最強のガラスコーティングでフロントガラスを防御!【デュランゴの挑戦 Vol.76】
高硬度のガラスコーティング「BEACONコーティング」
DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】
世界で一台のマッスルSUV への道Vol.76
オールペン計画実行の前に、ちょっと気になる商品を発見。それが、スマートフォンのガラスを保護する高硬度のガラスコーティング「BEACONコーティング」。クルマのフロントガラスにも使えるようなのでやってみた!
飛び石を受けても傷がつかない硬度!?
デュランゴがご機嫌斜めでしばらく入院しておりましたが、amZ2018前に無事復活。本来ならオールペンした姿を見せる予定だったんだけど…。ま、焦らずやっていこうかな~と。
そんな折、気になる商品を見つけました。埼玉のららぽーと新三郷に「ジープbyバーキン」を限定オープン(2018年11月末まで)し、輸入車からアパレルまで発売するバーキンで、スマートフォン用の超強力な硬度を誇るガラスコーティング剤を発売しているのだ。その名も「ビーコン・コーティング」。
プロモーションビデオでは、施工したスマホを落としたり、ハンマーを上から落としてもガラスに傷ひとつ付かないなど、驚きの映像が流れている。これをフロントガラスに施したら、飛び石被害もなくなるのかな? 「飛んでくる石の大きさにもよるでしょうが、これまでにない強靭な被膜がガラス表面にできるので被害を防げます。
もちろん水滴はしっかり弾くので、本当にオススメですよ。耐久性も非常に高く、経年劣化はありません」。とは、バーキンの営業・小倉さん。 そんな素敵なコーティングを是非やりたいものだが、商品はスマホ用なのが気になるところ。
「現在はスマホ用しかありませんが、今後はフロントガラスやボディ全体などのクルマ用もラインナップする予定です。基本的に溶剤の量の違いなので、手間が掛かるかもしれませんが、スマホ用を複数個使えば問題ありませんよ」と。
ということで、スマホ用のビーコン・コーティングを6個提供してもらい、施工作業はお馴染みのピットインアクツさんにお願いしてみた。施工は特別な用具も不要で、誰でもできる作業。直射日光や風の影響がない屋内での作業が理想だ。 飛び石被害も過去にあったし、効果に期待しちゃいます!
フロントガラス用は発売前なので、スマートフォン用を6個使用して作業を行なっていく!
コーティング剤塗り込み→水拭きかけ硬化→拭き取りを3回繰り返す3層コート
① 比較のために施工前のフロントガラスに水を掛けてみた。水をキレイに弾いているとはいえない状態。施工後どうなるか期待。
② キットに含まれているアルコールパットでガラス表面の汚れを取る。しかしスマホ用では効率が悪く、スプレータイプを使うことになった。
③ 表面の汚れを取ったら、コーティング溶剤が含まれているパットでガラスに塗り込んでいく。揮発性が高いので作業は迅速に。2個使用。
④ 全体にコーティング剤を塗り込んだら、霧吹きを使って全体に水を吹き付け硬化させていく。2~3分放置。
⑤ 吹き付けた水を拭き取っていく。この拭き取りまでの作業が「一層」工程となり、三層コート(3回)することで効果が発揮される。
⑥ 一層コートで2個パック使用。これを2度繰り返し三層コートにしていくので6個使う計算だ。予備はないので慎重に。
⑦ 2度目(二層目)のコーティング開始。1度目と同じくガラス全体に塗り込んでいく。同様に2個使用した。
⑧ 一層目と同じくコーティング剤を塗り込んだ上に水を吹き付けていく。この時点で表面に付着する水の付き方が違って見える。
⑨ しばらく放置して水を拭き取っていく。これで二層が終了。その後もう一度作業を繰り返し、三層目の作業も終了。
⑩ 三層目が終わったフロントガラス。表面上は違いが分からないが、高い硬度のガラスコーティングが施されているはず。
FINISH 飛び石テストもしたいけど、さすがにやめておきます…
施工前と同様にフロントガラスに水を掛けてみた。施工前は水が不規則に残り、拭き取っても水跡が残っていた。しかし施工後はキレイな水玉が表面に付着して、拭き取りも面白いように水が流れ落ちる。
さすがに飛び石実験までやる勇気はないが、解説通りの被膜が出来上がっていれば多少の飛び石も防いでくれるはず。作業は1人でも可能だし、今後フロントガラス用が発売されれば、もっと楽に作業はできるかな。やっぱり、スマホ用サイズを何個も使うのは効率が悪いかな~。
BEACON コーティング
世界最高品質の浸透性高密度ガラスプロテクター
ワックスコーティング、ポリマーコーティング、有機ガラス系コーティング、無機ガラス系コーティングに続く、第5世代のガラスコーティングがビーコン・コーティング。塗装面を削らずに特殊コート剤を最新技術で浸透結合させ、微細な凹凸面を埋め込み塗装面を再生させて、ナノレベルの膜厚により透明感ある光沢を実現。
完全硬化後の硬度は10H以上となり、シリカ細胞が衝撃を分散して吸収するため、飛び石などの衝撃も防ぐことが可能。世界最高水準の耐久性を誇り、あらゆる条件下でも防護能力を発揮し経年劣化は起こらない。同商品に付属するキットの他、作業には溶剤を硬化させるために水を吹き付ける霧吹き等が必要となる。溶剤塗り込み、水吹き付け硬化、拭き取りの一連作業を3回行ない3層コーティングすることで最大限の効果が期待できる。
1999y DODGE DURANGO デュランゴの軌跡
埼玉県所沢市にある解体屋「T&Kインターナショナル」に持ち込まれたデュランゴを、当時所有していたアメマガ号アストロと強引に交換トレード。
エンジンこそ調子が良かったデュランゴだが、外装にキズも多く、内装もパーツが外されていたりと、一般に売られている車両と比べると程度は中の下。引き取り手がいなければ、今頃はスクラップになってたかも…。そんな状態だったデュランゴを日本一のスタイルにすべく、復活&カスタムをしていくのである。
作業協力 PIT IN AKUTSU【ピットインアクツ】
埼玉県戸田市美女木6-7-8
TEL.048-421-1787
FAX.048-421-1865
HP http://www.pitin-akutsu.com
アストロ&サファリオーナーズクラブは今ではすっかりお馴染み。他車種のオーナーズクラブも発足して、さらに活気づいているピットインアクツ。ワンオフパーツ製作など、オーナー目線で作る頼りになるショップだ。最近では格安で施工するフローマスターが大人気となっている。
■写真&文:相馬一丈
アメ車マガジン 2019年 2月号掲載
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