憧れのアルコアチャレンジャーを履きこなすべく愛車C-1500にメス!?

ピックアップトラック

シボレー

C1500

アメマガ2019年2月号

EXCITING CUSTOM

年式相応のヤレはあえて「味」として楽しむのが気分!
OWNER:YUUKI HASEGAWA


CHEVROLET C-1500

CHEVROLET C-1500、シボレーC-1500

“ 個性”と“ こだわり”がCUSTOM をENJOY させる

南国リゾートでローカルが乗っているアイランドスタイルが目標!

 

年式相応のヤレはあえて「味」として楽しむのが気分!

2WDのC-1500をK-1500以上にリフトアップしてワイルドに乗りこなす長谷川さん。やれて然るべき部分へは一切手を加えずに味として楽しみながらも、車高の高さとアイランドスタイルだけは徹底して貫く男気が肝。35インチタイヤを履かせるためならDIYでのサンダー削りも躊躇わない。
 

CHEVROLET C-1500、シボレーC-1500
大阪の枚方市に長年の夢だったマイホームを建てた長谷川さん。残念ながら写真はないのだが、コレがかなりハワイアンな邸宅らしいのだ。ちなみに、撮影する一カ月前にはハワイへ旅行し、週末予定が空いていれば訪れる場所が大阪のハワイアンバーガーショップ「スターキーズ」と、とにかく南国リゾートの匂いがする場所が大好きな彼だけにそれも納得。


そんな彼が3年前に購入したのが1996年型のC‐1500。やはりクルマもローカルたちがラフに乗りこなしているピックアップを見たことがキッカケ。そして彼らが装着していたホイールがアルコア・クラシックで、15インチに肉厚タイヤを履かせたスタイルに魅了され、購入時点で装着されていた20インチホイールも悪くはなかったけれど、ローカルたちが乗るピックアップスタイルとは程遠かったことで仕様変更を決意。

だが、単に真似たのでは面白くないと、同じアルコアでもチャレンジャーに絞って探索。しかし5穴の10Jとなるとなかなかのレアアイテム。半ば諦めかけた矢先に某オークションに出品されているのを見て即落札。タイヤもBFグッドリッチMTの新作KM3ではなく、あえてKM2をセレクト。

現在では品薄となっているKM2ではあるものの、ラスト1セットをゲットして理想のボトムスを手に入れることができた。しかし、車高を上げずに以前より大きなサイズのタイヤを履かせたためにハンドルが切れないトラブルが発生。

ここまでやってふり出しに戻るのは勘弁とばかりに、サンダーで干渉部分を必殺仕事人の如く一刀両断! 初めてのサンダーに若干内股気味ではあったが、躊躇することなく切り刻む姿は非常に好感が持てた。不慣れなDIY作業にも臆することなく挑むことで、仕上がった時の愛車に対する愛着が湧くものである。


ちなみにこのアルコアチャレンジャー以外は派手な装飾は取り入れず、ありのままにとどめるところも現地のピックアップシーンを意識しての物。足し算引き算を理解したスタイルの追求は実に好感度が高く、リアルな南国ピックアップスタイルへと仕立てている。



バグガードを装着する以外、なるべくオリジナルを重視したエクステリア。わざわざ社外テールから純正品を購入して取り換えるというこだわり様。ボンネットのヤレは絶賛育成中。
 

RECARAステアリングにダッシュマット、そこへサラッとハワイアンな装飾を加える程度にとどめたインテリアも好感度高し!
 


購入当時からリフトアップされていたという足回り。タイヤ外径も合わせると7~8インチは上がっているのでは? 少なくとも筆者所有のジミー(4インチアップ)よりは車高が高かった。恐るべし二駆アゲ!!

ここに注目!! ”HOT” CUSTOM

35×12.5R15のタイヤをC-1500で履きこなす!

10Jの深リムアルコアチャレンジャー

リフトアップせずして履きこなすことのできない35インチタイヤに、10Jの深リムアルコアチャレンジャーを組み合わせて履きこなしているところがポイント。バンパーをサンダーで削って半ば強引にではあるが潔い!


■PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2019年 2月号掲載


関連記事

RELATED


心臓部にV8エンジンを搭載したモンスターアストロ

カスタムが盛りだくさんに施された珠玉の「作品」

【1997 Chevy C1500】90sハイテックを匂わせるクールトラック

NASCARトラックレース参戦モデルに相応しい5速マニュアル車をストリートカーとしてクールにまとめたC1500シルバラード。

【1994 シボレーC-1500】往年の王道スタイルが再び脚光を浴びる

454SSを筆頭に中古価格が急騰しているC/Kトラック。一世を風靡した王道ロースタイルも逆に新鮮さを感じ、再び脚光を浴びている。そんなC1500が移転リニューアルしたMSTオートモーティブで販売中だ。

全国的にも珍しいC-1500専門店 生粋のC/Kフリーク達が集う!【桂田板金】

90年代後半にアストロやカプリスと共に一世風靡を果たしたC/K。滋賀県は彦根市、琵琶湖湖畔からすぐのロケーションに位置する桂田板金。C K の専門店として2007 年より営業、現在はC K のプロフェッショナルとして注目を集めるまでに成長を遂げた。

【C1500 454SS】たかが230馬力?454SSの凄さは決して数値じゃ表せない

4年間の限定生産だったこともあり、もはや絶滅危惧種となっている、90年代を代表するハイパフォーマンストラックC1500・454SS。小さなボディに7.4ℓのビッグブロックを搭載した破壊力は、230馬力という数値だけでは決して表せない魅力がある。

 

最新記事


2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2025/03/29

【シボレー タホ】バンに乗りたかったのが一変、SUVを選択してカスタム

SUV

シボレー

アメ車に乗りたいと思うキッカケとしてはいくつかあるが、映画を見て影響を受けたという人は多い。紹介するタホのオーナーさんもそう。当初は劇中で使用されているバンにこころを奪われていたものの、SUVの良さにも惹かれてタホをセレクト。

2025/03/28

GMT400ラバーズが集う宴も2024年で10周年!【第10回全国C/K15祭り in 富士】

イベントレポート

シボレー&GMCのC/Kシリーズの中でも、GMT400プラットフォームベースの4thジェネレーション愛好家で構成される「シェビーC/K15オールドフェイスクラブ」による、毎年恒例の全国祭りが2024年も開催された!

2025/03/26

本国ドリフトシーンのトレンドを5世代目のマスタングでアレンジ!

クーペ

フォード

ホイール

ドリフトシーンのトレンドホイールであるRTRを第5世代マスタングにセットアップ!ネオクラシック×ドリフトスタイルで魅せる斬新なスタイリングに迫る!

ランキング


2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2018/11/20

映画『アメリカングラフィティー』の劇中車として、世界一有名なデュース・クーペ をオマージュ

ビンテージ

フォード

STREET ROD ECSTASY
1932 Ford 5 window