価値観が同じ妻と共に、楽しむアメ車ライフ!

シボレー

ダッジ

インパラ

俺たちのアメ車ライフ

マグナム

アメマガ2018年11月号

価値観の共感こそ夫婦円満の秘訣


俺たちのアメ車ライフ
OUR AMERICAN CAR LIFE
American Cars & Married couple

50歳を節目に衰退するか、それとも進化するか!?

 

価値観の共感こそ夫婦円満の秘訣

年齢を重ねていくと、「若い頃は…」と言いがち。そんな言い訳を一切口にせず、ひた向きに磨きを掛ける。衰えるのではなく味を際立たせることこそ、思い描くライフスタイル!

価値観が同じ妻と共に、楽しむアメ車ライフ!

西川さんは、マグナムとスワロフスキーで装飾されたハーレーを所有しながら運送業を営む趣味人である。そんな彼を約5年の時を経て再び取材することとなった今回。当時は40代だった西川さんも現在は50代に突入。年月と共に年老いて当然ではあるが、再開して驚かされたのはその肉体である。当時のスレンダーな面影を一切感じさせないマッスルボディーでの登場に、まるで別人の様な印象を受けた。


聞くところによると「50歳を目前に、このまま老いてしまって果たしていいのか…」と自問自答する様になって肉体改造を決意。最初は様子を見ていた奥さんも、夫の本気な姿勢に感化されて肉体トレーニングに付き合う様になり、現在では月曜日から金曜日まで週5回のジム通いのほか、食生活の見直しなどで、ボディビルダーさながらの肉体へ進化したという。


夫婦共通の趣味は肉体トレーニングだけでなく、交際していた頃からお互いがハーレーをこよなく愛しており度々ツーリングへ。その集大成として夫婦でそれぞれがハーレーに跨ってのアメリカ大陸横断を敢行した際に、現地で見掛けたアメ車に魅了されたのがアメ車ライフの始まりだ。


シボレーインパラ、ダッジマグナム
アメリカンカルチャーのキッカケとなったハーレー。夫婦でハーレーに乗ってアメリカ大陸を横断中に目にしたアメ車に魅せられて現在に至る。時間を見つけては夫婦でツーリングを楽しんでいる。



月曜日から金曜日まで週5日ジムに通い、午前中に2時間ビッチリと体を鍛え上げているのだが、それだけでは物足りず、事務所兼倉庫でもトレーニングを欠かさない西川夫妻。100kgオーバーを軽々しく持ち上げるマッスルボディーは50代とは思えないパフォーマンスを誇る。



ハーレーが大好きでアメリカンカルチャーも大好物な夫妻にとってみれば、もはや必然的と言ってもいい、このライフスタイル。もちろん夫婦でのハーレーライフは今も現役で、定期的にツーリングにも行っている。ところで肝心のアメ車はというと、以前西川さんが愛車としていたマグナムはシェイカーフードに進化して奥さんの元へ。

新たに増車したインパラは彼と同い年でもある68年モデルだ。ちなみに愛用するオメガも同年代の物で、新しい高価な物よりも自分と同じ年に製造された物と共に、磨きを掛けながら人生を歩みたいのが西川さんのライフスタイル。長い年月をかけて劣化するのは当然の摂理。しかし磨きを掛けることでそれを〝味〟と捉えて魅力を増している。これぞビンテージの極意である。その延長線上に肉体改造も重ねているのだ。


実際、トレーニングを始める前は年齢相応だった身体も、本気で取り組むうちに目に見えて改善していき、今では一回り大きな肉体美へと鍛え上げられた。50年の時を経て経年劣化したインパラも同様、手を加えることで魅力を増して、普段乗りも快適にこなすまでにコンディションを改善。そんなライフスタイルに感化された奥さんと共に、アメ車ライフ、ハーレーライフ、ボディビルライフを堪能。

趣味や価値観のみならず生き方そのものから共感できることこそ夫婦円満の秘訣であり、お互いへの理解が愛を深める。さらにアメ車のみならず共通の趣味を沢山持つことで、夫婦生活をより豊かな物へ導いていると言える。

同い年のインパラはコンバーに限定して探し当てた一生モノ

1968 Chevrolet Impala

1968 Chevrolet Impala
1968 Chevrolet Impala
ウィルウッドのブレーキシステムとコルベットのブレーキマスターシリンダーで制動力を強化、その他アーバンガレージで念入りに整備されたエンジンはグッドコンディション!


