ダッジの象徴的なモデルの70年型チャレンジャー
1970 DODGE CHALLENGER
不動のDODGE ダッジの魂に魅了される
1970 DODGE CHALLENGER
映画『バニシングポイント』の劇中車を通して世界的にファンがいる70年型チャレンジャー。Dodge初のポニーカーとして独自設計にて70年にデビューするも、排気ガス規制のあおりを受け、潔くも74年型をもって生産中止。
短命でありながらも、Dodgeを語る上でも絶対に外せない象徴的なモデルとあって、08年には、往年のデザインを受け継いで、復活し、現在でもラインナップ中。ロー&ワイド、ロングノーズ&ショートデッキに特化した箱型車きっての美しいスタイリング。戦闘的ともいえる佇まいでクールな印象なだけに誰からも愛されるキャラクターではないが、そんなキャラクターこそがMOPARらしく、マニアックなファンに支持されている。
スクープ付きのフード、デュアルエキゾースト&スプラッシュパン、ストライプは、ハイパフォーマンス仕様のR/T ならではの専用パーツ。サイドストライプのみというのは、R/T仕様においてはシンプルで控えめ。
4連装ゲージのクラスターは、オプションのラリータイプ。ドアパネルのウッドプレートは、上級グレードのSE専用 パーツ。ピストルグリップ・タイプのシフターは社外品。ステアリングはオリジナルの標準品。
ハイパフォーマンスなR/Tの設定エンジンでは唯一のスモールブロックである340ci(4bbl)を搭載。低回転域でのトルクは細いが、4000rpmからは豹変する!トランスミッションは3速ATのトルクフライト。
ホイールはマッスル系での装着例の多いWELD Racingのプロスター。装着タイヤは定番のBFG Radial TA(F:235/60R14、R:255/60R15)。
ナンバーズマッチのオリジナル車ではないため、気兼ねなく付き合えて、340エンジンも扱いやすいため、特に苦労することなく17年間にわたり所有。時代を反映したスタイリングの良さに惚れ込んだ。(田代祐一郎さん)
PHOTO & TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載
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