コルベットヒストリー④【1984~1996 コルベットC4】

クーペ

シボレー

The CORVETTE HISTORY

アメマガ2020年8月号

C4コルベット

コルベット

CORVETTE CHRONICLE

1984~1996 CHEVROLET C4
The CORVETTE HISTORY④

CORVETTE CHRONICLE


近代的なスポーツカーとして生まれ変わったC4

The CORVETTE HISTORY④
1984~1996 CORVETTE C4

ダイナミックでグラマラスなスタイリングが持ち味だったC3に対して、C4ではアスリート的に引き締まった近代的なスポーツカーとして生まれ変わる。洗練されて上品なイメージが高まった分、アメリカらしさが半減したため、個人的には物足りなさを感じたが、8世代目に突入した現在になってみると、コルベットとして正常進化したことがよく分かり、一段と魅力的に映る。

 

そのスタイリングによって、当時としては最高水準の空力特性が確保されている。多様化するニーズや世界水準を意識して、ハンドリングとブレーキングに重点が置かれ、F:ダブルウィッシュボーン式、R:5リンク式に。これまでのフロントコイルスプリングおよびリヤもグラスファイバーモノリーフにアレンジし軽量化。

コルベットC4、CORVETTE C4 コルベットC4、CORVETTE C4コルベットC4、CORVETTE C4

エンジンは前輪車軸より後方にレイアウトすることで、49:51というスポーツカーとして理想的な重量配分を構築。フレームに高いサイドレールが投入することでシャシーの剛性が強化されているが、そのため、ドアの敷居が大幅に深くなり、乗り降りがしにくいのが難点。クロスファイア・インジェクションによるL83エンジンは205hpと控えめだが、新たなL89(350ci)では、最高245hpを捻出。92年からの2世代目LT1は300hp。96年のLT4(マニュアル車専用の)では330hp。90~95年にラインアップする最強のZR‐1では、ロータス社チューンによるDOHC32バルブ、LT5は405hpを発揮。キャラウェイによる「スレッジハンマー」は、ツインターボで武装し、898hpを発揮し、最高速408km/hで市販車最高記録を樹立。

コルベットC4、CORVETTE C4 コルベットC4、CORVETTE C4

曲線基調のC3に対して、空力特性に特化したシャープで洗練されたスタイリングで一新。ボディーバリエーションは、クーペ(ガラスハッチバック)、脱着式トップ、コンバーチブルが復活。丸型が基本のテールレンズは、ZR1、グランスポーツでは角形。

FH1_0441

外観のイメージにマッチする直線基調のシンプルなデザイン。デジタル液晶ディスプレイのインストルメントクラスターが新世代的。深いサイドシルによって乗り降りはしにくいが、目線が低くスポーツカーらしさを感じる。

FH1_0443

C4の初期型では200hp程度だったエンジンパワーも、LT1では300hp、DOHCのLT5では400hpを発揮し、C3後期からのGTカー的なキャラクターを脱却。伝説のレーサーをオマージュしたグランドスポーツは、F:9.5J、R:11J と、高性能スポーツならではのワイドなリム幅を装着。


PHOTO:石井秋良
TEXT:石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 8月号掲載

最新記事


2025/04/02

C7に続きC8コルベットにも超絶ワイドボディ見参!

クーペ

シボレー

ボディワーク

アメリカを代表するスポーツカーである「シボレー・コルベット」。その流麗なシルエットをさらに際立たせるべく、ジャパンメイドのワイドボディキットを纏わせたフォルテ。

2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2025/03/29

【シボレー タホ】バンに乗りたかったのが一変、SUVを選択してカスタム

SUV

シボレー

アメ車に乗りたいと思うキッカケとしてはいくつかあるが、映画を見て影響を受けたという人は多い。紹介するタホのオーナーさんもそう。当初は劇中で使用されているバンにこころを奪われていたものの、SUVの良さにも惹かれてタホをセレクト。

2025/03/28

GMT400ラバーズが集う宴も2024年で10周年!【第10回全国C/K15祭り in 富士】

イベントレポート

シボレー&GMCのC/Kシリーズの中でも、GMT400プラットフォームベースの4thジェネレーション愛好家で構成される「シェビーC/K15オールドフェイスクラブ」による、毎年恒例の全国祭りが2024年も開催された!

ランキング


2025/04/02

C7に続きC8コルベットにも超絶ワイドボディ見参!

クーペ

シボレー

ボディワーク

アメリカを代表するスポーツカーである「シボレー・コルベット」。その流麗なシルエットをさらに際立たせるべく、ジャパンメイドのワイドボディキットを纏わせたフォルテ。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2021/08/09

ノーマルモデルが多いラムバンはコンバージョンモデルは珍しい?

バン

ダッジ

ショップがイチオシするアメ車中古車を徹底試乗紹介
2003y DODGE RAM VAN

2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。