特別なこだわりはなく、あくまでも自然体そんなライフスタイルがとにかくアメリカン!

1970 CHEVROLET ELCAMINO
1983 YAMAHA SR500
これが俺たちのAmerican Life アメ車と一緒に素敵なアメリカンライフ
1970 CHEVROLET ELCAMINO / 1983 YAMAHA SR500
ルックスやトレンドは関係なし乗って楽しめればそれでいい!
バイクもクルマも日常の移動手段であると同時に、乗って楽しむオモチャ。特別なこだわりなどもなく、車種の選び方も、使い方も超自然体なのが何ともアメリカン!
アメ車を乗り継ぎ到達した自然体な「ボロカミーノ」
1970年型エルカミーというと、歴代エルカミーノの中でもマッスル世代を代表する存在として高い人気を誇る。そのため、バリューもそれなりに高かったりするのだが、この個体は見ての通り、内外装ともにやさぐれた状態で、装備などの面でも、至ってスタンダードな仕様。状態、仕様共に、こうした個体となると、国内ではレストアやカスタムのベース車と思われがち。
しかし、この個体は、普段乗りの愛車として実働中で、今後仕上げる予定などもない。オーナー(あだ名:ブチョー)の父親が、ヤナセで働いていたこともあり、幼少期からアメ車は身近な存在だった。そのためか、特別なこだわりなどは無いなりに、自分のライフスタイルに合わせてアメ車をチョイスしてきた。サーフィンや釣りをホビーにしていることもあり、これまでの愛車には、ビュイック・ロードマスター、シェビーバン、アストロ4×4といったラインナップ。
このエルカミーノは、以前ボンネビル参戦記事でも登場したショップ、フォーティーエイトの渡邊社長がアメリカで足グルマとして使用していたもの。ブチョーはボンネビル参戦においてクルーとして参加するほどの近い関係。ボンネビル参戦を実践することは、ホットロッダーとしてこの上ない経験であり、真のホットロッダーとしての誇りだったりする。また、小学生の頃から父親が用意したモトクロスバイクで遊んだりと、アメリカ的なモーターカルチャーがしっかりと刷り込まれている。
人気の70年型ながらも、内外装共にやさぐれた状態。その使用感丸出しのルックスは、リアルなワークホースとしてカッコ良くも映るが、気にせずラフに乗りこなすオーナーであってこそ?!搭載する350モーターは、カムシャフトをアレンジしてレスポンスの良いフィーリング。4.11:1とドラッグ向きのリアエンドのおかげで、クイックな走りを味わえる。ブレーキ、ステアリングはいずれもパワーアシストは無し!そして、当然のように、エアコンも無ければ、オーディオも無し!
バイクは小学生の時点でモトクロスでデビューしているので、かなりのキャリア。これまでにハーレーや国産ビッグバイクなどを乗り継いでいる。現在は、通勤や砂遊び用のグラストラッカー250と、メインにこのSR500を所有。78年のデビューから00年まで長年ラインナップされた中でも、スキニータンク&ブラックメーターがクールな初代(83年型)なのがポイント。
Buchoさん
バイクもクルマも、乗って楽しむのが基本なので、ルックスやトレンドなどに関係なく、自分の好みの乗り味が味わえるかがポイント。ヤナセに勤める父親の影響で、幼少期からアメ車は身近な存在だった。そのため、自身の愛車としてアメ車を選択するのも自然の流れ。車種選択ではホビーが基準という雰囲気が強かったが、最近はハイパフォーマンスのV8を、マニュアルミッションで楽しめるモデルに興味津々。
バイク、アメ車、サーフィン、釣り、ギターなど、様々な趣味を楽しんでいるが、いずれも、真剣にして適当なスタンスなのがアメリカンで◎!サラリーマンでありながらも、クルーとしてボンネビル参戦を3年連続で果たしているのも素晴らしい!
Photo&Text:石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 5月号掲載
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