1968 Chevrolet Impala
歩けなくなった父に桜を見せてやりたいとの思いで、コンバーに限定して探し当てたインパラ。内装にはアストロコンバージョンから継承されるウッドパーツが満載。


1968 Chevrolet Impala
1968 Chevrolet Impala
1968 Chevrolet Impala
7色に変化するイカリング付のカスタムヘッドライトもお気に入りのアイテム。ローライダーとかレストモッドとかジャンルにとらわれないのも信念。


1968 Chevrolet Impala
1968 Chevrolet Impala
1968 Chevrolet Impala
定番のワイヤーホイールにハイドロではなく、5スポークにホワイトリボン、ウィルウッドのブレーキシステムといったボトムスもポイント!


5スポークにホワイトリボン
ウィルウッドのブレーキシステム
 

OWNER 西川高広 さん

インパラの増車で、夫がコツコツ、カスタムしてきたマグナムを継承

2007 Dodge Magnum

2007 Dodge Magnum
2007 Dodge Magnum
以前登場した時と大きく変わる部分はシェイカーフード。モパー系マッスルテイストを盛り上げるアイテムの追加でステーションワゴンらしからぬ雰囲気に。




D~EUROホイールと漆黒のボデイは相性抜群。オトコっぽい印象のエクステリアとは裏腹に、明るい配色のレザーインテリアが女性目線でも好印象。取り回しも良くちょうど良いサイズ感がお気に入り♡


D~EUROホイールと漆黒のボデイは相性抜群


 

OWNER 西川愛さん


■Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2018年 11月号掲載


関連記事

RELATED


長男が憧れたハマーH2、助手席に乗った父と弟も一瞬にしてアメ車の虜に!

家族ぐるみで楽しむ夢のアメ車ライフ!
俺たちのアメ車ライフ
OUR AMERICAN CAR LIFE
American Cars & Parents and their children

20数年ぶりにアメ車に乗ることを決断したオーナーが選んだのは06年型マグナム

過去に数々の武勇伝を一緒に作り上げてきたガレージジョーカー小川氏の一声により、20 年ぶりのアメ車となる06年型マグナムを購入した野村さん。現在は、アメ車マガジンイベント「AMZ」でアワードを獲得するため、日々カスタムに励んでいる。

インパラ=ローライダーの常識を覆すモンスター!【シボレーインパラ】

59年モデルを筆頭に、60年代前半までのインパラといえばローライダーが主流。なので世間一般的にはそっちのイメージが強い。だが、その常識を覆すモンスター級のマッスルカーがここに!

ファミリーカーの在り方をミニバンが変化させた!【ラムバン&アストロ】

日本に限った話ではないが、今やファミリーカーのマーケットで、セダンは風前の灯と言える様な状況。紛れもなくその地位を奪取したのはミニバンで、流行りの言葉で言うならばゲームチェンジャーだと言えるだろう。

マッスルカーのアイコンでもあるシェイカーフードを取り付けた黒いダッジ マグナム

ダッジバンをはじめとしたダッジブランドの車両を幅広く展開する8282 STYLE。今後はこのマグナムやチャージャー、そしてマッスルカーにも対応していく。

 

最新記事


2025/04/02

C7に続きC8コルベットにも超絶ワイドボディ見参!

クーペ

シボレー

ボディワーク

アメリカを代表するスポーツカーである「シボレー・コルベット」。その流麗なシルエットをさらに際立たせるべく、ジャパンメイドのワイドボディキットを纏わせたフォルテ。

2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

2025/03/29

【シボレー タホ】バンに乗りたかったのが一変、SUVを選択してカスタム

SUV

シボレー

アメ車に乗りたいと思うキッカケとしてはいくつかあるが、映画を見て影響を受けたという人は多い。紹介するタホのオーナーさんもそう。当初は劇中で使用されているバンにこころを奪われていたものの、SUVの良さにも惹かれてタホをセレクト。

2025/03/28

GMT400ラバーズが集う宴も2024年で10周年!【第10回全国C/K15祭り in 富士】

イベントレポート

シボレー&GMCのC/Kシリーズの中でも、GMT400プラットフォームベースの4thジェネレーション愛好家で構成される「シェビーC/K15オールドフェイスクラブ」による、毎年恒例の全国祭りが2024年も開催された!

ランキング


2025/04/02

C7に続きC8コルベットにも超絶ワイドボディ見参!

クーペ

シボレー

ボディワーク

アメリカを代表するスポーツカーである「シボレー・コルベット」。その流麗なシルエットをさらに際立たせるべく、ジャパンメイドのワイドボディキットを纏わせたフォルテ。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2021/08/09

ノーマルモデルが多いラムバンはコンバージョンモデルは珍しい?

バン

ダッジ

ショップがイチオシするアメ車中古車を徹底試乗紹介
2003y DODGE RAM VAN

2025/03/31

究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。