探し求めたパーツはロシアにあった!日本初のグランドチェロキーが完成
EXTREME AMERICAN
2015y JEEP GRAND CHEROKEE SRT
2015y JEEP GRAND CHEROKEE SRT
「正直なんのクルマか分からない」。きっと誰もがそう思うはずだ。それぐらいに、劇的に風貌が変わった2015年型グランドチェロキー・SRT。実はこのパーツ、tamaさんがロシアで見つけ、苦労して個人輸入したものである。日本初となるグランドチェロキーロシアスタイル!?
誰もがグラチェロとは思えない姿に
tamaさんが、冬でも不自由なく乗れるクルマとして、15年型チャレンジャーに続き、2018年春に購入した15年型グランドチェロキーSRT。純正ではカラー設定がないため、迷うこと無くB5ブルーにオールペン。オールペンするにあたり、今までにないスタイルを模索していたtamaさんは、ネットで世界中の グランドチェロキー 用パーツを検索。
その中で目に止まったのが、レネゲード・デザインというメーカーから発売していたグリル&ダクト付きボンネット。ジープのアイデンティティをも取っ払った刺激的なデザインに一目惚れしたものの、問題はメーカー所在地が想定外だったこと。「まさかのロシアでした…。ロシア語なんて分からないし、本当にやり取りできるのか不安でしたけど、何とか写真通りのパーツが届きました(笑)」。
作業の関係で最初はグリルだけ装着したが、ジープの7本スリットが無くなったことで見た目は激変。後にボンネットを加えると、誰もグラチェロと言い当てる人は居なくなったようだ。
他に、ホイールは特注の
ワーク・エモーション
CR 3P・20インチ、ブレーキパッドもエンドレスの特注品に変更。ブリスク・スパークブラグやモパー・コールドエアインテークなどでチューニングも施し、遠出やレジャーでは主に
グランドチェロキー
を使用する。
グランドチェロキー
のカスタムが徐々に広がりつつある今、大きな試金石になるモデルだと思う。それにしても、B5ブルーの
グラチェロ
、かなりアリです!
このグランドチェロキーの大きな特徴であるのが、ロシアから個人輸入したレネゲードデザインのグリルとダクト付きボンネット。ジープのアイデンティティであるグリルの縦7本スリットを変更するという掟破りのデザインにより、右ハンドルと相まって、車種を言い当てる人は皆無。ボンネットのサイドダクトは、雨の侵入を防ぐ構造になっておらず、それが一番のネックと語る。
青いパーツがあるものは必然的に青を選ぶtamaさん。オイルキャッチタンクがまさにそれだ。エンジンヘッドカバーはブルーにペイント。ブリスクスパークブラグ、モパーコールドエアインテークでチューニングを施す。
ホイールはワーク・エモーションCP 3Rの20インチを、特注オーダーでセットする。キャリパーとホイールスポークとのクリアランスは、かなりギリギリの絶妙なフィッティング。
1973y DODGE CHALLENGER
2015y DODGE CHALLENGER SRT392
オーナー:B’PRO Corporation. 玉木(TamaOnline)さん
自宅ガレージにはリフトまでも完備し、工具類も充実。パーツの交換作業は、ここでtamaさん自身が行なっている。今回紹介するアメ車3台の他に所有する軽トラも青で、過去に所有していたクルマすべてが青という青マニア。tamaさんは、パーツの販売や輸入代行等を行なってくれるようなので、気になる方はみんカラなどでコンタクトしてみては?
■写真:古閑章郎
アメ車マガジン 2019年 10月号掲載
最新記事
2024/11/21
【シェビーバンG20】子育て世代にはミニバン !?いやフルサイズ一択でしょ!
これまでアメ車を愛用してきた者たちがアメ車から離れるタイミングで比較的多いのが、子育てが始まった時。何不自由ない広々車内に加えて維持費も安い2Lクラスの国産ミニバンへと乗り換えるのがセオリー。でもフルサイズバンって選択肢も意外とアリ!?
2024/11/20
【ビッグバーンモータース】築き上げた知識と経験が信頼の証。
創業37年。アメ車に完全にシフトして30年になる埼玉のビッグバーンモータース。創業当時から整備に力を注ぎ、その長い知識と経験を頼りにするオーナーは数多い。
2024/11/19
アメ車好きの父の密かな夢、最愛の娘とのツーショット
16年前に当時11才だった愛娘と一緒にアメマガに登場したオーナーさん。娘が大人になってアメ車に乗り、もう一度一緒にアメマガに…。そんな夢を胸に秘めていたオーナーさんの夢が遂に実現。
2024/11/18
どんな車種でも装着するだけで、気ままなクルマ旅が楽しめる!【OVERLAND SPEC OUTDOORS ROOF TOP TENT】
オーストラリアに端を発し、アメリカや日本を初め、世界各地でユーザーが増加しつつある「オーバーランドスタイル」。様々なアメ車を販売するスカイオートでは、OSO製品を各種取り扱い中だ。