アメ車率が再び増加中!令和初のクロスファイブ開幕
CROSS FIVE JAPANTOUR 2019
THE ULTIMATE CUSTOM AUTOSHOW
2019.05.19
CROSS FIVE JAPANTOUR 2019
THE ULTIMATE CUSTOM AUTOSHOW
19TH MAY 2019 PLACE:大阪府舞洲スポーツアイランド
大阪会場独特のお祭り騒ぎは2019年も大盛況!
ポートメッセ名古屋のファイナルとは異なり、舞洲特設会場を舞台にアウトドアイベントとして初夏の日差しを浴びながら開放的に楽しむ感覚が、どことなくお祭りに似た印象のクロスファイブ大阪。振り返ればスポコン、ラグジュアリー、ユーロ、スタンスと、
クロスファイブ
の中から最先端カスタムジャンルが生まれ、アメリカ本国のトレンドを日本独自のカスタムシーンに変化させていく姿に魅了された人も多いハズ。
ここ数年はスタンス系人気が高くアメ車が少ない印象だったが、2018年から再びアメ車率が高まり、2019年の大阪会場では60年代、70年代のビンテージモデルから、次世代マッスル系、常連のフルサイズトラック&SUVや圧倒的な台数で会場を沸かせてくれた
H2AJ
と、アメ車の勢いが再燃!
広島を初めとする中国地方からの遠征や、遠路はるばる鹿児島から出展する
覇王ホイール
など、全国各地からのブース出展が急増している所も特筆物。ちなみに2019年からミニフードフェスが加わり、地元大阪で通常は予約必須の有名店5店舗がエントランス横の特設会場に出展。
さらには史上初のトリプルクロスランプでライダーたちがエクストリームなエアトリックを披露するなど、令和初の大阪の陣は大盛況の幕開けとなった。
白人系フルサイズトラッキンカスタム&SUVを得意とするMDSからは、広島で開催されたREX で刺激的なバーンアウトを披露した羽室氏の愛車をはじめエレガントなカスタムが際立つエスカレード、スーサイドドアにアキュエアー着地スタイルと多種多様なエントリー。
もはや敵なしの圧倒的支持率を誇るアキュエアーブースの2台。シトロエンは剥き出しとなるフレームワークの造形美、グラマンは卓越したエクステリアカスタムに見入る来場者たちが続出。完全着地も特筆物。
鹿児島から出展する覇王は、2018年末のファイナル同様タンドラ&ジミーを展示。アテューロタイヤをはじめ、2019年の夏リリース予定の強靭で存在感抜群のフォルムに高さ調整機能を付けた牽引ヒッチボールのブルヒッチを持ち込む。ジェットやキャンピングトレーラーを牽引するアフレッシブな来場者たちの視線を釘付けにした。
血を浴びた様なアレンジで個性際立つワイドボディのチャレンジャーに30インチオーバーのキャンディーゴールドカラーで魅せるF150、4枚ガルウィングの300Cにオフロードスタイルとは異なるエッセンスでマイアミスタイルを貫くアンリミテッドなど、本国トレンドに独自のカスタムワークをプラスした個性的なエントリー車両たち。
ここ数年で増加中のマッスルカー&ホットロッドスタイル。F.A.S.T からは大森氏が長年所有する愛車グリーンウッドC3、そしてHAYASHIレーシングを履きこなすオリジナルボディのC3を筆頭に数か月前に誌面を賑わしたばかりのバーガンディーのチャージャーなどを展示。
数週間前に地元広島で初開催のイベントREX を終えたばかりにもかかわらずクロスファイブ大阪に参戦するフットワークの軽さ、そして4WD タホのローダウンやインパクト抜群のマフラー造型美など、エントリー車両の個性派カスタムが際立つジェットシティー御一行。なかでもワイドボディマスタングは見事なリムの履きこなしに称賛の嵐!
カスタムグラフィックス界の巨匠TMオートサービスからはアワード常連車両のシエラをはじめ昨年末にファイナルでお披露目されたサバーバン、誌面を賑わしたワイドボディチャージャーに、H3、BMWにGT-Rなどバライティーに富んだエントリー車両が並ぶ。
FMX & JUMP TRICK
ポートメッセで行なえなくなった現在、見られること自体が貴重となったジャンプトリック。2019年は開催1週間前に急遽トリプルランプを考案。事前練習とは真逆の風となった本番にもかかわらず、ライダーたちのパーフェクトなジャンプトリックで会場は大盛況! BMXとFMXライダーが3方向から交わるエアートリックに多くの来場者から歓声が上がった。
主催:株式会社クロスファイブ
HP:https://www.x-5.jp
PHOTO&TEXT★石井秋良
アメ車マガジン 2019年 8月号掲載
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