合、普通であればまずは内外装の状態をチェックするところから始まり、エンジンをかけて調子を確認し、そして試乗して走行具合を確かめたりするものだが、宮田さんからこのアストロに関する話をじっくり聞いたので、お決まりの確認作業は一切カットして大阪を後にしたのである(笑)。ちなみにこの後天候が悪化してドシャ降りとなり、高速道路は視界不良…。それでも県外移動の自粛中ということもあって行き交うクルマは少なく、5時間かけて無事に自宅へと乗って帰ることができた。
1996 CHEVROLET ASTRO というわけで、編集部のデモカーとして仲間入りを果たしたアストロ。以後お見知りおきを!今後の展開に乞うご期待!!
THANKS:Naoki Motor Build【ナオキモータービルド】
TEL:072-236-7300HP:https://naoki-mb.co.jp/
PHOTO:石井秋良
TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載
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