エコブースト2.3ℓのハイスペックダウンサイジングを組み合わせた理想系
アメリカン4×4を語る上では欠かせない。大きなエンジンに大きなボディ、タフでワイルド、たくさんの人と荷物を乗せての移動も快適、これからがアメリカン4×4最大の長所。まさにアメリカらしい世界観。今一度戯れたいアナタに贈る大特集。
ミニバン感覚で使える万能性と威風堂々の存在感が魅力!
3列シート7人乗りが昨今のSUVではスタンダード。そこにエコブースト2.3ℓのハイスペックダウンサイジングを組み合わせた理想系が、紹介する新型エクスプローラー。
Ford Explorer 2.3-litre Eco Boost 4WD
アメリカン4×4を語る上では欠かせない
1990年にブロンコの後継モデルとして誕生したエクスプローラー。フォードが日本から撤退するまでは正規ディーラーで販売されていただけでなく、国産SUVと同等のボディサイズだったこと、2代目と3代目モデルには右ハンドルがリリースされていたことなどが日本国内でヒットした理由である。
そんなエクスプローラーが革命を起こしたのが2011年のモノコック化である。それと同時にエコブーストが登場したことも特筆物。ラダーフレームの強靭な骨格にV8のパワフルなエンジンフィールがかつてのアメリカン4×4の醍醐味だったが、それらをあっさりと脱ぎ去ってオンロードからオフロードまでをスマートにこなすプレミアムSUVへのドアを開いた瞬間と言って良いだろう。
先陣を切ってモノコック化やダウンサイジングを進めた当時は良くも悪くもさまざまな反響を呼んだが、あれから7年の時を経た現在では硬派な4×4の代名詞でもあるラングラーまでもが2ℓエンジンを搭載するなど、エクスプローラーはある意味4×4の未来を見据えた先駆者だった。
シャープで先鋭な印象のヘッドライトにはLEDを採用。グリルとの一体感も見事で昨今のトレンドである存在感溢れるフロントマスクとしながらもアメリカンSUVらしさをストックする。
ベンチレーテッドディスクのブレーキシステムやモノコックボディにFF駆動の乗り味はもはや別次元。荒々しい走りよりも街乗り重視の設定。
2.0ℓから2.3ℓとなった新型エコブーストの直4直噴ターボエンジン。高速では加速時に少々物足りなさのあった旧型に比べ、体感できるレベルで大幅に改善されているのも特筆物。
欧州プレミアムSUVと何ら遜色のない上質な黒革レザーシートを採用する同モデル。サードシートはラゲッジ横にレイアウトされるボタンをワンプッシュで電動格納するなど嬉しい装備も充実。セカンドシートを倒せば完全フラットになり広大な積載スペースに。
マルチインフォメーションディスプレイに新たに加わった空気圧モニターやMy Ford touchモニター。さらには速度計の左右表示などをステアリングスイッチで多彩に変更できる機能など、最先端システムが惜しみなく導入されるインテリア。
デュアルサンルーフにバックカメラ、ナビゲーターなどで採用されたピラーの認証番号なども至れり尽くせりな装備の一つ。贅を尽くした装備がプレミアム感を高める。
そんなエクスプローラーの新車が元正規ディーラーで、現在もフォードの看板を背負い続けるフォード松阪で販売され続けている。ディーラー撤退で購入を迷っていた人はぜひフォード松阪へ足を運んでみてはいかがだろう。
■問い合わせ先
エフエルシー株式会社 HP:http://www.f-l-c.jp
フォード松阪 TEL:0598-56-5220
フォード岐阜 TEL:058-254-0330
フォード四日市 TEL:059-346-5322
■Photo &Text:石井秋良
アメ車マガジン 2018年 12月号掲載
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