JLラングラーカスタム④ in SEMA SHOW 2018
LATEST JEEP
JL WRANGLER
CUSTOMS
in SEMA SHOW 2018
SEMA SHOW 2018
LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA OCT 30 - NOV 2,2018
エクステリアのヤレた感じと対照的なエンジンルーム
30年の歴史を持ち、様々な車種の吸排気系のチューニングアイテムをリリースするinjenテクノロジー。そのブースには、ラットスタイルに仕上げられたJLが展示されていた。追加したバンパーやプロテクションパーツ類はすべて錆塗装風に仕上げられており、ある意味ギャップが面白い。
街もオフロードもこれ1台でこなせる万能性を追求
コールドエアーインテークのブランド、AIRAIDのブースには同社の製品を装着したJLを展示。DV8のパーツに交換し、ホイールはICONをチョイス。タイヤサイズは35インチ。迷彩のボディがオシャレ。
ノーズブラの奥にかすかにインタークーラーが見える
ボンネットの先端やグリルカバー、さらには迷彩柄のシートカバーをラインアップするCOVERCRAFTのJL。実はデモカーには、RIPP社のスーパーチャージャーが装着済み。40インチタイヤを難なく回せる性能を持つ。
あのビルシュタインが遂にパスショックを発表
本格的なオフロードレースで高い評価を得ているバイパスショック。KINGなどがその代表的な存在だが、ビルシュタインもJL 用にバイパスショックを発表。ユーザーの選択肢が広がるのは非常に良い事で、期待が高まる。
吸排気系チューニングブランドもJLに熱視線
吸排気系のチューニングパーツを展開する、Volantブースには、グリーンの鮮やかなJLを展示。コールドエアーインテークはフィルターの寿命違いで2種類を設定。また試作品と思われるが真横出しのマフラーも装着していた。
ヘルキャットのエンジンを積んだモンスターマシン!
JKの時代からV8エンジンを搭載するカスタムは一般的だったが、早くもJLのコンバージョンが出現。しかも707hpを発揮するチャレンジャー・ヘルキャットのエンジンを搭載。いやはや、クレイジーな仕様。
見た目は比較的大人しいが足回りはしっかりカスタム
近年、知名度だけでなく装着車も増えているKING。KINGブースのJLには、もちろんKINGのサスペンションを装着。フロントはコイルオーバーに変更されており、なぜかスタビライザーのリンク部分にもショックを装着する。
発熱量が高いと言われるJLには必須アイテム?
ヒートリダクションボンネットやランニングボード、さらにはドッグケージなど、様々なアイテムをラインアップするOWENS PRODUCTSのJL。ボンネットは中央から空気を取り込み、左右の横から抜く仕様となっている。
各社の製品を組み合わせミリタリーテイストを強調
メーカーのデモカーは、どうしても自社ブランドで統一しがち。まとまりは良いが、愛車がデモカーとまったく同じなのは面白みに欠ける。このJLのように様々なブランドを組み合わせ、結果的にミリタリーな雰囲気を演出するのもアリ。
既存のシュノーケルとはまったく異なる独創的なカタチ
ボンネット上に突き出た多くのダクト。一見するとLEDランプでも埋め込んでいるのでは? と思うかも知れないが、実はこれシュノーケルの一種。ダストや雨、雪を取り除いてくれるのはもちろんのこと、流速も高まるので、エンジンにコールドエアーを送り込むことが可能。ぜひ製品化して欲しい。
装備の充実したサハラでルビコンを越える走破性を実現
サハラをベースに、圧倒的なストローク量を披露するために、サスペンションを徹底的にチューニングしたJL。前後共KINGのリザーバータンク付きコイルオーバーショックに変更。SWAYBARのアンチロックシステムも採用し、ルビコン以上のポテンシャルを実現する。
エクステリアパーツを中心に新製品を続々リリース予定
ブッシュワーカーなどと同じトラックヒーローグループのランページもJLを出展。ブッシュワーカーのフェンダーを装着しつつも、自社製品を組み合わせ個性的なスタイルを実現。Aピラー根元のLEDランプホルダーは、何灯もランプを装着したい人に最適。
愛車の鍵でロックができる画期的なセキュリティ用品
フルカスタムを施したJLをブースに展示しているが、実はBOLTという鍵メーカーのブース。愛車の鍵を差し込んで型を取ることで、自由に開閉できる自分だけの鍵を作ることが可能。比較的大きいのでヒッチやシャックルの防犯に使えそう。
ロシアのメーカーもJLに注目して自社製品をアピール
アメリカ製のオフロードバンパーとは少々趣が異なり、説明を読むと何とロシア・エカテリンブルクからはるばる出展。前後バンパーやアンダーガードをリリースしているが、いずれもなかなかのクオリティ。個人的にはカラードのアンダーガードが気に入ったが、派手すぎるだろうか?
豊富なバリエーションで様々なユーザーをカバーする
RANCHOブースには3台のJLが展示され、JLに対する力の入れようが伝わってきた。サスペンションキットだけでなく、マフラーやデフカバーなどもラインアップする。ちなみに青いJLはルーフやドアを取り外してあるだけでなく、ラゲッジにはサードシートが追加されていた。
装甲車のような物々しいGRUMPERが早くもJLに登場
バンパーとグリル、さらにフェンダーも一体となったGRUMPERフェンダーを装着。VICOWLというフロントウインドーカバーも加わり、まったく異なる雰囲気を漂わせるFab FoursのJLラングラー。JKでも発売されていたが、早くもJL用が登場。ちなみにタイヤはKYMERAで、サイズは40インチ!
XDシリーズの最新モデルXD139が早くも登場
日本ではMLJが輸入・販売を行なうWHEEL PROのブースでは2018年もニューモデルを展示。同じデザインであっても色でまったく雰囲気が異なるので、少なくとも2種類カラーバリエーションを設定し、バイヤーの反応を見るそうだ。
ピットを再現したブースにはKM3とJLをディスプレイ
BFグッドリッチにとって、お膝元とも言えるSEMAショー。屋外スペースにブースを設け、新製品の展示や世界観をアピール。協力会社が製作したカラーロゴステッカーは、ホワイトレターの代わりにブレイクしそうな予感。
日本で正規販売を待ち望むグラップラーシリーズ
NITTOタイヤのブースでは、ATとMTの中間的存在となるリッジグラップラーなど、各モデルを展示。SEMAショーに出展されていたJLのうち、何台かリッジグラップラー装着していたのも確認。今一押しのタイヤと言える。
アメリカでは新製品が登場日本への導入が待ち遠しい
日本ではオフロードホイールの認識が強いMKW。アメリカ本国ではMKW OFFROADというブランドで展開しており、2018年からロゴマークを変更。日本仕様もロゴを変えるか検討中とか。日本未発売のHOSTILも期待したい。
PHOTO◆TAKEO ASAI
TEXT◆RYO SORANO
アメ車マガジン 2019年 3月号掲載
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