世界のクルマ好きが集まる世界最大級カスタムイベント【東京オートサロン2020】
2020年1月10~12日
TOKYO AUTO SALON 2020
千葉県幕張メッセ
世界最大級のカスタムイベントはやっぱり凄かった!3日間で約33万人訪れた
日本が誇る世界最大級のカスタムイベント「東京オートサロン」が、2020年も盛大に開催された。C8 コルベットのお披露目や、アメ車は少数はながらもインパクトを与えたモデルが沢山並べられ、見応えある3日間だった。アメ車勢の奮闘を紹介しよう!
■開催場所/千葉県幕張メッセ
■開催日/ 2020年1月10~12日
■主催/東京オートサロン実行委員会
2020年もLUXZがアメ車の威厳を守る。ラングラー人気は2020年もまだまだ続きそう?
2020年で38回目を迎えた世界最大級のカスタムイベント「東京オートサロン」。年々出展社や出展車両は増え続け、来場者は2020年1月10~12日の3日間で33万人を超えた。日本全国のカスタムショップは、このオートサロンを目指し自慢のデモカーや新作パーツを披露するのが恒例となり、現在は中国を筆頭に世界中から多くのクルマ好きが集まる世界規模のカスタムイベントだ。
2020年はGMジャパンブースも登場し、本国でもプレミアとなっているC8コルベットのお披露目が行なわれ、日本正規発売の仕様も発表された。オールジャンルのモデルが集まる会場では、アメ車勢は少数なのは例年通りだったが、本誌で製作過程を追っていたラグジ×ローハンのチャレンジャーを始め、少ないながらも注目を浴びるスタイルのアメ車が並び、ラグジが新しいスタイルを提案するLAX STYLEのXJチェロキーがSUV部門で優秀賞を獲得。
日本各地からオールジャンルのトップビルダーが集まるオートサロンで、連続して賞を取るのは本当に凄いことだ。2021年も、ラグジはもちろん、多くのアメ車が登場し盛り上げてもらいたいものだ。
アジア初公開C8コルベットが登場!
オートサロンで初めてとなるメーカーブースを立ち上げたGMジャパン。本国でも注目を浴びる新型コルベットをアジア初公開し、同時に日本正規モデルの発表も行われた。GMジャパンの若松社長によれば、日本仕様は右ハンドルで、グレードは2LT(1180万円)と3LT(1400万円)の2種類。価格は予定価格。優先オーダーはすでに開始され、2020年夏ごろには正式な詳細をリリース。デリバリーは2021年春を予定している。
NITTOブースにもエッジカスタムズSラインフルコンプリートのチャレンジャーが鎮座。しかもグレードはデーモンで、ホイールは12211551 VIPの20インチ。2020年はローハンとコラボを全面に出しているため、もちろんグラインダータトゥーが施工済みだ。
エッジカスタムズが通常ラインナップする、チャレンジャー用キットのひとつMラインフェンダーを装着。トランクスポイラーはSライン用。ホイールはWORK EMOTION CR3P 20インチ。こちらもボンネットにはグラインダータトゥーが入る。
ラグジのエッジカスタムズの限定最強ボディキット「チャレンジャーS」をまとうヘルキャット。F80mm・R120mmワイドとなるフェンダーのボリュームは圧巻。ホイールはWORK EMOTION CR3P 20インチ。ボンネットにはグラインダータトゥーが施される。
最強のコラボレーションが実現、ラグジ×ローハンの芸術作品
2019年のSEMAショーで一足早くデビューした、ラグジ×ローハンのコラボチャレンジャー。ベースはR/Tシェイカーで、エッジカスタムズチャレンジャーSフルコンプリートキットを装着。ここにローハンの巧みなボディペイントであるグラインダータトゥー、ダイヤブロック、ガラスフレークペイント、グラフィック、ウォーターペイント、リアルウォーターが施される。海外でも絶賛されたモデルだけに、多くの来場者が足を止めたのは言うまでもない。
本誌で完成までの工程を追っていたヘルキャットが遂に公開!エッジカスタムズチャレンジャーSフルコンプリートキットをまとい、スコーピオンレッド×ゴールドブラックグラデーショングラフィック、フルフラットペイントエングレービング、ジャックポットフラッシュなど、ローハン井澤氏の渾身の一撃モデルだ。
毎度人だかりとなるAIWAブース。今回も5人のキャンギャルを擁して華やかにブースを彩っていたわけだが、展示していたのはTMオートサービスが手掛けたC-1500。オレンジをベースにしたフレイスは「ザ・アメリカン!!」。
今回で3回目の出展となるコーストモータリングはパール入りのオレンジでフルラッピングしたチャレンジャーを展示。 ボトムスにはレクサーニ・スパイダーを履かせ、 APRのフロントスプリッターを装着してスポーティに仕上げた。
