今こそゲットしたいハマーH2。派手過ぎないのがスタイリッシュ。
カスタムのコンセプトに掲げたのは「やり過ぎないこと」。60年代のビンテージカーから巨大なモーターホームまで、あらゆるジャンルのアメ車を幅広く取り扱う、熊本の「ワッツ」。特にディーゼルエンジン搭載車には力を入れているが、エスカレードや今回紹介するH2のカスタムも積極的に行なっている。
2004 HUMMER H2
やり過ぎないレベルがキモとなるハマーカスタム
かつて、一世を風靡したハマーシリーズ。とりわけ「H2」は、ラグジュアリーカーとしての人気が高く、2010年の生産終了から8年が経過するが、今なお根強い人気を保ち続けている。最近は比較的手頃な価格になり始めたこともあり、夢だったクルマがようやく手が届くようになった人も多いのではないだろうか?
そんなH2をカスタムするのは、ビンテージカーからキャンピングトレーラーまで、オールジャンルのアメ車を取り扱うワッツ。カスタムのコンセプトに掲げたのは「やり過ぎないこと」。ノーマルのままでは樹脂むき出しのバンパーなどは、XENONのエアロバンパーに交換し、各部をボディと同色のホワイトにペイント。
H2のカスタムでは定番メニューとされるメッキアイテムを追加するが、ドアノブやガスキャップなどピンポイントに留めることで、ブラック×ホワイトのボディのアクセントとして効果的な役割を果たしていると言えよう。 インテリアに目を移すと、インパネやドアハンドル部分はウッド調に変更。
また、純正のエアコンパネルや4WDの切り替えスイッチをセンターコンソール内に移設することで、インパネ中央にはカーナビに加え、11インチのモニターをインストール。ナビを起動させつつDVDも楽しめるシステムを構築している。 ヘッドライトなどはLEDに変更し、スタイルだけでなく夜間の視認性も向上。見た目だけでなく機能もアップデートしている。
H2のノーマルでは樹脂パーツがむき出しになっている部分が非常に多く、そのままではオフロード色が強くなってしまう。そこで各部をボディ同色にマッチペイント。前後のバンパーはXENONに変更。
足元やサイドモール、テールランプ、Aピラー&ルーフレールをブラックに変更し、更にはピンポイントでメッキパーツを追加。これらの変更により、スッキリとしつつも引き締まった印象を受ける。
H2が新車で販売されていた頃は、まだまだHIDの全盛期。だが、近年ではLEDヘッドランプが主流になってきたこともあり、ランプユニットごとアッセンブリーで交換。フロントマスクのイメージを一新し、機能性や安全性も向上させている。
ホイールは、ジオバンナファミリーの中でもSUVをメインターゲットにしたGianelle designsの28インチをチョイス。タイヤはハイパフォーマンスな雰囲気を漂わせる、ライオンハートの325/35R28を組み合わせる。
エアコンや駆動システムのスイッチを、センターコンソールの中に移設。大胆な変更を行なったことでインパネ部分の自由度が高まり、11インチのモニターや7インチナビのインストールを実現。ウッド調のペイントを施すことで、外観に劣らぬラグジュアリー感を醸し出している。
WOT'S【ワッツ】
◆Location 熊本県熊本市南区砂原町329-1
◆tel:096-228-1666 http://www.wots.co.jp/
熊本の中心地から西に走ること約15分。熊本港に向かう県道51号線の北側に、ワッツはある。アメ車だけでなく、バスのように大きなキャンピングカーが店頭に置いてあるので、それを目印にすればまず迷わないだろう。
Photo ◆ Takeo Asai Text ◆ Ryo Sorano
アメ車マガジン 2018年 10月号掲載
最新記事
2024/11/21
【シェビーバンG20】子育て世代にはミニバン !?いやフルサイズ一択でしょ!
これまでアメ車を愛用してきた者たちがアメ車から離れるタイミングで比較的多いのが、子育てが始まった時。何不自由ない広々車内に加えて維持費も安い2Lクラスの国産ミニバンへと乗り換えるのがセオリー。でもフルサイズバンって選択肢も意外とアリ!?
2024/11/20
【ビッグバーンモータース】築き上げた知識と経験が信頼の証。
創業37年。アメ車に完全にシフトして30年になる埼玉のビッグバーンモータース。創業当時から整備に力を注ぎ、その長い知識と経験を頼りにするオーナーは数多い。
2024/11/19
アメ車好きの父の密かな夢、最愛の娘とのツーショット
16年前に当時11才だった愛娘と一緒にアメマガに登場したオーナーさん。娘が大人になってアメ車に乗り、もう一度一緒にアメマガに…。そんな夢を胸に秘めていたオーナーさんの夢が遂に実現。
2024/11/18
どんな車種でも装着するだけで、気ままなクルマ旅が楽しめる!【OVERLAND SPEC OUTDOORS ROOF TOP TENT】
オーストラリアに端を発し、アメリカや日本を初め、世界各地でユーザーが増加しつつある「オーバーランドスタイル」。様々なアメ車を販売するスカイオートでは、OSO製品を各種取り扱い中だ。