アウトドアやキャンプにも格好良さを追求する、覇王ホイールの新たな遊び方改革!
SUV
ハマー
アウトドア
アメマガ2020年9月号
HIGH FORGED
ニットー
House of American SUVs -アメリカンSUVに魅せられて-
HAOU WHEELS
鹿児島県
HAOU
H2
くにの松原キャンプ場
HAOU WHEELS HUMMER H2 with FUNFORT TINYUNIT TT-03
House of American SUVs -アメリカンSUVに魅せられて-
HAOU WHEELS HUMMER H2?with?FUNFORT TINYUNIT TT-03
ここ数年アウトドアやキャンプブームなのは周知の事実。純粋に自然を楽しむのはもちろん、昨今ではSNS映えする写真を撮影してアップするのも楽しみ方の一つ。しかし“ 映え” ばかりを求める時代は終わった。これからは現地へ向かう道中もアウトドアライフの一つとして、家を出てから帰るまで、終始“ カッコつけてナンボ!” な時代だ!
トレーラーを含めたトータルコーディネートでクールに!
アメリカンホイールの最先端トレンドをいち早く日本へ持ち帰り、数多くのアメリカンSUVのホイールスカスタムを手掛ける鹿児島県の覇王ホイールから新提案!コンセプトはずばり〝6輪まとめてまるごとコーデ〟なアメリカンSUV&トラックの「遊び方改革」だ。
ホイールカスタムの匠とあってアメリカンSUVにおけるボトムスの魅せ方には数々の実績を持つ覇王ホイールが、ファンフォート・タイニーユニットをベースにトータルコーデでアウトドアライフをクールに演出すべく製作したのが紹介する6輪プロデュース。
これまでもトレーラースタイルを度々取材してきたが、引っ張る側はカスタムしているのに、トレーラーの足もとはスチールホイールに極細の味気ないボトムスといった組み合わせが大半だった。しかし、タイヤ&ホイールの販売は4本セットが主流。SUVに関しては背面タイヤを含めて5本を購入する場合もあるが、覇王ホイールでは今後トレーラー用のタイヤ&ホイールを含めた6本販売にも着手していくとのこと。
そのお手本となるのが覇王ホイール畠中氏のH2。新たに新調した鍛造ホイール「HIGH FORGED」は特注カラーの26インチで、デザインからリムの深さまでフルオーダー。14JのディープリムにNITTOタイヤの新作40×15.5R26を組み合わせ、超ワイドフォルムに拍車をかける。
一方トレーラーはアメリカントラックスの20インチ。10Jのリムに対して37×12.5R20でタイヤ銘柄を同じトレイルグラップラーで合わせた。
H2が怒涛の40インチ履きとなるため、さすがにトレーラーに同サイズは厳しいものの、デザインを寄せて同色コーディネートすることで一体感を増す。一般的には35インチや37インチ履きが主流となるので、その辺りのサイズなら車両側とトレーラーを同一ホイール&タイヤでコーディネートすることも十分可能なだけに、6本セット販売は実に〝理に適った〟展開と言える。
また、けん引するギアなど細部にまでこだわる点も特筆物で、同社看板アイテムの一つであるアジャスタブルヒッチマウント「ブルヒッチ」もホイール同色のアルマイト塗装仕立てとすることで、さらに一体感が増す。
引っ張って走る姿を想像して愛車と同じ様にトレーラーカスタムを手がけ、それを連結させる部分まで徹底的にこだわることで、アメリカンSUVとトレーラーのあるアウトドアライフをクールに演出する。どれだけ便利でもダサいのは勘弁。せっかくトレーラーを購入してもチグハグしていては残念。家族と共に、仲間と共にお気に入りの愛車でアウトドアライフを楽しむなら、ドライバーはその道中から気合を入れて然るべき。
同行する人たちを含めてみんなでワクワクした旅になる様、最高の演出を手助けしてくれる6輪カスタムは、アメ車でアウトドアもマンネリ化して少々物足りなさを感じ始めた貪欲なオーナーたちにとってまさに「遊び方改革」であり、トレーラー丸ごとカスタムを施すトータル的な格好良さの追求は、今後益々アウトドアシーンを盛り上げていくことになるだろう。
機能美溢れる万能ワイルドなテントトレーラー!
FUNFORT TINYUNIT TT-03
トレーラー上部にはオーバーランダーテントが完備されており、わずか一分足らずでテント設営が完了。高床式は風通しも良く、飛ばない虫や蛇、トカゲなど、小さな子供や女性の天敵の心配も無用。また、人の目線より上なのでプライバシーを守れるところも嬉しい。
トレーラー先端には左右にステンレスタンクを完備しており、センター部分に大容量の収納ボックスを設けている。連結時に必要なギアの収納のほか、頻繁に使用する工具などが収納可能。タイヤ付の足を付ければ大人一人でも余裕で動かせる総重量580kg(ノーマル時)の軽さも魅力。
現車はH2同色のステルスグレーに塗装して、37×12.5R20のフルサイズSUV級サイズのタイヤを収めるためにワンオフフェンダーを製作。純正でコイルサスペンションを採用しており、バンプ時の干渉をかわすのはこのサイズが限界ではあるが、リフトアップすれば40インチ履きも!?
長さ3.11m、幅1.69m、高さ1.48m(※純正時の寸法)でけん引免許不要のテントトレーラーTT-03は88万円(税別)で販売されており、キャンピングトレーラーとしては非常にリーズナブルかつ利便性に優れたアイテム。ガソリンタンクの様なキャップは給水タンク用となり、デイキャンプや一泊過ごすには十分の水の確保が可能。
アメリカントラックス24×14Jから履き替えたHIGH FORGED26インチはRED MILLEDの14Jで、タイヤサイズも40×14.5から40×15.5でひと回り太いサイズをセレクト。NITTOを含め各タイヤメーカーもこの手のタイヤサイズを充実させていくなかで、デザインからリム幅までフルオーダーできるオーダーメイド鍛造ホイールの存在は非常にありがたい。
BULL HITCH 「ブルヒッチ」アジャスト可能ヒッチマウント ¥81,000(税別)
けん引能力12,000lb(約5,400kg)のアルミ鍛造(T6061)削り出しで、7インチドロップによる高さ調整が可能な万能アイテム「ブルヒッチ」。今回の様にトレーラー側のタイヤ外径を大きくしたり、引っ張る側をリフトアップした際の位置関係のズレも、コレさえあれば何ら不安なく大胆にアレンジが可能となる。カスタムトレーラーライフに必須のアイテムだ。車両に装着されているのはアルマイト塗装の特注品。このH2の様にホイールと同色のオーダーも可能だ。
SPEC
★牽引能力:12,000lb(約5,400kg) ★ヒッチ荷重:2,000lb(約907kg) ★シャフト径:1インチ(約25mm) ★材質:アルミ鍛造 ★重量:11kg ★カラー:アルマイトブラック・アルマイトシルバー Special Thanks:くにの松原キャンプ場
撮影協力:HAOU WHEELS【覇王ホイール】
TEL:0995-73-8684HP:http://www.haouwheels.com
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載
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