横浜ゴムブースではフォード・F-150ラプターをベースにオフロード向けのタイヤ・ジオランダーX-ATを履かせてワイルドに仕上げただけでなく、ベッドにはジムニーを積載するという技を駆使して迫力満点に演出。
フォージアートブースには69年型インパラコンバーティブル、68年型シェベル・ノマド、56年型ベルエアが展示されていたのだが、なかでもインパラが装着していたワイヤーホイールは全世界で初披露となるニューモデル。ちなみにサイズは26インチ。当初はセマショーで披露しようとしてみたいだったが間に合わず、東京でのお披露目となった。
ROWEN JAPANのブースには同社ブランドでメイクした国産SUVやミニバンが並ぶなか、北米仕様カムリのコンプリートモデルを展示。通常はTOM'Sのホイールがセットされるのだが、SAVINI Black di Forza BM13を装着。
JEEP GLADIATORを展示したのがTOYO TIRES。同社のSUVタイヤブランドのOPEN COUNTRYは、2020年もアジアンクロスラリーやBAJA1000など、モータースポーツへのサポートも発表した。
NITTOブースではJEEP GLADIATOR RUBICONをベースに、ワイルドなRIDGE Grappler(37 × 13.5R17)を履かせ、かつREADY LIFTのサスキットなどで武装したカスタムピックアップを披露。
左ハンドルのJLラングラー・アンリミテッドをベースに、ラフカントリーサスペンション、前後RCバンパー、35 インチ・ジオランダーMTなど本気で走れる仕様に。JLはゴテゴテ飾るだけじゃないという見本のようだ。
タイガーオートは2020年型のJEEPラングラーアンリミテッドをベースに、より幅広タイヤ& ホイールの選択を可能としながら、スタイリッシュなサイドビューを演出するハイラインフェンダーを装着する。
RINEIは、いち早く導入した2020年型のJEEP GLADIATOR SPORTSをベースにカスタムを実施。ルビコン用フロントバンパー、KMCホイールなどにより、スポーツをアグレッシブなスタイルへとカスタムした。
KABAROCKブランドでロッククロールカスタムを行なっているニューラインサカ。エアサスによるロングストークを可能にしたJKラングラーのアンリミテッドを展示。ロックステージ好きにはたまらないカスタムが見られるのがここだ!
優れた品質の豊富なバリエーションのシートカバーを用意するCABANA。JLラングラー用のそれらを展示。専用設計による優れたフィット性や高いデザイン性のシートカバーやマット類は、オンもオフもマッチするアイテムだ。
USトヨタ車の輸入販売を手がける「デイブレイク」は、LEDのカスタムヘッドライトや個性的なマスクに、スチール製のバンパー、大型オーバーフェンダー、足回りも3インチのリフトアップし、迫力のフォルムをさらに加速。
日本国内でも人気急上昇中のオフロードタイヤ、WILDPEAKのA/T3Wを履かせたJLラングラーを展示したファルケン。サイドウォールにも凹凸を設けたアグレッシブなWILDPEAKはマッチングが良好。
ELFORDブランドを展開するMEIWAは、JEEPラングラーアンリミテッドJLを展示。ELFORDらしい上品な迫力を与えたパーツと、超軽量BLOODSTOCK 1PIECE SUPER LIGHTホイールを装着。
JLラングラーアンリミテッドのルビコンをベースに、オリジナルのリバンパーやフォグランプなどを装着したJEPPESEN。右側へのナンバー移設を可能にしたリバンパーは注目のアイテムだ。
SUV部門優秀賞を受賞!XJチェロキーが再び脚光を浴びる時が来た
ラグジが新たなスタイルを提案するとして立ち上げた新店舗「LAX STYLE」。そこで扱う車種がXJチェロキーだ。LAX STYLEフルコンプリートキットであるフロントグリル/フロントバンパー/ヘッドライト/フォグランプ/フロントLEDライトバー/前後オーバーフェンダー/リヤバンパー/ BDS製リフトアップキットに加え、ボディ色を特注のレッドにオールペンし、ボンネットにはグラインダータトゥーを施す。サスペンションはBDSのリフトアップキット&FOXショック。ホイールはMOTOMETAL M0986 SIEGE20インチ、タイヤはニットー・マッドグラップラー33×12.50R20。
TEXT&PHOTO:編集部
アメ車マガジン 2020年 4月号掲載
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