アメ車がブームの時代、アストロが割安で手に入ったことからアメ車生活がスタート
アメ車乗りたちの素顔
'14 Jeep Grand Cherokee SRT8
'96 Dodge Ram
'05 Mitsubishi Eclipse Spyder
owner : Hiroyuki Satani
AMERICAN CAR OWNERS REAL LIFE
'14 Jeep Grand Cherokee SRT8
'96 Dodge Ram
'05 Mitsubishi Eclipse Spyder
owner : Hiroyuki Satani
街中でアメ車を目にしてクルマをカッコイイと思ったとしても、そのクルマをドライブするオーナーの顔までは分からなかったり、ましてやどんな人なのかはさらに分からない。性別は判明しても。そこで今回の特集では「アメ車乗りたちの素顔」と題して、アメ車オーナーたちは普段どんなライフスタイルを送っているのか、それにどんな職種の仕事をしているのかなどを深掘りして、アメ車オーナーたちの気になる「素顔」を詳解。
すべてがひと目ぼれによって購入した愛機、それぞれに愛着があり手放せず…
クルマ好きであれば夢に描く複数台所有。それはまさに道楽。しかしそれを意識したわけではなく、いつの間にか増えていったという方が佐谷さんの場合は正しい。すべてはひと目ぼれによって。
気付けば愛機たちが増え、どれも思い入れがひとしお
東京都足立陸運支局からほど近い場所に店舗を構えるモトーレン足立。同ショップのユーザーさんに「とにかく乗り物が大好きな人がいるから」という連絡を受けて早速駆け付けると、ショップの敷地には車両3台とバイク2台がズラリと並べられていた。この光景を一目見ただけで、連絡時に聞いたコメントも納得である。
計5台の主は佐谷さん。若かりし頃からクルマ好きで、免許を取得した当時はアメ車がブームとなっていた時代で、
アストロ
や
カプリスワゴン
などが人気を博していた。佐谷さんもその流行りを受けてアメ車に惹かれる様になり、
カプリスワゴン
を購入しようと考えていたいたそうだ。そんな折に、たまたま
アストロ
(ハイルーフ)が割安で手に入ったことからアメ車生活がスタートする。
振り返ってみれば10年以上所有していたことになる
アストロ
だが、とにかくトラブルを頻繁に起こしていたそうで、直したにもかかわらずしばらく経つとまだ次が…といった具合らしく、アメ車に対する印象としてはあまり良くはないため、この時点でアメ車から離れようと考えても不思議ではない。しかし佐谷さんはそれを意に介さず「今度はもっとデカいアメ車に乗りたい」という思いからフルサイズを探していたところにラムがヒットし、見に行ったその場で即決したという。
ラムとのアメ車生活を謳歌し2年が経過した頃、ふと「オープンカーに乗りたい」という思いが芽生え、それを知人に話して見せられたのがエクリプス・スパイダーだったそうなのだが、これまたすぐさまショップに見に行くと気に入ってしまい即決。
グランドチェロキーSRT8もたまたま仕事用のクルマのタイヤを履き替えにモトーレン足立に訪れた際に店頭に並べられているのを見てひと目で気に入り、これまた即決で購入してしまったんだとか。
「この感じからするとまだまだクルマが増えていきそうですね?」という問いに対して佐谷さんは「いや~どうですかね、しばらくは増えないと思いますけど。でもほかに欲しいと思っているクルマはあります(笑)」と。佐谷さんのクルマ道楽生活は永遠に続きそうだ。
'14 Jeep Grand Cherokee SRT8
これまでに所有してきたクルマはどれもひと目ぼれして購入したものばかり。ちなみにハーレーも同様。
グランドチェロキーSRT8
もこれまた同じく、たまたま仕事用のクルマのタイヤの履き替えにショップを訪れ、待っている間に車両を眺めていたらこのクルマが置いてあった。
しかし、 グランドチェロキー でもほかのグレードであれば興味はなく、SRT8ということで興味津々となり即購入。吸排気をチューンしている以外はオリジナルをキープしている。
'96 Dodge Ram
あまりにも故障が多い
アストロ
にめげることなく10年以上を共にしたが、さすがにそろそろ乗り換えようと決断して手に入れたのが96年型ラム。当初は少しリフトアップされている程度だったというが、アメ車っぽさを出すためにフレアペイントを施すとカスタム熱が加速。
大径タイヤを履かせたくなり、そのためにはさらなるリフトアップが必要ということで、気付けば14インチのハイリフト状態にまで成長。ちなみにラムは主に趣味のサーフィン&釣りに行く時に使用しているそうで、リアには同色にペイントしたバイク(ヤマハ・ビーノ)を積んでいき、現地での移動用に使用しているんだとか。釣りの際には2~3日車中泊することも多いとか。
'05 Mitsubishi Eclipse Spyder
「オープンカーに乗ってみたい」という思いに駆られ、オープンといえばアメ車だろうと候補を絞るがどうにもピンと来ない。そんな時に知人に見せられたのがエクリプス・スパイダー。ワイルドスピードの劇中車にも使用されていたためその影響もと思ったが、佐谷さんは劇中に登場していることも、このクルマの存在自体を知らなかったそうだ。しかし、ひと目見るなり気に入り購入。とはいえ、カスタムばかりしているため購入して4年が経過するが乗ったのは10回程度とか。
Thanks:モトーレン足立
TEL:03-3850-4898
HP:http://www.motoren-adachi.com
Photo &Text:編集部
アメ車マガジン 2019年 11月号掲載
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