ボディに続き今度はホイール塗装色はブロンズになりますよ【デュランゴの挑戦 Vol.83】

コラム

アメマガ2020年4月号

デュランゴ

デュランゴの挑戦

千葉県

ガレージジョーカー

ボディに続き今度はホイール塗装

DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】


DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】

世界で一台のマッスルSUV への道Vol.83

オレンジボディになってかなり満足しているけれど、まだまだ完成まではやることが沢山あるんです。その一つがホイール。色が剥げちゃってるのでリペイントしたいのだ。どんな感じにするか悩んでたけど、とある人が決めてました(笑)

今までと同じじゃ面白くないだろ?

年末年始に実家の青森まで無事走破し、もうスタッドレスタイヤの役目は終わりましたかね。暖冬だし。さっさと履き替えたいんだけど、履き替えるホイールのブラックペイントが剥がれていてかっこ悪いんですよ。新しいホイール買うお金もないし、リペイントします。

 

でもせっかくリペイントするなら、何か面白いことしたいよね。これまでと同じカラーリングにして、ラップやレースといった特殊塗装を入れるなんてのもありかと思いつつも、結論は出ず。そんな折、新年の挨拶も兼ねて、オレンジデュランゴを生で見てもらおうとレーストラックの高橋さんに会いに行ったところ、やはりホイールの話になったワケで。すると「今までと同じカラーじゃ面白くない。俺が考えていたのはブロンズをベースにブラックとのツートンだ」と、おもむろにラフ画を書き始めるじゃないですか。 ちょうどこちらで掲載したガレージジョーカーさんのマグナムもブロンズだったので 、それを見せたら「コレだよコレ。時代はブロンズだ(笑)」と。 というわけで、ホイールのメインカラーはブロンズになることが決定。ブラックで部分的に塗り分けるツートンタイプ。そのラフ画を持ってガレージジョーカーさんに行ってきます!

レーストラック高橋氏ホイールの新デザイン案がすでにある?

色味を参考にしたのは、前回掲載したジョーカーのマグナムのホイールだ。

ホイールをブロンズにしたいんですが…

レーストラックの高橋さんが描いた新ホイールのデザインを持って、ガレージジョーカーさんへ。ブロンズにしたいなんて、到着するまでひと言も伝えてません…。細かい塗り分けが必要なんて言うのが辛い。でも、外出先の小川氏は電話越しに「おもしれぇじゃねーかブロンズ。塗り分けもしっかりやってやるぜ」と快諾してくれて一安心。

コレなんですか?ホイールの新デザイン?こ、これにするんですか?カラーがブロンズ!(小川社長が不在でスタッフの島田さんが対応です。)

実はレーストラックさんが新しいホイールのデザインを描いてくれたんですよ。できる範囲で良いので…。

腐食部分をしっかり削り取る下地処理とペイントする部分のマスキングはさすが職人

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①~⑥ブラックのペイントが剥がれている原因はホイールの腐食によるもの。どんなに下地処理をしっかりしていても、腐食したら剥がれてしまう。まずはしっかり削り取る。

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⑦~⑨削った部分に密着剤のバインダーを塗り、サフェーサーを吹き表面を整える。サフェ研ぎ&足付け処理も十分に行なう。

⑩
⑩まずは全体をブラックで塗装。

⑪
⑪ボルト穴やディスクサイドなどをブラックにするのでマスキング。デザインナイフを使い調整する細かい作業が続く。

⑫
⑫メインとなるブロンズのカラー見本。やや赤みを入れた左側をチョイス。

⑬
⑬ブロンズを塗装する面を研いで足付け処理。塗装面が広いため、この作業も仕上がりに大きく影響する。

徹底した下地処理が終わり、ついに塗装ブースへ。ホイールを縦置きにして細かく動かしながら塗装。ブラックを残す部分はマスキングされている。そのマスキングを剥がすと、ブラック&ブロンズのツートンカラーホイールの出来上がり。仕上げは半ツヤクリアを吹き付けフィニッシュとなる。装着は次回にて!

今更ですがドライブレコーダーを付けます

シガーソケットに差し込んで電源を取る方法が一番簡単だけど、見た目が美しくないしデュランゴはソケットが常時電源なので、オーディオ裏のアクセサリー配線に取り付け。安易に付属のシガーソケット手前の配線を切断して取り付けるのはNG。別売りの増設シガーソケット(+・-配線付き)を使い、本体側ソケットと接続し、車体のアクセサリー電源を探し接続し、アース配線も行なう。

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協力:ピットインアクツ

所在地:埼玉県戸田市美女木6-7-8
電話:048-421-1787


1999y DODGE DURANGO デュランゴの軌跡

埼玉県所沢市にある解体屋「T&Kインターナショナル」に持ち込まれたデュランゴを、当時所有していたアメマガ号アストロと強引に交換トレード。エンジンこそ調子が良かったデュランゴだが、外装にキズも多く、内装もパーツが外されていたりと、一般に売られている車両と比べると程度は中の下。引き取り手がいなければ、今頃はスクラップになってたかも…。そんな状態だったデュランゴを日本一のスタイルにすべく、復活&カスタムをしていくのである。


Special Thanks:GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】

住所:千葉県銚子市四日市場町238
HP:https://www.garage-joker.com/
TEL:0479-25-7740
FAX:0479-25-7743
営業:10時~19時
定休日:火曜日


■写真&文:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 4月号掲載

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